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福居 良のライブ・アルバムを聴きました

2021-04-04 | JAZZ
先日発売された福居良のライブ・アルバム
早速購入して聴いてみました。

「LIVE AT VIDRO ’77」 HRLP 220/221
  
1. MELLOW DREAM
2. SPEAK LOW
3. BODY AND SOUL
4. LOVE FOR SALE
5. MR. P.C.
6. MY FOOLISH HEART
福居 良 (p) 伝法 論 (b) 福居良則 (ds)
録音 1977年6月8日

1曲目の「MELLOW DREAM」の最初の1音で、ピアノのシングルトーンによる美しい響きが飛び出します。
ピアノ・ソロからトリオに移って行くに従いテンポが速くなって、ベースとドラムスの3拍子の1拍目が強調されて熱い演奏に変わっていき、途中ドラムソロを挟んでのダイナミックな演奏となっています。
また、3曲目の「BODY AND SOUL」は、中音部を上手く使い、強弱のメリハリを付けることで独特の響きを出しており、メロディアスなベース・ソロを挟んでの1曲となっています。
一方、左手のフィギアが特徴的な「LOVE FOR SALE」では、スピード感あるベース・ソロを聴くことが出来、続く「MR. P.C.」でも、最初からベースがフューチャーされ、リズミックな演奏へと続きます。
そして、最後は美しいピアノの響きが楽しめる「 MY FOOLISH HEART」へと続く全6曲です。
当日のプログラムがこのアルバムと同じ順に演奏されたかどうかは分かりませんが、曲順の構成も上手く並んでいます。

2枚組のレコードは、片面1曲のものもあり、全曲通して聴くにはターンテーブル上でとっかえひっかえしなければなりませんが、これがライブの間の様でもあり、特に苦にならず、むしろ程よい休みがあって、かえって集中して聴くことが出来ました。

レコードでの掲載は昨年の4月以来ですが、数少ない彼のアルバムは、今後もジャケットと共にレコードを大事にしていきたいと思います。

コメント
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