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私の愛聴盤 (第68回)

2015-07-31 | 私の愛聴盤
第68回はコールマン・ホーキンスの「ライブ」です。

コールマン・ホーキンス(Coleman Hawkins) 1904年11月21日 - 1969年5月19日  ミズーリ州セント・ジョセフ出身

スイング・ジャズの時代から第一線で活躍し、ジャズ・テナーのパイオニアとして多くの後進ミュージシャンに影響を与えています。
今回取り上げたのは後期の代表作の中の1枚で、ニューヨークのジャズ・クラブ「ヴィレッジ・ゲイト」でライブです。
メンバー人4人は、ピアニストのトミー・フラナガンと共にレギュラー・カルテットを組んで4年ということで纏まりも良く、ホーキンスのスインギーな快演を聴くことができます。

「ALIVE!」 VERVE V6-8509
  
1. ALL THE THINGS YOU ARE
2. JOSHUA FIT THE BATTLE OF JERICHO
3. MACK THE KNIFE
4. TALK OF THE TOWN
COLEMAN HAWKINS(ts) TOMMY FLANAGAN(p) MAJOR HOLLEY(b) ED LOCKE(ds)
録音 1962年8月13, 15日

アルバムは4曲が収録され、曲毎の合間にホーキンスのトークも収められています。
元来バラードの1曲目と4曲目は、比較的は速いテンポで演奏されています。
中でも注目は、2曲目の古い黒人霊歌「ジェリコの戦い」で、ホーキンスの圧倒的で何時にも増しての激しいソロと、メジャー・ホリーのハミングしながらのアルコ(弓弾き)が楽しめます。
メジャー・ホリーのアルコとハミングは、4曲目の後半でも聴くことができます。
一方、ソニー・ロリンズの名演でも知られる「マック・ザ・ナイフ」は、両方のアルバムでピアノを担当しているトミー・フラナガンのソロにも注目して聴いています。

このアルバムは、ソウルフルな音色でぶりぶり吹きまくるホーキンスのサックスと、ピチカート、アルコいずれもで存在感を示しているホリーのベースが引き立つ1枚です。
なお、CDには上記の他に、「BEAN AND THE BOYS」と「IF I HAD YOU」の2曲が追加されています。

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