掛井酒店

純米酒(日本酒)の話題を中心に、ドイツビールやワインなどの入荷情報、日々の出来事を発信します。

玉川 第一回呑み切り会Ⅱ

2011-10-28 06:30:03 | 出来事
木下社長のご案内で精米所を見学した後、蔵に戻り今度は、ハーパー杜氏のご案内で蔵見学をさせて頂きました。私にには、すでにもうお馴染みの風景に成っておりますが・・・(笑)。
先ず、蔵に入るとすぐ洗い場が有り、ここは米を洗米したり、浸漬(米に水を吸わせる)など他、道具を洗ったりするのに、使われる場所です。水色の四角い容器の下に有るのが、お米を洗米する機会「洗米機」です。
洗い場を抜けると放冷機・甑が在り、その隣にはモト場が在ります。木下酒造さんでは、もうすでに仕込が始まっています。まだ本仕込みには入っていないものの、モト場には3本の酒母(もと)が育成されている最中でした。生モト系のもとは、仕込蔵でモト立が行われます。
それを通り過ぎると、お酒を搾る場所が在ります。まだ醪搾機の出番はもう少し後でしょうか・・・・・。
その奥に仕込蔵が在ります。土壁に厚さがよく分かるショットを撮ってみました。30cmちょっと在るでしょうか。お世辞にも広いとは言えないスペースながら、今年の製造計画は今年も増石で600石位の様で、もう仕込蔵はパンク寸前。嬉しい悲鳴でしょうか・・・・
その後我々は、二階の麹室へ。
ハーパー杜氏がこの蔵に来た時は、現在放冷機が置かれている場所に小さな麹室が在りました。現在の麹室は3年前に造られ、21BYの造りから使用が開始された、ハーパー杜氏の意見を十分取り入れられた念願のスペースなのです。
てな事で、巻き気味(笑)での蔵の説明が終了し、今度は場所を変えきき酒・懇親会と言う事に成ります。