おもしろい話に出会って。
ある時代の、世界は、経済不況の中、ある料理屋さん、引きも切らずの繁盛で。
というのも、その親父さん、世界のことなんか、全く興味も関心もなく、だな。
自分の仕事に邁進していた、ということだ。
ところが、ひょんなことから、世界の、経済の状況を知ることになり、こりゃ大変だ。
と、仕入れを見直し、とか、いわゆるコスト削減みたいなこと、始めたのかな。
すると、お客さんの足も遠のき、やがて、潰れちゃったそうだ。
出来過ぎのきらいもあるけれど、そういうことなんです、ちゃんちゃん、ってね。
未来は自分の思い描いた通りになる、という証左だ、なんて話だ。
この物語をどのように捉えるかは、それぞれだよね。
私は知らないことを知っている、という有名な、誰だっけ、ソクラテスか、なんて言い回しもあるし。
知る、ってのは、なかなか厄介なものだな。
この3年間の自分を見ているようでもあり。
いわゆるパンデミックと呼ばれるものからの始まり始まり、ってなもんだ。
おおよその枠組みは、わかった気になっているけれど、その流れで、会社の中にも混乱がもたらされ。
だな。
細かい話は割愛するけれどね。
例えば、オリンピックやワールドカップやらが、一つの物語の中で構築されていたわけで。
それらの本質が、少しずつ、明らかになってきている。
そんな中で、未来をどのようにとらえるか、というとまた、わけわかんない話になっちゃうかな。
できることは、目の前に立ち現れるさまざまなことをただ、受け止め、受け入れる、と。
そうだ、わが走りに似ているな。
それは、オリンピック的なるものではなく、つまり、昨日より早く、誰よりも早く、ではなく。
もっと早く、もっと遠くへ、なんて具合ではなく、だ。
カラダとの対話、会話、共感、慈しみあいとでも。
何処かから借りてきたフレーズではなく、自分オリジナルな、ってわけだ。
ここらあたりの話については、to be continuedということで。