と言ったら、ほんとですね、と返ってきた。
のが、久々のジャズバーのマスター。
若い頃、あれほど勇ましく傍にも迷惑もかけ親を泣かせもし、なのに、コロナ禍自粛引きこもり、というわけだ。
もっとも、そこはライブもやっているようで、何よりですが。
とはいえ、その世代と言っても、どうだろう、すでに齢、70を超え、ちょっと昔なら。
姨捨山へいきましょうか、と肩の一つも叩かれる年代か。
今では、さ、高齢者からワクチン接種の列に並んでくださいね、密になっちゃダメですよ。
くらいの会話の主人公でもあるか。
は、ともかく、ビル・エバンス、ピアノね。
よかったな、Walts for Debby、っての、そのオリジナル盤だそうで。
相方が、なにせ、LPレコードを1300枚、集めてる、って人間なんで、そこでの会話が弾んでいたな。
いたな、ってのは、僕は知らないので蚊帳の外、って風情。
今、巴川を眺めたら、いつもの女史が向こう岸を走っていった。
腕の振りもいいから、あれは、180spmくらいの数値だぞ、とか、我が身に引き比べての鑑賞をしちゃったよ。
ジャズ繋がりだけど、相変わらずのベートーベン、ピアノソナタの15番(田園)、この間、ふと、これ、ジャズだな。
と思った瞬間があって、このところ、それを聴いている。
それにしても、楽聖が世をさり、300年くらい経つのかな、で、その手になる曲を弾く。
これ、面白いな、と。
楽譜でも残されていて、それを、なんだろうか、それにしても、それぞれの解釈、感覚で、だから。
同じ15番でも、みんな違っていて、金子みすず、じゃないけど、みんな違ってみんないい、ってわけだ。
そうだ、来週は大学での、「働くことと生きること」というお題での講義だ。
この大層な課題ゆえに、なかなか、考えがまとまらず、難儀しているところ。
今日も、この後、パワポに描き込み、って算段なんだけどね。
いつもしないことをする、というのは、とてもいいことなんだけど、その道中は茨の道、だな。
忘れてた、いきなりだけど、平将門(たいらのまさかど)、大手町に将門塚があるんだよね。
1000年近く前か、東北南部から北関東にかけて武門を極め、時の朝廷も脅かす、という存在。
が、大和朝廷、たしか、藤原のなんとかさん(秀郷だったか)に討ち取られ、首は江戸、東京まで飛んできた。
という超弩級の、パワフルな御仁だそうだけど、ご当地、静岡の掛川に、十九首塚があるらしい。
将門はじめ一門の墓となっているのか。
どうやら、十九首(じゅうきゅうしゅ)、という地名もあるようなんだよね。
素人郷土研究家としては、さっそく、訪ねるしかないな、キーワードは縄文・蝦夷だな、きっと。
というわけで、パワポに向かいます。