昨日、ブログを書いている時、外から聞こえてきた。
のが、表題のごとくで。
何月頃だったか、びわが実をつける木が、ベランダと巴川の間にあるんだけど。
そこで、枝を、たまにゆさゆさと揺すぶりながら。
鳴いていたんだ。
春は名のみの、なんとやら、という「早春賦」というらしいけど。
「馳走」さんの女将さんが、お好きな歌の、なんだったか。
昨日、レクチャーを受けたんだけど、忘れました。
とにかく、春とはいえ、まだ、寒いよね、ってのが。
ほらほら、男性を誘う、ラブソングを歌うウグイスだって、まだ、上手に歌えないでしょ。
くらいの歌かな。
ところで、わが家と会社の榊がね、緑青々、ってのか。
枯れません。
こりゃ、驚きでね。
会社のほうは、小芝神社の宮司さんにいただいたので、そのうちの一本は。
去年の夏かな、その時のだからね。
自宅の方は、母親が切ってくれたもので、これは、まだ、何ヶ月ではあるけれど。
いずれにしても、毎朝、元気な榊を眺めるのは、素敵でね。
というのも、以前の事務所では、どうしても、片方が枯れるのが早かったりね。
エアコンの風があたるからだよ、くらいで、済ませていたんだけど。
その場の空気、というかね、人間、生きてりゃ、さまざまな思いを吐き出すわけで。
それが、なんの加減か、滞留して、というのも、考えられるからね。
毎朝の榊で、場のエネルギーの健やかさを測ってもいて。
僕の知り合いの、浮かれ街の女史は、開店前、ホワイトセージ、ってやつに。
火をつけて、お店を一回り燻すからね。
よく、看護婦さんなんかが、手術のあと、とかに、使うんだ、なんて。
以前、聞いたことがある。
除霊浄霊、ってわけだろうけど、除いたり、浄めたり、霊について、しちゃう。
ってのも、実のところ、僕の中では、おいおい、って感が、あるけれど。
浮かれ街での、除霊なんてのは、実にわかりやすく。
早い話が、前の晩、飲みたわけ、職場なんかの憂さを置いていった。
その思いなんだろう、とも解釈でき。
なので、浮かれ街のおなご、ってのも、なかなか、身を律するのは大変なんだよね。
あいつは、尻が軽い、落ちやすい、なんて言葉、あるけど、ね。
ラブソングを歌うウグイスにね、いつだったか、スタンディングオベーションをね。
したくなっちゃったことがあって。
あれは、竜爪山に向かう途中の、神社、穂積神社だったな。
あそこへの途次、両脇からの歌声が素晴らしく。
僕がオスのウグイスなら、まちがいなく、ついていっちゃったんだろう、くらいのね。
そんなこんなで、春は、名ばかりかも、だけど、ひたひたと近づいているのです。