まわりで起こっていること

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「だっちょうよ」軍団

2014年03月04日 | Weblog
表題の方言は、どこの言葉か。

駿河オリジナルなのか、どうか。

そうらしいね、そんな噂だよ、みたいなことを、そうだっちょうよ。

と言うんだね。

って、最近は、聞かないので、ほとんど、僕と妻の会話にしかでてきませんが。

だれかが言っていた、とか、みんな言っている、とか。

なんだっけ、壁に耳あり、障子に目あり、だったか。

とにかく、だれかが、どこかで、噂している、という風情がね。

ある共同体ができたときには。

しかも、その中で完結してしまっているような、ね、噂話ってのは。

魔力を持って伝わり。

一座の空気を、おも苦しくもし、軽々しくもし。

ってのを、例の、大本営発表なんてのは、国全体でやっちゃったわけで。

三遊亭円生の弟子、カッコ破門、というわが川柳川柳さん。

高座で、戦争の流れを軍国歌謡を羅列し、って、自分で歌うんですが。

勝っているときは、威勢のいい軍歌で、だんだん、戦局が負け戦に傾くと。

うみゆかば、みずくかばね、みたいなどよーんとした歌になり。

なんてことを、名調子で話ていたけどね。

っていっても、CDですが。

この川柳さん、師匠の家の前で、だったか、玄関で、だったか。

◯◯コをしちゃって、それで破門、ほんとは、もう少し違った意味もあったらしいけど。

という、ま、お酒と歌の好きな噺家さんなんですが。

弟子に、たしか、なんとか、つくし、という女性がいるんですね。

ほんの短い期間だけど、僕は、彼の追っかけをやって。

浅草、新宿、上野、と三回、寄席に行ったことがある。

あれ、だっちょうよ、だったね。

噂によって、人は縛られ、動きはぎこちなく、やがて、タブーになって。

さらにいくと、それ、人間としてやらないでしょ、普通、なんて言い方にもなるくらい。

当たり前化しちゃってね。

知らぬ間に、自由を奪われていく、という構図ですね。

鎖やらなにやらで、それこそ、自由を奪われている姿が見える化するといいんだけどね。

だれにも見えなくて、自分で自分を縛る、というね。

これね、ほんとに、めんどくさいね。

とはいえ、ぼくのなかにも、いまだに、残り火のような感じで、くすぶっていて。

たまに、顔を出すけど。

だいたい、そんなときは、笑い飛ばしちゃいますが。

そうそう、昨日の、コメントの、おたく談義、お読みになった方もいらっしゃるかも、ですが。

あなたとわたし、という区分けでなく、おたくさぁ、って切り出す関係ってのは。

おもしろいね。

なんだろう、截然と切り分けている、んでもなく、一心同体でもなく。

そこの空気感ってのは、なんだろう、おまえもおれも一緒やん、というね。

ひょっとしたら、人間関係の新局面を、切り拓いてくれるのかもしれない、というね。

ものすごく、むりやりつなぎ、みたいな。

あの、左脳が損傷した、女性脳科学者の、ジルボルト・テーラーさんね。

右脳だけでいた時に、なんていう至福か、と。

つまり、裁判官にして検察官である、左脳から解放された、というわけで。

他人ともモノとも、区分けする機能が壊れたことによって。

彼女の至福感が手に入った、というね。

だから、親鸞は、愚禿親鸞と言った、ということにもつながりね。

そんなわけで、突然ですが、本日のブログ、終了です。



コメント
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