まわりで起こっていること

since2004.12「糠漬け初心者」

鑑真和上

2008年07月20日 | Weblog
 若葉して

  おん目の雫

   拭はばや       芭蕉

元禄元年に、唐招提寺へおまいりしたときの句。

この12日からはじまった、県立美術館の鑑真和上展へ、母とともに行ってくる。

西暦の750年前後に、鑑真和上は、7回だったか、中国から日本へ、禁を犯して、渡航を試みる。

その挙句、弟子をうしない、わが目の光をうしない、やっと、日本の鹿児島へ着く。

仏教を伝えようという思いの強さは、すさまじいものがあったわけだ。

なんなんだろう。

そんな、大僧正を、1000年くらいして、芭蕉が、冒頭の句に、詠んだ。

754年には、聖武天皇に授戒してるんだよね。

旧い戒を一切すてて、あらたに授戒、なんて書き方してあった、年表には。

そのころを境に、神から仏へ、切り替わっていったんだろうか。

仏の教えによって、国を、民を安寧に導く、という。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする