奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

淡々と

2014年10月15日 | 晴耕雨読
 台風一過の晴天とは行かず、微妙な曇天の一日でした。
キュウリ畑の巡回から始めて、玉ねぎの草勢回復に液肥を散布し、早速、カボチャの播種に取掛りました。昨日、土を入れたポットを用意しましたので、280粒を淡々と播種して午前を終えました。また、昨夜から浸水した種を新たに保温器に入れました。
どうやら、浸水直後に播種するよりは、まる1日保温器に入れた方が発芽率が良いようです。
  
 ランチ前に食糧の買出しに出掛け、大目に野菜を買って帰宅しました。台風害は、野菜の高騰を招きますので台風19号の後の各地の農家の被害が気になるところです。

 午後の予定は、秋カボチャのほ場の台風害の補修、倒木や落木の処理から始まり、剥がれたマルチ2畝を2時間ほどかけて修復しました。また、台風で飛散したCDやペットボトル風車を回収し、倒伏したソルゴーの刈倒しも行いました。昨日にも似たような徒労感でしたが、「百姓の千時間」の思いで修復作業は終わりました。週末には1回目のえびすカボチャの定植になると思います。
ただ、台風の多い年は、山に食べ物がなくイノシシ害が増えます。早速、招かざる客の侵入跡がありました。
  
 2度の台風の襲来で、今後の作業日程は大幅に変わります。
ズッキーニ栽培は断念し、用意した畝には育苗中の玉ねぎの定植を行います。また、好天が続けば、エンドウの定植準備とパッションのビニールハウスの設置に取掛ります。春カボチャの準備も近づいてきました。
季節は待ってくれないのです。