奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

2回目の播種とカラス対策

2014年10月07日 | 晴耕雨読
 夜中に寒さで目覚め、長袖を着て再び眠りにつき、先日までのうだるような暑さが嘘のような季節になりました。渡り鳥のサシバの飛来が日に日に増え、上空で颯爽と飛行する姿は、短い奄美の秋を象徴しているかのようです。

 いつものパターンで、玉ねぎの散水から始まり、本日は発芽したカボチャの根じめの散水を行いました。根じめと言うのは、発芽時にポッカリと空いた株元の土を、散水によって埋めることを言います。
散水を終わるとキュウリ畑に、台風で傷ついたキュウリは、一気に草勢が弱くなってしまいました。明日は液肥による追肥を考えています。
  

 本日の計画は2回目のカボチャの播種、450粒の種を、昨日土詰めを終えたポットに淡々と播種をして早々に終わりました。1日、保温器に種をいれて出根を観察しましたが、半数以上が出根していて、これと言った未発芽の確信には至りませんでした。
播種を終えるとJAに出掛けて注文したカボチャの種を受取り、Mさんに返して午前を終えました。

 午後は、マルチに悪さをするカラス対策で、畝にトンネル支柱を設置し、トンネル支柱にCDをぶら下げ、さらには、支柱間にテグスを張りました。途中、支庁のFさんが来畑して、台風の被害状況や取組んでいる作物についての雑談を行いました。
週末に接近する台風19号が、傷んだ作物に更なる追い討ちをかけなければと危惧するところです。
  

 1回目に播種したカボチャは来週15日頃が定植期、そして1週間遅れで2回目、3回目の定植になると思います。台風の接近がないことを祈るばかりです。