奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

カラスとの戦い

2014年10月08日 | 晴耕雨読
 今年最強の台風19号が刻々と近づいていて、進路がオンコースで、まともに来るのではと危惧しています。台風の予報は、過去の進路などのデータをスーパーコンピュータで計算し、的中率は70%ぐらいと聞いています。残り30%を神の領域にすがるしかないのかも知れませんね。

 自然は人智の及ばざる世界、それでも人智を尽くして天命を待つが心境で本日も奔走しました。
玉ねぎの散水を終えると、昨日の続きで、キュウリとズッキーニのカラス対策を行いました。マルチを観ると日毎にカラスの悪戯が増え、おそらく、定植後は苗の悪戯をするのではと危惧しています。まったく、農家泣かせの余計な作業です。
  

 CDの取付けが終わると、台風18号で剥がされたマルチの補修を行いました。マルチは一部が剥がされると、そこから風が入り、1昼夜で全てのマルチを剥がされた経験があります。
ズッキーニのマルチの補修を終えると秋カボチャのほ場に、マルチの補修をしながらふと見渡すと、新たなカラスの悪戯が散見され愕然としました。カラスは、CDが無害だと言うことをすでに学習している様子で、敵ながらあっぱれの一語です。

 さてさてと、帰宅してインターネットでカラス対策を調べ、お灸をすえる方策はないものかとあれこれと策を練りました。取敢えず、ネットでトラップ(ワナ)を3台とパチンコ、デコイのカラスを注文しました。トラップは殺傷力がなければ法的に許されていて、パチンコやデコイは危険のメッセージを送ろうと思っています。最終兵器はエアーガンかなと思っています。
地上はイノシシとネズミに、空からはカラスにと悠々さとは程遠い奄美の農業です。

 本日は月例の墓参の日、墓地から浜に降りると、台風の波に変わっていました。