美保の厨房日記

アルバトロスの日常に起こる小さな変化

レモン風味アーモンドタルト

2006-12-31 00:54:00 | 仕事
なんの変哲もないタルト。

華やかさを一切無視し、味で勝負。

こういう、お菓子や料理が好みです。

もちろん、うちの料理もそういうところを
意識しています。

ただ、センスは抜群なものがいいです。

なんの魅力のないものは、やはり駄目です。

見た目で、誤魔化されず
計算し尽くされ、尚かつセンスがあり
美味しいものが、いいですね。

マルケージが、ヌーベルキュイジーヌと評された
ああいう料理に私は惹かれます。

このタルトは、まさにそうだと思っています。

パート・シュクレ(タルト生地)にちょっと小麦粉が
入っているだけで、
後は、殆どがアーモンド。

アーモンドの香ばしさに、爽やかに感じるレモン
そしてバターの濃厚さ。

それだけです。

今、お店には作ってありませんが
テイクアウトで頼まれたので
作りました。

また、近いうちに作ろうかなぁ。
自分用にでも。
焼いている匂いに、いつもやられるんだ。
香ばしくてね。