土木技術者が撮った中南米の「光りと影」の写真 及び 他国風情

 約22年間の中南米赴任中に土木技術者の視点から撮った写真。開通前のパナマ運河に架かる第二アメリカ橋は圧巻 & 他国事情

アマゾン河の都市イキトスへの行き方①(プカルパ経由)

2008-12-16 00:06:16 | ペルー
 イキトス市はアマゾン河河口から約3,700kmのペルー側の終点都市で熱帯雨林の中にあり陸の孤島です。その行き方は①空路及び②航路です。陸路はありません。この写真は①空路の拠点リマ国際空港ホルヘ・チャベス空港です。国内線は主として写真の左側の1階部分です。その他の1階部分はイミグレーション、税関、到着ロビー、近隣国国際線出発ロビー及び航空会社のカウンターです。2階が主として国際線用に供用されています。出発便、到着便やそれに伴う時刻や搭乗口が変更するのはここ中南米では日常茶飯事です。理由は限られた機材(飛行機)を有効利用しているからです。


 他方、②航路はアマゾン河支川の港湾都市経由で行けます。その一つのリマから空路で約1時間、及びこの写真の様な陸路をバスにて、途中に5,000m超級のアンデス山脈を越えて約20時間でプカルパ市まで行き、そこから航路になります。


 空港には3輪車のモトタクシーが客待ちをしています。この写真が目抜き通りです。殆どが3輪車で、車やバイクはあまり見当たりません。熱帯雨林地帯なのでスコールの時は屋根に巻き付けたビニールを垂らし雨避けにします。普段は暑いので開放的なこの状態です。


 このような種類の鳥はペルーの至る所に見かけられます。リマの野鳥専門店では色とりどりの小鳥のインコは無数に売られております。

 
 「ふくろう」とは熱帯雨林の鳥類なのでしょうか。リマの野鳥専門店では決してお目にかかれません。熱帯ではなく降雨がある森林地帯には時々見かけられます。イキトスではお目に掛れませんでした。


 アマゾン河の支川でマチュピチュ遺跡の前を流れているウルバンバ川もこのウカヤリ川に注ぎこんでいます。桟橋等の昇降・係留施設は一切無く船を岸に横(縦?)付けし足場板を渡し荷物の積卸作業をします。貨物と客室兼用です。客室は大半がハンモック式寝床でイキトスまで約3泊4日の旅です。旅行会社には船内の環境が良くなくお薦めできないと言われました。

 重量物はクレーンにて積込みます。

 
 イキトスから約800kmと聞きました。東京から広島位の距離でしょうか。ここでも川幅が約100mあり、現在陸に横付けしている船舶は満潮=増水時にイキトスへ出向します。



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