土木技術者が撮った中南米の「光りと影」の写真 及び 他国風情

 約22年間の中南米赴任中に土木技術者の視点から撮った写真。開通前のパナマ運河に架かる第二アメリカ橋は圧巻 & 他国事情

中南米への中継点マイアミ

2012-02-06 23:21:10 | U.S.A(NY,LA & Others)
 アメリカ合衆国における、ハワイと並び、最大のリゾート都市と言えばマイアミです。

 一年を通じて温暖な亜熱帯気候で過ごし易く、社会的地位を得た老若男女や、

 ハリウッドスター、スポーツ選手等アメリカンドリームを勝ち得た者が

 誰でも憧れ、誰でも夢を描き、そして住み着く街です。また、

 キービスケーン、バル・ハーバーやコーラル・ゲーブルズの落着いた豪奢な住宅街、

 ココナッツ・グローブやシティーの高級商店街やキューバからの移住してきた人々が

 築いた、居ながらにしてキューバの雰囲気を味合えるカーゼ8(Calle 8)=8番街 等々 
 
 観光客にとっては飽きない景色や風情がここには沢山あります。

 また、 

 大西洋に面した約16kmに及び高級ホテルが林立する白砂青松のマイアミ・ビーチ、

 マイアミ南部に位置し、今でも野生動植物と共存する大湿原地帯の

 エバグレーズ、そこから通じ、キーラーゴから始まり、アメリカ本土最南端の街

 キーウエストまでのオーバーシーズ・ハイウエイでつながったフロリダキーズの島々。

 ここは42橋が架けられ、その橋の中でも特に有名なのがセブンマイル・ブリッジ(橋長約11km)です。

 ここもまた観光客を魅了して止まないスポットです。


 
 マイアミ空港は中南米やヨーロッパへ旅行するハブ空港であり、

 米国でも1,2を争う旅客数の多い空港でもあります。

 空港からマイアミビーチの南岸(サウスビーチ)までは車で約20分で行きます。

 そこは1930年代から流行ったパステルカラーとネオンに彩られた

 アートデコ特有の建築物があり、レストランやカフェテリアが歩道にせり出し

 アメリカン・ドリームを勝ち得た特権階級のトロピカル・ヘブンと

 なっています。 サウスビーチは、オーシャンドライブから始まり、一年中

 観光客や高級車で乗り付けるハリウッドスターを見ることができます。

 また、近年は映画、ファッション誌やテレビドラマ等を通じて

 世界中に知られるようになり、以前よりまして

 大勢の上品な観光客で賑わいを見せております。

 


 マイアミ市街地は今でも湿原地帯です。
 湿原地帯を開発し現在のシティ・ビューティフルと呼ばれる
 グレーター・マイアミが建設されています。

 もうすぐマイアミ国際空港へ到着です。
 空港も湿原地帯を埋立て建設されました。

 マイアミ国際空港のエントランスです。

 国際空港前の駐車場です。万国旗が掲げられ、周りは
 亜熱帯気候の植物が咲き、一年中暖かな気候です。

 24時間眠らない空港内は明るく年中クーラーがきいており
 中南米やヨーロッパへの観光客は高価なホテルには泊まらず
 ここで仮眠をとっています。

 同上。レストランは解放されここで仮眠をします。

 空港のエントランスにはテレビキャスターが見られます。

 同上。

 中南米やヨーロッパへの便は最終到着地を朝に設定しています
 ので、大体21:00以降の出発となります。
 また、マイアミに着く飛行機も朝に設定されており、到着後出発までは
 約半日以上の待機となります。

 空港から夕陽を見ています。

 同上。

 空港からマイアミビーチへはフリーウエイを通ります。
 市街地にはビスケー湾が入り込んできています。

 同上。

 同上。

 同上。サンドラ・ブロック主演の「スピード2」はマイアミからの
 カリブ海クルーズ船が舞台です。まさに同じような船があちこちに見られます。

 同上。

 同上。

 ビスケー湾上には5つの橋が架けられビーチにつながっています。

 同上。

 ビスケー湾にある中の島。
 アメリカンドリームを勝ち得た人たちが暮らしている別天地(別世界)です。

 同上。

 同上。

 ビスケー湾を挟み中の島とビーチを見ています。

 ビスケー湾からマイアミ市街を見ています。

 マイアミビーチに入ってきました。
 高級車のレンタカー屋です。

 オーシャンドライブの始点からマイアミの市街地を見ています。
 この右側がオシャンドライ=海岸通りです。

 上記から南側を見ています。
 高層マンションが建ち並びます。

 さぁ、オシャンドライブを歩いてみましょう。

 1,930年代から造られたアールデコ調の建物です。

 同上。

 同上。

  同上。

 同上。

 同上。

 同上。

 同上。

 同上。

 同上。これは飾り物の古き良き時代の車です。

 同上。運転手は人形です。

 同上。

 同上。

 同上。

 ヤシの木と向こうの緑地帯の間も砂浜になっています。

 上記は幅約50m位あり、ビーチバレー場となっております。

 緑地帯を超えると、そこは広大なビーチです。
 幅は約100m位あります。

 白砂の美しい海岸です。
 多分に人工で砂浜を拡幅したものと考えます。

 同上。カメラを少し右に(海方向)振りました。

 同上。遠くを望遠で見ています。
 ここからホテルが建ち並びます。

 同上。

 同上。波打ち際です。

 同上。

 同上。

 同上。大西洋のきれいな海です。

 同上。

 同上。

 同上。

 同上。

 マリーンスポーツも盛んです。

 この女性は目に留まりました。
 上品な装いでビーチチェアに座り
 一人でカモメに餌を与えておりました。

 アメリカンドリームを勝ち得た人でしょう。
 でも、寂しそうな感じがしました。

 一羽のカモメも寂しそうに見えました。

 

 

NYC 「エンパイア・ステート・ビルディング」からのパノラマ眺望

2009-04-16 22:50:54 | U.S.A(NY,LA & Others)
 「タイトルが中南米なのに何でニューヨーク?」と思われる方の為に下述と重複いたしますが説明をします。中南米の西側諸国は日本からだと主にロスアンジェルス経由です。一方、カリブ海諸国やブラジルは主にニューヨーク(又はマイアミ)を経由します。と言う訳で中南米のGatewayとしての両市を最後に掲載させて頂いた次第です。

 マンハッタン島の北側を見ております。写真中央やや左側のビルの後ろに、約半分隠れた「セントラル・パーク」とその向こうにヤンキースタジアムがある「ブロンクス」地区があります。「セントラル・パーク」の大きさは南北が約4km,東西は約800mで約340haあり、新宿御苑の約6倍の広さです。写真は旧パンナムビルのあるパーク・アヴェニューからハドソン川及びその西側のニュージャージー州を見ております。目の前の公園は5番街の40丁目から42丁目に面して立つニューヨーク市立図書館から6番街(=アメリカス街)までのブライアント・公園です。右端がメットライフビル(旧パンナムビル)です。旧パンナムビルの高さは約247mあり58階建で、ほぼ東京都庁の高さ243mと同じです。建設完成はは1,963年で今年で46歳です。以前掲載しましたエンパイア・ステート・ビルは78歳です。



 上記と同じ位置ですが少し目線を下げました。ブライアント公園越のビルは「W.R.Grace」 で50階建。右下の白色の縦縞が入ったビルは55階建の「425 5th Avenue」と言うコンプレックス・ビルで上階は億ションです。その向こうに見える3角屋根が緑色かかったビルは1,929年完成の約190mで48階建の「Mercantile Building」です。今年80歳で「エンパイア」より年上です。



 メットライフビル(旧パンナムビル)の左側が「Bear Stearns Bld」で高さ約240mで47階建で都庁とほぼ同じ高さ。「メットライフ」の後方に見える屋根が45度傾斜の建物は「シティーコープ・センター」ビルで高さ約280mで59階建。右側のうろこ状の尖塔があるのは先回掲載しました「クライスラービル」で約320mで77階建。その右側の黒い建物は「Trump World Tower Bld.」で約260mで72階建ての億ションです。その右側に緑に囲まれた「国連本部」があります。因みに2009年現在で日本一高いビルは横浜ランドマークタワーで約296m、東京タワーは333mです。



  「グランド・セントラル駅」や「クライスラー・ビル」の42丁目を東側へ行き、イーストリバーに沿って42丁目~48丁目までが国連本部です。この縦長のThe United Nations Headquaters(国連本部)には4つの建物があり、通常目にするのは総ガラス張りで横に線が入った建物で「事務局ビル」です。168mで39階建です。右端のトウモロコシの粒状の形をした造りのビルが「The Corithian Apart Building」55階建です。



 左端の上記トウモロコシの粒状の形をした「The Corinthian Apart Bld.」55階建、約153mから右に(南東部)カメラを振りました。対岸の正面が「ブルックリン地区」及び左側が「クイーンズ地区」です。写真中央の地平線近くの白い所が「ジョン・エフ・ケネディ J.F.Kennedy 国際空港」辺です。



 上記写真を更に右に振りました。イーストリバーに架かる橋は「Williamsburg Bridge」で鋼製の吊橋です。中央径間488m,全長2,227mで1,903年完成で自動車と列車の併用橋になっております。右下の尖がり屋根の建物は「New York Life Building」で1,928年完成の188m、40階建です。今年で81歳になります。その向こう側の黒い建物は「NY Merchandice Mart Building」で1,974年完成で176m、42階建です。ここNYCでは未だ35歳の青年です。これらのビルは5番街とブロードウエイ街が交差する23丁目から26丁目の5番街とマディソン街に囲まれている「マディソン・スクエアーパーク」の東側に位置します。下記にある「マディソン・スクエア・ガーデン」とは違いますので要注意です。



 向こう側の橋が「Manhattan Bridge」で中央径間448m、全長2,089mで1,909年12月31日に完成ました。上記「ウイリアムズバーグ橋」同様、自動車と列車の併用橋です。歩行者通路や自転車通路もあります。手前の橋は先回説明しました「ブルックリン橋」です。中央径間486m,全長1,834m,1,883年完成の鋼製吊橋としては最古の物と言われております。自動車のみで、歩行者と自転車通路を備えております。それぞれの橋はもう100歳を越しても元気です。



 マンハッタン島最南端の「バッテリー公園」です。「自由の女神」行きの船から撮っております。船のデッキ上は多数の観光客で動きが取れない状態でした。



 「Liberty Island=自由の女神像の島」から上記マンハッタン最南部を見ております。先回も説明したのですが2001年9月11日まではこの角度にマンハッタン島で最高の建物が2棟建っていました。



 「エンパイア・ステート・ビルディング」からマンハッタン島最南端方向を撮っております。先端の右側の島に「自由の女神像」が立っています。この写真では3つある島の一番奥の島です。見えますよね?



 「ハドソンリバー」を上流方向=エンパイア・ステート・ビルの西側」です。写真中央左側の白い円形の建物が「マディソン・スクエア・ガーデン」です。元々は上記「マディソン・スクエア・パーク」内にあったと聞いています。この建物の地下に米大陸を横断する長距離旅客列車「アムトラック」の駅である「ヘンシルバニア・ステーション」通称「ペン・ステーション」があります。その横の建物は「ペン・パーク・ビル」で1,972年完成、約228m、57建です。右端の「NEW YORK TIMES BUILDING」は2,007年完成で建物は52階建で228mでアンテナを入れると319mに成ります。



 この写真で一回りしました。真ん中の鉄塔のあるビル= Four Times Square Bld.48階建約246m(鉄塔入れると約341m)が43丁目とブロードウエイ街と7番街が交差するNYCの不夜城「タイムズスクエア」です。





 ここから個人的にNYCを感じる4枚の写真+4月の今の時期に咲く花「桜」及び「ハナミズキ」を掲載し一旦筆をおきます。

 最初はエンパイア・ステート・ビルディングのエントランスホールの壁画です。(先回掲載済)



 二枚目はその「エンパイア・ステート・ビルディング」です。(先回掲載済)


 
 三枚目は「自由の女神」像です。



 4枚目は道路の真ん中にそびえたつ「旧パンナム」ビルです。最初に見た時は驚きました。その前にグランド・セントラル・ターミナルがあります。




 やはり日本人にとっては「桜」ですね。 場所は「魏志倭人伝」に出てくる「邪馬台国」の本物です。この「泉自然公園」は日本における桜の名所百選に数えられております。



 由緒ある場所に咲く白い「ハナミズキ」です。



 同上、背景と同色で見にくいのですが、白い「ハナミズキ」です。



 最後の一枚は ♪薄紅色の・・・・・♪  「ハナミズキ」です。



 長い間お世話になりました。次回中南米や他国に行く機会が有ればまた厚顔にて掲載させていただきます。adiosアディオス=さようなら。a Dios 神の下への意味の西語。



NYC 「自由の女神」像」からの眺望とマンハッタン島南端部

2009-04-06 22:07:07 | U.S.A(NY,LA & Others)
 ニューヨーク市のシンボルです。アメリカ独立記念日(=1776年7月4日)後100年を記念してフランスから寄贈されました。右手の「たいまつ」は移民たちに希望の灯をともし、王冠の7つの「とげ」は世界7大陸をあらわし、左手には「独立宣言書」を持っております。像の高さは46mで台座を含めると93mあります。マンハッタン島最南端部のバッテリー公園のハドソン川側にフェリーの切符売り場があり、約1時間公園内を並び乗船できました。約15分でリバティー島(自由の女神像)に着き、島内はFREEPASSで時間制限はありません。但し、台座内見学は事前予約が必要であり、知らなかった為上れませんでした。インターネットで事前予約する様になっているそうです。同時テロ以来セキュリティのチェックが厳重になされるようになったと痛感します、し世界各地で戦争が勃発しております。冷戦後の一大国による国連決議を得ない強い者勝ちの身勝手な行為が、国際間及び民族間(宗教や思想)の格差を生じさせ、現在のような未曾有の最悪な経済状況や一触即発の治安状況に陥ったように感じられます。 李下に冠を正さず ですよ。「国益の為」は詭弁な言い逃れに聞こえてきます。


 フェリーから自由の女神像越にマンハッタン島を見ております。写真中央の少し右側に「エンパイア・ステート・ビルディング」が見えます。


 「自由の女神」像の台座の前の芝生の上からのんびりとマンハッタン島を見ております。ハドソン川でニュージャージー州と隔てられ、左側の反射したビルはジャージーシティになります。


 マンハッタン中央部のミッドタウン~最南部のロアーマンハッタンを見ております。2001年9月11日まではこの写真の中央にかつてはマンハッタン島で一番高いビルが2つそびえていました。


 大写ししました。右側の角錘(アメックスビル)とドーム屋根(メルリリンチビル)をもった地域を称して「ワールド・ファイナンシャル・センター エリア」と呼びます。この後方にかつては上記の2つの巨大ビルがそびえ立っていました。この写真の右端のビルが2006年建築された新しい「7 ワールド・トレード・センター ビル」 226mで52階です。壁面の複雑な東京都庁243mと壁面のカーブが美しい新宿センタービル216mのほぼ中間の高さです。


 
 上記及び下記の写真を参照して下さい。「ワールド・ファイナンシャル・センター・ビル」後方にそびえ建っていた、今は無き「ワールド・トレード・センター・ビル」です。北ビルと南ビルはそれぞれ110階で、417mの屋上に展望台があります。北ビル(写真左側)はアンテナを入れると528mあります。屋上の高さだけでも東京タワーの1.25倍でアンテナまで入れると約1.6倍の高さです。エンパイアステートビルの約1.2倍の高さです。が、「絶対」と言う言葉は私は使わないのですが、数千人の無関係な一般市民の生命を一瞬に奪い去り、世界を恐怖に陥れたこの残虐卑劣な行為は「絶対」に許されものではありません。

(Wikipediaより写真引用)
 
 今は無き上記写真の南側です。マハッタン島最南部ロワーマンハッタン部(Lower Manhattan)をみております。右端の青い尖塔のあるビルの前がウオール街(Wall Street)です。


 上記写真の南側です。Lower Manhattanの最南部にあるバッテリー公園をみております。フェリー桟橋に船が接岸しています。朝8:30に切符売り場が開門ですので8:00に行くのがBESTのような気がします。昼から夕方は観光客でこの公園が長蛇の列になります。


 上記写真の南側です。マンハッタン島最先端です。自由の女神像がある湾や対岸のブルックリンとの間の湾はアッパー・ニューヨーク・ベイと言いブルックリンとは海底トンネルやブルックリン橋とマンハッタン橋で結ばれています。最先端のビルの右に見える白い橋のようなものが見えます。


 対岸のブルックリン地区とをつなぐ見栄えの美しい橋です。映画の舞台に頻繁に使用されます。


 1869年から14年間の工期にて1883年に完成した世界最古の鋼鉄ワイヤー(ケーブル)を使用した吊り橋と言われています。メインケーブル(=橋桁を吊るワイヤーを支える)から複数の吊りワイヤーが張られています。その上流にみえるのがマンハッタン橋です。これらはイーストリバー(East River)に架かっております。

(Panaramioから写真引用)

 今まさに出航使用とするフェリーから乗船桟橋があるバッテリー公園を見ております。右側及びその後方は乗船を待つ長蛇の列です。蛇足ですが左側がハドソン川です。以前はこの角度の左端に2つの巨大な建物が有りました。


 世界貿易センター(World Trade Center)は同時テロにて崩壊しましたがその残骸の歪に潰れた地球儀がバッテリー公園内に展示されています。


 ワールド・ファイナンシャル・センター地区のビルの後方にワールド・トレード・センターの跡地復興に向け「グラウンド ゼロ」に建物が再建中です。


 グラウンドゼロ(旧世界貿易センター跡地)とWall Sreetの間にあるNY最古のトリニティ教会。眼前が下記。


 世界の金融市場の中心地でNY証券取引所や連邦準備銀行や大手銀行や証券会社が立ち並ぶウオール街。



中南米へのGateway NYC,ニューヨーク市 & State of New York

2009-03-31 22:56:11 | U.S.A(NY,LA & Others)
 私にとっての最初のNYC訪問は1979年でした。約30年経ちました。その間、幾度となく訪れ1996年には50年ぶり?の大雪にも遭遇し空港閉鎖及び航空券の変更で約1週間、お陰でNYCをくまなく見る事が出来ました。その写真がある理由?で無いのが残念です。大勢のNYC経由で中南米へ行く団体旅行者は空港内に余儀なく待機=野宿させられ(雪で交通止の為)旅行がキャンセルされたと小耳に挟みました。団体旅行者の日程は緊密でゆとりが無いためこういうトラブルが生じた場合はやむをえない事情となり得ます。こういう不可抗力をフォースマジュール(Force Majeure)と言い旅行会社は免責扱いになります。国際契約には必ずこの文言は入ります。戦争、地震、台風やテロ等の予期できない事象に対しての免責条項です。閑話休題、NYCに着いたら①エンパイアステートビル②パンナムビル③自由の女神像を見る事です。今でもその雄姿は約30年前と何ら変わっていませんでした。また下記の説明に番地が入りますがNYCも簡単でミッドタウン(マンハッタン中心部)は南北がAvenue(Ave.)で東西がStreet(St.)です。Streetは5番街で東西に分かれますしブロードウエイがマンハッタン島を北西から南東に斜めに走っています。Avenueは1~8で3番街と5番街の間にレキシントン、パーク及びマジソンAve.が入ります。


 エンパイア・ステート・ビルのエントランスフロワーです。この壁画は沢山の映画に登場しました。古くは「めぐり逢い」や「スーパーマン=クラークケントのデイリープラネット社のオフィスビル」等です。

 
 同上、別の角度から撮影。場所は5番街のW33丁目とW34丁目の一角にあります。

 
 86階の展望階のオープンデッキからその上の電波等を撮影しております。後ほど紹介しますがこの地上381mのオープンデッキは金網を張ってあるだけで高所恐怖症の人にはお薦めできません。因みに電波等の頂上までは443mあり日本ならば約150階建てで都庁の約1.82倍の高さです。


 80階でエレベーターを乗り換えて多少歩き86階行きのエレベーターにのります。この写真はその逆で降りる際に見た80階層のむき出しの構造体(柱,梁,床,壁)です。1931年竣工から約78年経った今日でも充分に維持管理が成されて元気そうに見えました。


 エンパイア・ステイト・ビルの夜の照明の色はそれこそ色々あり、その色の組み合わせで「何の記念日」とか「何の目的」かが分かります。


 エンパイア・ステイト・ビルと並び尖塔のある美しい建物がこのクライスラービルです。1930年(エンパイアSビルの1年前)に建てられた77階建てのビルです。尖塔の部分に特徴があります。レキシントン街(Lexington Ave.)のE42丁目とE43丁目に有ります。42丁目通りには有名なグランド・セントラル駅があります。この写真では左下側に写っております。

 
 尖塔の部分はこの様に「うろこ」状に飾られ、全てのうろこは錆び付かないステンレススティール製です。

 
 上記のライトアップ夜景。このビルはこの色のみだと思います。


 数々の歴史を刻んできたパンナムビル(現メットライフビル)です。パークアヴェニューの道路をふさいで建っています。この写真は南側から撮っていますので、写真の1ブロック左側がマジソンアヴェニューでその次が5番街です。


 メットライフビル(旧パンナムビル)の南側にあるグランド・セントラル駅です。


 グランド・セントラル駅の内部です。ここも数え切れないほど映画の舞台になっており無数の名作が誕生しています。1913年の建造で1998年にリニューアルされました。ホームは全て地下になっております。


 自由の女神像に向かう観光船上からマンハッタン島を撮影しています。以前は右端に2本の大きなビルがあったのですが残念です。上記記載の尖塔を持った2つのビルご覧できるでしょうか?


 マンハッタン島を少し離れると緑多き大自然の中にFREEWAYが走っています。上り線と下り線は離れており片道3車線で広くて何所までも続いており自動車国家の繁栄を象徴しておりました。現在の自動車業界の衰退を誰が予想したでしょうか?緑はCO2を吸収し光合成しますので国土の広いNY State は房々とした自然が息づいている様に見受けられます。が他方、地球温暖化を増長させているのも否めないでしょう。自動車業界や大企業の理念である「環境に優しい・・・」の時代が優先されようとなってきております。

 
 NY州にもこのような桜?のような花はあります。もう散りかけている様子ですね。

 
 松もあり、また白い木はDogwoodと北米で呼ばれるハナミズキだと思うのですが。白いハナミズキの前に桜が開花します。



中南米へのGateway ロスアンジェル市(No.2)

2009-03-27 00:25:41 | U.S.A(NY,LA & Others)
 LAで人気のスポットはやっぱりハリウッドでしょう。ハリウッド大通り=ハリウッド・ブルバード(Hollywood Boulevard)で先ず最初に訪れるのがここチャイニース・シアターですChinese Theater。何やら大勢の観光客がこの建物の前でかがみこんで地面をみています。


 そうですハリウッドスターの手形や足形がコンクリートの中にあります。大きさはマチマチですが平均1m四方です。この1953年6月26日に作成されたものは「マリリン・モンロー」のものです。全て本人の肉質で名前や文字が描かれています。


 こちらは「ソフィア・ローレン」のものです。1962年7月26日作成。


 上記2枚の写真は上下に貼られていました。


 こちらは「アーノルド・シュワルツエネッガー」州知事です。1994年7月14月作成。


 このハリウッド大通りにはアメリカンドリームを実現させたスターがこのような車で乗り着けます。


 上記リムジンジープの後方にあるKodak THEATREビルです。この中でアカデミー賞の授賞式が行われます。


 アカデミー賞授賞式の時はハリウッド大通りは通行止めになり、大通りからこの階段に赤い絨毯が敷かれます。通常「レッドカーペット」を歩くとか言えばこの事です。今年の邦画「おくりびと」の面々もゆっくり祝福されながら歩いたことでしょう。


 またこの通りの歩道には映画やTV等のエンターテインメントで活躍した人達の名前と何のエンテーテインメントで活躍したかをブロンズ製の星型の模様で描かれおりきその中央の絵文字で分かります。この通りを「The Walk of Fame」=有名人の歩道 とでも言うのでしょうか。


 例えばこれは「スティーブ・マックウイーン」で映写機のマークですから映画で活躍したスターです。


 この複合エンターテインメント施設ビルは上記Kodak THEATREの東側に隣接してあり「ハリウッド & ハイランド」と言う新名所です。


 上記「Hollywood & Highland」複合施設ビルから遠く向こうのグリフィスの丘に掲げられたあの有名な「HOLLYWOOD」のサインボードが望遠できます。


 ここがビバリーヒルズのメイン通りの「ロデオ・ドライブ」Rodeo Driveです。
世界の超一流と言われている服飾のブランド店が軒を競っております。正面の灰色の建物がTiffanyとその隣のGucciの文字は見えます。下記Hotelの横側から撮っています。


 ビバリーヒルズを代表する超豪華ホテルです。名前は「リージェント・ビバリー・ウイルシャー」Regent Beverly Wilshire ホテルと言います。この名前を特に有名にしたのはリチャード・ギアとジュリア・ロバーツのロマンティック・コメディ映画「プリティ・ウーマン」の舞台になったからです。このHotelの対面に上記ハリウッドのMain StreetのRodeo Driveがあります。


 ホテルのトイレの前の通路の壁にその映画のポスターが貼られていました。約20年経ちます。2人とも若いですねー。


 ハリウッドからビバリーヒルズをつなぐサンタモニカ大通りSanta Monica Blvdを南西方向=太平洋に突き当たったところがサンタモニカ海岸です。


 何と桟橋を支えている杭は木製です。車は途中にある駐車場までで、そこから路面は板張りになっております。下の写真の様に小さな遊園地とメリーゴーラウンドがあり昔懐かしいノスタルジアな風景です。


 上記、桟橋は奥まで板張りになっておりこれもまたノスタルジアを感じさせます。


 奥の常時海水に浸かる桟橋の支持杭の界面にはこのように貝殻が付きます。ちょっと見ずらいのですが木杭ではないですよね。(最近SteelをWoodに見せかけた擬似杭もあります。多分、鋼製だと思いますが次回確認します。)ここから遊園地が見えますし海水浴客の姿も見えます。


 有名なサンタモニカ海岸です。堤防側が駐車場になっておりきれいな白浜が延々と続きまた遠浅で沢山の人達で賑わいを見せておりました。


 桟橋の先端の展望室からサンタモニカ海岸を撮っています。ロスアンジェルスの人々にとっては湘南海岸や外房海岸なのでしょう。


これをもってロスアンジェルス編は終わり、次週からはNYを掲載します。

中南米へのGateway ロスアンジェルス市(No.1)

2009-03-26 00:15:37 | U.S.A(NY,LA & Others)
 ロスアンジェルス国際空港(LAX)です。米国の航空機会社以外はここ通称トム・ブラッドレー ターミナルからの離着陸となります。LAXのランドマークのアーチ型で十字に組まれた構造物が目に入ります。いったい何なのでしょうか?


 上部の宇宙Station見たいな所にEncounter(エンカウンター)と言うレストラントがあるとのことです。この構造物の名称は「エンカウンター」と言います。夢がある名前を期待していたのですが そう とTAXIの運転手に返答しました。今後もロスアンジェルスアーチと呼ぼうと思っています。


 空港からダウンタウンまで約30kmの距離ですので、通勤ラッシュに会わなければFreeway経由で約30分で着きます。ダウンタウンの中心地にあるGrand Avenue(その名の通り「大通り」)には摩天楼が天に向かいそびえ立っています。この近代的なビル群を見ても何も「暖かさや」や「やすらぎ」を感じ得ないのは私だけでしょうか?


 ダウンタウンの東側、徒歩で約30分の所にあるリトル・トウキョウ街の対面には日系のホテル、デパート、スーパーや飲食店があり東京の下町的雰囲気です。殆どが日本人観光客で日本語が飛び交っています。任地で本当に困っている日本人には手を差し出しますが、マナーが今一の集団旅行者が大勢居ましたので早々に立ち去りました。


 ここはリトル・トウキョウの北側入口(or出口)にある大きな火の見「櫓」です。最近日本では見かけられません。木造建築物で風情はあるのですが、失礼ですが私の個人的な感じ方は ちょっと の感じがしました。でも苦労されてここまで日本の為に頑張ってこられた皆様には「郷愁の想い」が私の様な腰掛けとは違い有るのでしょうね。無礼の段お許しください。


 リトル・トウキョウから西側=Grand Avenueへ徒歩約10分でこの頭部が国会議事堂ににた「市庁舎」があります。この前の通りが「1番通」=1st Streetです。ここから南へ数字が大きくなり「3番通」3rd Streetから「8番通」8th Streetにダウンタウンの中心である摩天楼があります。


 市庁舎から「3番通」へ行く途中にあった建造物の擁壁(土の圧力を受けている壁)です。鉄筋コンクリート造でコンクリートの型枠が木製で表面は木目が見えています。また壁の目地=型枠の継ぎ目 に はみ出したコンクリート片もそのままの状態です。目抜き通りですので「自然の美」を意識し木目調や凹凸をつけられたのでしょうか?または将来は草木で覆い被されることを想定されたのでしょうか?最初見た時は「何とぶざまな」と思いましたが、立ち止まって数分見ている内に次第に「なかなか芸術的な作品だなー」と思えてきて自然に顔が緩んできました。日本なら即業者呼んで「お叱り」と考えます。 このオーナーはユーモアではなくこの作品の芸術性を分かる人に見せたかったと推測します。お陰で気分が晴れやかにさせられました。今度訪ねた時はお礼を申し上げます。

 
 上記からGrand Avenueとそれに並行に隣接する通りは丘の上にあります。よってこのようなトンネルが造られて一部分その上に白い小さなビルが建っています。通常は道路ですが土被り(トンネル頂部と地上までの高さ)があるので有効利用したのでしょう。


 トンネルの横にはケーブルカーがあります。名前は「Angels Flight」天使の飛行といいます。が1990年代に事故があり運転していませんでした。上下線で軌道の中央で交差するようになっております。


 ケーブルカーの横の階段を上った所が、この掲載写真の三枚目の摩天楼の横の人工の池と公園になっており人々のオアシスになっております。公園の名はCalifornia Plaza(カリフォルニア広場)と言います。


 Grand Avenueと市庁舎前の1st Streetの交差点から南東側の摩天楼を見ております。正面右側の抽象的なオブジェがある建物はウオルトディズニーコンサートホール(Walt Disney Concert Hall)です。


 上記写真よりもう一ブロック北西側のミュージックセンターコンプレックス(Music Center Complex)から摩天楼を撮影しています。この建物は複合施設(Complex)で劇場、展示場や会議場等があります。

 
 ダウンタウンの駐車場は満杯で近くのビルの跡地が遠方通勤者の駐車場になります。車社会の米国の実情を垣間見たように思えます。無理とは承知ですが、ここも公園になってくれればと願っています。


 このMusic Center Complex の道路を隔てた反対側に群庁舎と群裁判所がありその間には市庁舎の一ブロック手前の通りまで公園が横たわっております。中ほどに大きな噴水もありここも人々の憩いのオアシスです。


 Grand Avenueとは擁壁で仕切られ=高さを調整し、ここから市庁舎側に下がり勾配になります。色鮮やかな四季の花で飾れており庭園です。自然と調和or共生できる都市造りを段々取り入れてきていると感じています。この白い花は北米原産のハナミズキだと思います。