土木技術者が撮った中南米の「光りと影」の写真 及び 他国風情

 約22年間の中南米赴任中に土木技術者の視点から撮った写真。開通前のパナマ運河に架かる第二アメリカ橋は圧巻 & 他国事情

日本の風景:師走の風物詩(新勝寺・ポートタワー・サザンカ・有楽町)

2017-12-26 14:00:00 | Japan
 
 年々、一年の経過がつるべ落としの如しです。
 今年は寒さが一段と厳しく感じられます。
 決して歳のせいではないと思いますが・・。
 それは、関東の12月の大気がカラカラで寒い日が続いているからです。
 理由は12月25日現在の1mm以上の降雨日は2日のみなのです。
 と言って(言い訳して)も
 寒さが身に滲み羽織物を一枚重ねました。
 アフリカ帰りで毛穴が元に戻る機能が低下したと考えます。
 それを病院のお医者さんたちは示し合わせたように「加齢が原因」と
 宣いますので、次第に加齢へと洗脳されています。
 
 閑話休題 
 個人感情にはお構いなく、一年の経過が年々速くなる中の師走は
 例年以上に、あっと言う間に過ぎていきます。
 師走の風物詩と言えば、
 個人的には

 ➀ 成田山新勝寺の師走風景

 この風物詩を見ると年の瀬です。
 =成田山新勝寺の大注連縄飾り


いつもと変わらぬ佇まいの表参道


 同上

 
 表参道を下れば「総門」にたどり着く。


 「総門」から見る「仁王門」
 訪問日は12月25日で縁起物売りの仮設露店が設営中であった。


 仁王門(下記、重文)
 正面と背面にある4体で伽藍守護(ガードマン)をしています。


 仁王門をくぐり、仁王池を過ぎた所の階段
 蹴込み(階段の幅)は普通でも蹴上り(階段の高さ)が高いのできつい。


 階段を登り切れば「常香炉」と「大本堂」が出現


 「三重塔」重要文化財=以下(重文)
 正徳2年(1712年)建立、総高約25m


 「一切経堂」と「鐘楼」
 前者は享保7年(1722年)建立、後者は元禄14年(1701年)
 蛇足ですが 2年後の元禄16年12月14日は赤穂浪士の討入りの日
 第5代将軍 綱吉の時代。


 絢爛豪華に装飾された美しいものです。
 今まで見た中では唯一の色鮮やかな鐘楼堂です。
 鐘楼堂は下記のように一般的にはで装飾はされていません。


 一般的な鐘楼


 同上。ここは自由に撞かせてくれます。


 大本堂 大注連縄は12月25日に飾られました。


 上記 遠景


 寺務所も正月の準備が整いました。


 新勝寺の境内には「重文」や目を引く建物が多くあります。
 これは「釈迦堂」(重文)
 安政5年(1858年)建立


 「額堂」(重文)
 文久元年(1861年)建立


 「光明堂」(重文)
 上記「鐘楼」と同年の元禄14年


 本月お披露目された写真手前の「医王殿」


 「平和の大塔」
 昭和59年建立(1984年)



 ➁ クリスマス・ツリー

 商業地区街デパートの出入口に


 オフィスビルの中に


 植物園の吹き抜けに


 千葉ポートタワー壁面に

 同上


 ショッピングモールにと其処彼処にあります。

 メリークリスマス


➂ 冬に咲く花
 1-ポインセチア
 
 青葉の森公園

 同上


 植物園

 

  2-サザンカ

 千葉市内


 同上


 同上


 同上


 同上
 サザンカとツバキの違いは
 ➀咲く時期 ➁花弁が薄くて細長く一枚づつ分かれて散る。
 ちなみに、漢名ではサザンカは「茶梅」でツバキは「山茶」


 この木何の木?


 ➃ 冬の野山や天空

 冬の風情


 同上


 同上

 
 同上


 高くて大きな雲です

 
 同上


 同上


 同上

   

 ➄ 雪吊り風景

 千葉市花見川区の庭園


 同上


 同上


 ➅ その他

 これも師走の風物詩 


 日本で一番有名な売り場=有楽町チャンスセンターは長蛇の列


 
 今年も残り僅かになってきました。
 お元気で良いお年をお迎えください。
 
 新しい年のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。

  

日本の風景:紅葉(泉自然公園)

2017-12-01 10:04:46 | Japan
 ♪ 秋の夕日に てるやま紅葉 濃いも薄いも 数ある中で
 松を彩る 楓や蔦は 山のふもとの 裾模様 ♪
 と、紅葉は秋(晩秋)の風物詩です。 が、
 今年の10、11月は寒い日が続いた為に日照時間が不足し、
 その為に紅葉の色付きが遅れて、その時期が冬(初冬)になりました。
 (暦の上では11月7日が立冬ですが、11月は感覚的には秋のイメージです)

 それでも美しい紅葉は今年も厳しい気温差にも負けずに
 その艶やかな容姿を見せてくれました。 



 同上


 同上、コガモたちは冷たくないのでしょうか。


 こちらは日向ぼっこ中です。



 晩秋の風情は・・感傷的です。



 同上


 同上


 同上


 
 師走に入ったとたんに寒くなってきました。
 植物の開花や紅葉の時期は言わずもがな気温に左右されます。が、 
 今年は長い雨や寒い日の影響で紅葉時期の目安が定まらない年だったと思います。

 ①ここは千葉市における紅葉の名所です。
 市が管理をしていて入場は自由(=無料)です。
 ここは以前にも紹介しましたが、春には桜が咲き日本さくら名所百選の一つ
 に数えられています。
 広さは約42.5haで後楽園ドーム球場敷地=4.7haの約9倍の広さで、
 その大半が手付かずの自然林に覆われた鬱蒼とした森で外部から
 敷地の中を隔てる柵もなく自由に出入りができます。(だから無料なんでしょうか)
 11月中旬に訪れました。



 同上


 同上


 同上


 同上、きれいな 紅葉の錦 です。


 同上


 同上


 同上


 同上


 同上


 同上


 同上


 同上

 ここが千葉市及びその近郷において、最初に(11月中旬に)紅葉した所と考えます。


 ②ここは南房総の観光の名所です。
 入場は自由です。
 南房総は気候が温暖な為か紅葉はこの時点ではあまり見られませんでした。
 また、イチョウも10月中頃には色づき10月末の風雨で葉が落ちた様に見えます。
 11月中旬に訪れました。

 ②-1 濃溝の滝 入口の看板



 往路は落葉の路


 亀岩の洞窟


 同上、ここが太陽光線がハート型に反映する場所です。


 復路の遊歩道


 同上



 ②-2 南房総の養老渓谷にある千葉県最大の「粟又の滝」
   紅葉は12月の初旬からでしょうか。



 同上。紅葉はちらほらと見られます。


 滝の大きさは左下の沈下橋上の人と比較されたし。



 ③ここは佐倉市にある民間運営の美術館です。
 11月下旬に訪れた時には紅葉は最盛期でした。

 前庭


 同上


 散策路の紅葉


 同上


 同上


 同上


 同上


 同上


 流れもあへぬ紅葉


 10月桜


 同上


 美しい晩秋の風景
 今年の秋もいぬめりか


  
 ④ここは千葉県にあって正月の参拝客が約300万人訪れる有名な場所です。
 日本では明治神宮に次いで参拝客の多い所です。
 私は10と11月の時期、菊の開花や紅葉の具合確認に頻繁に訪れていました。 
 本掲載写真は11月下旬にです。全山に亘り紅葉していました。



 同上


 同上


 同上


 山川に風のかけたる しがらみは 


 流れもあへぬ もみじなりけり


 同上


 黄の絨毯


 紅葉踏みわけ・・・・声きく時ぞ 秋は悲しき


 しだれ紅葉


 同上


 同上



 ⑤ここは市民の憩いの公園です。
  公園内には県立博物館、芸術文化ホール、野球場やサッカー場等もあります。
  広さは約54haあり、後楽園ドーム球場の約11倍です。
  ここには11月下旬に訪れました。

 晩秋の風景


 同上


 同上。今年の黄葉はここで見れました。が、最盛期は過ぎていました。


 元気な風の子たち


 もうすぐクリスマスです。
 この燃えるような赤はキリストの血で緑が永遠の命を表し
 海外の花屋さんではクリスマスフラワーと言っています。



  ⑥ここは日本の玄関駅です。
  11月下旬に訪れました。
  駅の丸の内側の広場が整備されて半分が開放されていました。

 ここも最盛期は過ぎていました。


 同上




 同上


 同上



 ー 以上 -