土木技術者が撮った中南米の「光りと影」の写真 及び 他国風情

 約22年間の中南米赴任中に土木技術者の視点から撮った写真。開通前のパナマ運河に架かる第二アメリカ橋は圧巻 & 他国事情

2月の風景(新勝寺、笠森観音、玉前神社、梅 他)

2023-02-28 00:00:40 | Japan
 早咲きの梅は2月の第一週には満開になり、それに連れて気温も暖かくなってきました。
「梅一輪、一輪ほどの あたたかさ」でしょうか。

 気圧配置は冬型が徐々に崩れ始め南風程には行かないまでも東風が吹くようになりました。
 いわゆる「梅東風(うめごち)」です。
 東風と言えば菅原道真の歌・・・東風(こち)吹かば匂いおこせよ梅の花・・ですね。
 それと、
 受験シーズンです。 受験生は大変ですが、親御さん達もまた大変です。
 私たちの年代にはなかったセンター試験で実力を測り、本試験に備えます。

 少子化の時代ですので、誰でもが能力に見合った学校へ行けるような仕組みになればと
思いますが、毎年、悲喜こもごもが繰り返えされています。こういう時代は幼稚園からの
一貫校へ優秀な教師や生徒が集まってきます。生徒の成績向上との相乗効果でその運営も
↗です。少子化時代に合った仕組みです。(難点は我が家の経済事情です?)

 2月19日には九州北部と四国では南寄りの風が吹き気象庁が「春一番」を宣言しました。
 もうすぐ春ですね。
 
 一方、
 2月も自然は人類に対し過去の災害をはるかに超えた悲惨な報復をしています。

 2月6日トルコとシリアの国境でM7.8の地震が発生しました。
 建築基準を満たしていない多くの建物が倒壊し約5万人の犠牲者をだして、今なお、瓦礫
の中に閉じ込められた生存者を捜索中ですので、かなりの数の犠牲者になります。 
 過去にも何度となく見た事のある大規模災害の惨状が繰り返し起きています。

 
 2月24日でロシアがウクライナに侵攻して満一年です。
 民間施設を標的にした無差別なミサイル攻撃や虐殺行為の惨状が毎日NEWSされています。

 「言論の自由」「信教の自由」等の「個人の自由」が抑制されたロシア等の社会主義国家
では一党独裁であり、為政者の言動には沈黙し、時に称賛の拍手を送らねば我が身に危険が
及ぶのです。為政者は自分の非は、それを分かっていても詭弁を弄して100%認めません。

 「戦争を始めたのは西側である」と戯言を平然と主張する専横な偽善・腐敗政治が蔓延し
ています。また隙あらば国家間の条約も約款も平気で踏みにじり核使用をちらつかせ、力で
ゴリ押しをします。  中国も北朝鮮もまた大同小異です。

 この様な侵略戦争は宗教や民族が違う開発途上国では起きています。が、今回の様な常識
を弁えた人間と思い込んでた大国の指導者が一変するのですから核保有国の暴走を抑止する
術はありません。力の論理や性善説だけで戦争は無くならない現実を突きつけられています。
 
 喫緊の課題は西側諸国がウクライナを「本気」で支援し早急に元のインフラや生活の状態
にすることと考えます。また大災害の支援も同様です。人類間の協調・協力・支援や叡智を
集結した行動が地球を救う唯一の方法と考えます。
 
 我が邦に目を向ければ、驕り高ぶった自公政権をのさばらしているのは、
 負けるのが分かっていて野党が何で共闘して政権を奪還しないのでしょうか。政治家に
とって、主権者が住みやすい国をつくるのが第一義なんですが。小学生でもわかります。

 自分たちのイデオロギーを主張し始めれば妥協の接点は平行線のままです。またUNIONの
長が与党にすり寄るのは野党内協調を乱すフライングです。目立ちがり屋の性格なんでしょう
か。仲間同士の潰しあいはみっともないですよ。 二大政党が切磋琢磨するからお互いに研鑽
し国が成長していくのです。雨後の筍では主張が多くて纏まりがつかないのです。
 
 維新の良さは分かりません。自公政権と同様な人達に見えています。地元利益誘導政治が
功を成す世の中なんです。政治屋さんの世の中なんです。(地域住民にとっては、それで可
なんでしょうが・・、未来を担う子供たちにとっては少子化時代の改革も含め XXXです。)



 それでは気分一転(一掃)に

 成田山新勝寺
 古くからのお店が軒を並べる表参道


 同上。大半が「うなぎやさん」なんです。


 漢方薬のお店も元気でした。きっと長生きの良薬があるのでしょう。


 総門(開基1070年の記念事業として2007年に建立)
 (高さ約15m、幅約14mの五間三戸楼門・総欅造り)


 仁王門(1831年建立 重文)


 同上


大本堂に上る急階段


 常香炉


 大本堂 天慶3年(940)開基


 本堂前広場から東側に位置する三重塔(1712年建立、重文)、一切経堂と鐘楼を望む。


 西翼殿から東側にある大本堂を望む


 ハボタン畑、後方は釈迦堂(1858年建立 重文)




坂東三十三観音札所の第三十一番札所
笠森観音(正式名称は天台宗・別格大本山笠森寺)の参道入り口


 周囲は自然林に囲まれた静寂な森の中にあります。


 子授楠 この穴をくくりぬければ安産に恵まれるそうです。


 大写し(子授観音様)


 上記子授楠の斜め前方にある芭蕉翁句碑
 「五月雨に この笠森を さしもぐさ」


 二天門


 同上


 二天門をくぐり、観音堂を望む


 我が国唯一の四方懸造の観音堂(1021年建立 重文) 延暦3年(784)開基。
 懸造としては清水の舞台(京都)は有名です。


 同上


 同上 岩盤を含む硬い地層の上に建造。人が行かない背面からアースアンカーで地盤改良
 されていました。


 観音堂に上る急階段
 職業柄、地下に30m下りるのは何ともないのですが、ここで20m上るのに足がすくむ。
 高所恐怖症ではなく気合の入れ方だと思うんですが。上方の踊り場で90°に曲がります。


 同上、新勝寺の階段よりも急です。それは手を伸ばせば前の階段に届くからです。


 観音堂からの風景


 回廊と房総の山々風景。


 同上、廊下の踏み板の隙間が目に留まりつい早足になります。気合不足。


 ほぞ接合と楔(くさび)による懸造。 金具は一本も使っていません。



 笠森観音は太平洋側の上総一之宮 玉前神社(下図①)を起点とし終点は出雲大社(下図⑬)に至るご来光のレイラインに位置する。
 レイラインとは春分の日と秋分の日に太陽が通過する北緯約35°23′ 上の直線状に
 位置する各地点。

 1玉前神社(千葉県)2笠森観音(千葉県)3寒川神社(神奈川県)4富士山(静岡県・山梨県
 5七面山(山梨県)6真清田神社(愛知県)7南宮大社(岐阜県)8伊吹山(滋賀県)
 9竹生島神社(滋賀県)10元伊勢内宮皇大神社(京都府)11三徳山三佛寺(鳥取県)
 12大山(鳥取県)13出雲大社(島根県)


 玉前(たまさき)神社の本殿


 近隣の公園には しゃくなげが芽吹いてきました。


 同上、アセビ(馬酔木)
名前の由来は、有毒成分を含み馬が食べたら呼吸中枢におかされ酔ったようになる事から命名


 太平洋に近い温暖な御宿の川沿いにはカワズサクラが満開でした。


 同上




 県立青葉の森公園
 早咲きの梅が満開になりました。


 同上


 同上


 同上


 同上


 同上


 同上


 同上


 ウグイスではなくハクセキレイです。


 ここのカワズザクラは3月初めでしょうか。


 同上、ちらりほらり。


 ソメイヨシノが芽吹いてきました。3月17日頃の開花予想です。



 都市緑化公園
 いつもの樹形の美しいケヤキ


 いつもの風景。モミノキとメタセコイヤ。


 同上、モミノキ


 同上、メタセコイヤ


 同上


 同上 竹林



 川村記念美術館の冬景色


 同上、散策路


 同上、ケヤキ。


 同上、冬景色


 ハクモクレンは芽吹いて来ました。


 スギ花粉が目立ちます。




 いつもの元気風景です。


 子供たちは元気いっぱいです。


 同上、こちらも元気です。

 同上、宙に浮いてるやん。



 以上 2月の元気報告を兼ねまして