土木技術者が撮った中南米の「光りと影」の写真 及び 他国風情

 約22年間の中南米赴任中に土木技術者の視点から撮った写真。開通前のパナマ運河に架かる第二アメリカ橋は圧巻 & 他国事情

斜角25°一気に & 街歩き

2018-06-24 15:44:54 | Honduras
 休日の過ごし方が不定であり、その為に「運動不足」が解消できず、近くの山に登ることにした。

 斜度25°とは上から見るとほぼ45°(=新勝寺の急階段)位の急こう配に見える。
 山と言っても斜長で150m位(新勝寺の斜長は約10m ∴ 25/45*150/10=新勝寺の階段の約8倍の長さ、キツイ)
 今は平気に登れる。  
 
 理由は
 ①通勤のストレスがない
 ②時間がゆっくり流れる
 ③山紫水明 美しい自然に接している
 ④空気が濃く新鮮で美味しい
 ⑤緑が目に優しい
 ⑥(PMのおかげかも知れない)

 と良いことづくめだが、その山までは複数人で4WDで行かなければならない。
 ので、そうそうには行けない。
 また、ここの山は開拓されていなく自然林のままで、所によりスコールで山肌がえぐられて
 いる所がある。 そういう所だから、人は近寄れず、頂上付近は獣道である。
 そんな所に突然に銃弾の音が聞こえてきたので約120m上り、直ちに引き返した。
 当地は民間のガードマンでさえも銃を携帯しているので、こわい。

 ここから登り始める。

 登り口は中央の民家の前の道路。

 ロバ君に遭遇。 不思議そうに私を見ていた。

 登り口方向。

 スコールで地山がえぐられている。

 稜線伝いに上る。これ以上は銃声の音がしたので中止した。

 壮大な景色

 「大文字」はほぼ同じレベル。


 ・・・・・

 而して、徒歩圏内で距離を延長して歩かなければ、やっぱり
 いつまでたっても「運動不足」で「異邦人」 状態から抜け出せない。

 道程は、宿から大聖堂までとする。
 距離にして約2kmだから約30分で歩けるのだが迂回やら立止まりやらで約50分の歩きとなる。

 下図の上方にある大聖堂は南側にある宿から北に位置する。
 経路は3経路(A,B & C)あり、それぞれに途中で危険な個所がある。(予め車でチェック済)



 経路A:上図左側=下方にある始点のロータリーから北西への道を途中で右折し北へ進む。

 南側から来て、ここを左側に見ながら正面に始点のロータリーがある。
 
 始点のロータリー

 同上、


 この北西へ延びる大きな道路を約500m進む。
 人が歩いていないのが気になり始める。

 ロータリーを出たすぐ右側のモールのエントランス。

 更に進むと左手にピザハットの看板が。

 ピザハット 本物と思う。(未だ行ってはないので)

 更に進むと一車線になり、法下に未舗装の道路がある。


 経路Bはここから右斜めに分岐する。
 大聖堂はこの道を真っ直ぐ行けば突きたり、最短距離の経路である。
 が、途中スラムみたいな所が見受けられ断念せざるを得ない。

 同上


 更に進む。一車線道路と法下の未舗装道路。
 法下は危険なので法肩を歩く。

 ここのGSの手前の交差点を右折し、そのまま直進する。

 角刈り君はここにある。

 同上

 ここは市の外郭道路、更に進む

 未開発地も見られる。

 更に進むと、人はまばらに出ているが、銃を持ったガードマンも多く出ている。

 ドライブスルーのフライドチキン屋? 
 軒先に危なさそうな人たちがたむろしていたのでパス。

 この辺りの民家は「鉄柵」「鉄格子」および「鉄板」で防護。

 同上

 同上

 同上

 同上
 ゆえに、ここから先、約700mは撮影はできないと判断する。


 上記、大きな道路を約700m進んで右折した所。ここが大聖堂へと向かう小路へ。
 横断歩道は狭く車が邪魔して通れない。

 あと二つ角を過ぎれば大聖堂。


 いつみても荘厳です。
 今までの緊張感が一気に解けて行く。

 この一角は別次元で、西欧風の雰囲気を醸し出している。
 周りには市庁舎、主要銀行、お洒落なカフェ店や博物館等がある。
 全て植民地時代の名残の造りで趣がある。

 その東側にある市庁舎。

 中央公園には大道芸が催しされていた。

 公園の東側にはバザールが。

 鳩は多すぎると思うが、どうにもならないのでしょうね。
 ∵ フン害に会うからです。公園内は毎日清掃されているがウンが悪ければ遭遇する。me too.

 
 再度リフレッシュの一枚。


 ・・・・・

 前述したように経路Bは危険と判断し断念する。

 経路図


 経路C:上図右側=大きな道を東側に進む。

 左側にモールを見る。

 おしゃれな店もある。

 モールから虹が見えた。


 今回はここまで、次回に経路Cを行けるとこまで。

 ・・・・・

 海外に於いて、どこの国でも単独行動は危険だとは誰よりも承知している、
 ハズだが・・・。 特にこの国では・・。無謀です。
 確かに日中に「経路A」を歩いたのですが、大きな道路にもかかわらず人通りはまばらで、
 また商店に混じって民家もあるが鉄柵や鉄格子で、全ての外柵や家の扉・窓と二重防護している。
 そして商店には必ず銃を携帯したガードマンが睨みをきかせている。
 この様子を見て通常は断念するのが、当然の事だと考えるのだが、
 あと50m、あと50mは大丈夫と言い聞かせて進むにつれて人通りも増えて、
 目的地の大聖堂まで約50分で辿り着いた。
 もし他人が私と同じ事を挙行した場合は即、中止させるのだが
 こと自分の事になると途端に視野が狭くなる困った性格をしている。
 こういう国では 走行する車も通行人も見て見ぬ振りをするのが普通であり、
 万一の場合は商店や民家に逃げ込むしかないと考えている。    ゆえに
 途中、危険と感じた個所の撮影は断念せざるを得なかった。

 経路Cは途中までは行けると思うので決行しますが、危険と感じた時点で即、中止します。
 それは、そんなにも若くないので・・・。

 続く 

 

探している

2018-06-16 11:34:33 | Honduras

 小鳥が木の実を食べに来る。


 同上


 同上


 牛も食べに来る。


 ヤギも食べに来る。


 雲も来る。


 旧パンアメリカンハイウエイ(現在はバイパスで新道ができている)
 ここの街はこのハイウエイの宿場町だったと考える。
 雲と大地がくっついて見える。


 空と大地がふれあう


  🎵子供たちが空に向かい 両手をひろげ  鳥や雲や夢までも つかもうとしている
  その姿は昨日までの   何も知らない私 あなたにこの指が 届くと信じていた
  空と大地が       ふれあう彼方  過去からの旅人を 呼んでる道
  あなたにとって私    ただの通りすがり ちょっとふり向いて みただけの異邦人🎵


 シルクロード最終地点(Esto es un regalo)

 市場へ行く人の波に 身体を預け

 石畳の街角を ゆらゆらとさまよう

 入ったら迷路で出てこれない世界一大きな市場 グランドバザール


 ・・・・・

 約1.5ケ月住めば街の概要は掴めるのが普通だが
 何しろ一人の外出は自粛(禁止ではない)されているので、ほぼ籠の鳥状態である。
 OUTDOOR派の私にとっては、この状態を抜け出さなければ と、毎休日には5分づつ歩く距離を延長している。

 まずは近間の歩いて5分以内の広場近くにあるファストフードの店に。
 と言ってもハンバーガーとフライドチキンとピザ屋とアイスクリーム屋の4軒 と


 もう一軒は
 日本では行った事がないダンキン・ドーナッツの店であり物見遊山で入ってみた。


 12個ドーナッツを買うと約720円だが、代金は6個分360円でOK。
 1ケ30円のドーナツになるが、美味しい。でも甘いので1ケで十分であり、

 残りは訪ねて来る友人へのお土産にする。

 普段の日の朝食はマンゴーやパイナップル等のフルーツサラダ付きのコンチネンタルで
 昼食は職場の近くの日替わり定食のサラダ付。
 夕食は日本から持参の青汁とレトルト食品とになる。
 こんなんで大丈夫何だろうか栄養管理は・・。
 
 日本で医師からは野菜を主力の食事に変えなさいと言われている。
 スーパーの野菜は不清潔に見えて来て買いそびれている。 と言うのは
 街一番の大きなスーパーの中に総菜屋があり、ビッフェ形式で好きなものを頼み
 それを持ち帰る事ができる。野菜(レタス、キャベツ、ニンジンとキュウリ)と刻みハムを
 大きめの持ち帰りのポリ箱に入れて宿で食べたが、しばらくして腹痛を起こした。
 而して、生はダメだと思い知らされる。

 このスーパーにはUSA産のキッコーマン醤油やNISSINラーメンの出前一丁がある。
 またカレー粉もあり、作ろうと思えばカレーは作れるのだが気乗りがしてこない・・・

 玉ねぎ1袋 150円


 トマト 約0.5kg 65円= 130円/kg
 ニンジン 80円/kg


 ココナッツ 70円/ケ, スイカ 70円/ケ


 パパイヤ 30円/ケ


 トウモロコシ 1 pack 150円
 

 食用バナナ 40円/kg
 

 
 それならば火を通す料理と言えば「中華」しか浮かんでこない。
 野菜炒めや青椒肉絲等、野菜料理がある。脂っこいのがいただけないが
 兎に角野菜が食べれるので「背に腹」で探している。

 まぁーまぁの中華料理店


 いただけない


 同上



 3軒探し当てたが2件は不味い。もう1軒はまーまーの味を出している が、
 ここの国の人の舌に合わせているので、脂っこくて量が3人前ある。
 1/2の注文もあるが、それでも1.5人前ではなく2人前くる。

 残りは訪ねて来る友人へのお土産となる。

 とまぁー、生活習慣がまだ確立していない。

 新鮮な生野菜を
  探している 


 6月の雲


 同上


 仔馬がバイクの荷台に・・・


 ピザハットの宅配便 *5000の意味は後日調査の予定。


 パイナップルとバナナ売り。


 下段中央が「キッコーマン醤油」

 
 中央のCURRYは「カレー「


 「出前一丁」



 本格的なエスプレッソコーヒーを出す喫茶店


 ・・・・・
 ・・・・・

 とうとう見つけた。 6月の花。


 綺麗です。

 
 
 ー以上ー

雨季到来

2018-06-12 10:32:32 | Honduras
 5月の10日から積乱雲が現れ気温は30-35℃で湿度が70%位になり
 毎日、夕方はスコールのような大雨が雷を伴い発生する。
 そうこうしてる間に6月からは夕方から長雨になってきた。

 火炎樹の深紅の花はそれにも負けずに咲いているが、そろそろバトンタッチの時期と思う。
 が、次は何が咲くのだろうか。
 特に見当たらないが・・・。ブーゲンビリアを時々見るがほんの小規模。

 外の風景もその季節の移ろいを反映し毎日同じ景色は見られない。
 毎朝7:00に近くの広場に山と雲の写真を撮りに行く。
 季節が雨季に突入しているのが一目瞭然に分かるからである。

 そこには日本では見た事のない素朴で大きな自然の移ろいがある。


 積乱雲が空を覆う。


 徐々に暗くなる。


 同上。


 夕方から周囲が暗くなり降雨が始まる。


 ・・・
 翌朝


 雲が消えてゆく。


 消えては、また湧いて、そして


 大雨が到来。



 雨が止めばヤギや牛の群れが現れる。


 こういう風景もまた・・。


 山間部では大きな雲が彷徨う。


 同上


 同上。


 道路上も大きな雲が。


 徐々に暗くなる


 雨雲が空を覆う。


 ・・・
 そして色んな形の雲が流れていく。


 同上。


 同上。


 同上。


 同上


 同上。


 同上。


 同上。


 街角のココナッツ売り


 同上

 
 キュウリ売り
 
 
 週末になると何かと行事が。


 街風景


 牛は他に活躍の場があるので牛車を見るのはここで初めて。


 ロバは運搬手段の主力です。


 スタイルの良い人が多いのです・・・


 姿勢が自然に矯正されるのは道理。


 紫色の花は?


 ブーゲンビリア。


 これは毒フーセンで虫も近づかない。


 おちないのかなーココナッツ。


 火炎樹は終わり。


 ここにもニームの木が。この木には虫が寄ってくる。


 いつ見ても荘厳な雰囲気のカテドラル。
 カテドラルは中央公園の南側に、市庁舎は東側に位置し
 この一角は植民地時代の面影を色濃く残し、別次元の雰囲気を醸し出している。


 公園の中央には泉水もある。


 ハトはちょっと多すぎると思うが・・・


 時代物の壊れたパイプオルガンが飾ってあった。何の意思表示かなぁー。


 植民地時代の面影が残るアカシア並木。


 同上


 カテドラルの西側


 同上。


 カテドラルの東側にある市庁舎。


 同上


 カテドラル前から市庁舎を望む。


 市庁舎の甍の上に漂う大きな雲。


 中央公園


 同上


 週末は公園でバザールが開催される。


 カテドラルの裏側


 エスプレッソマシーンで抽出したコーヒー。


 街中のコーヒー店はドリップコーヒー。


 車の全窓には中が見えないように黒いフイルムが貼られている。


 同上。襲われない為の目隠し。


 タクシーは透明ガラスなので乗るのは危険。
 どうしてもの時はラジオ(無線)タクシーを呼ぶ。


 -以上ー