3月に入り三寒四温で徐々に暖かくなってきています。
それでも夜間の気温は未だ一桁であり肌寒さを感じます。
当初、東京の桜の開花予想は福岡と同日で3月23日、見頃は4月上旬と
予想されていたのですが、東京では3月20日に気温が18℃と上がり、
翌日21日、雨にも関らず靖国神社のソメイヨシノの標本木に5輪以上の開花が見られ
「開花宣言」がなされました。
本年度における、国内では一番早い開花で、お花見の時期は
3月末から4月上旬だそうです。
もうそこまで春本番が来ています。
🎵山の三月 東風(こち)吹いて どこかで春がうまれーてる🎵
あちこちの野や原や山や軒先の庭にきれいな花々を目にします。
・・・・・
3月に千葉市及びその近郷に咲く花々は、沢山ありますが
身近に目にしたものを下記します。
・・・・・
やっぱり、この花が咲くと春の訪れを感じます。
① 🎵 ・・・畠に 入日薄れ --- 春風そよふく 空を見れば --- におい淡し 🎵

同上

同上

同上

同上、ここは市道の路傍です。

②カワズザクラ

ピンクがきれいです。

上記カワズザクラの場所は大広場になっており
ヒマラヤスギや大プラタナスの木もあります。

同所には大イチョウの木もあり牧歌的風情を醸し出しています。

③カンザクラ
カンザクラには色んな種類があります。

同上、ヤマザクラ

同上、オウカンザクラ

同上、カンヒザクラ

同上、釣鐘状に咲いています。

同上

④ハクモクレン
ハクモクレンとコブシは遠目では同じように見えます。
ハクモクレンは花が上向きに咲き、コブシはほぼ全方向に咲きます。
前者は後者よりも花が大きくて厚く、一般的には市街地に見られ、
後者は丘陵や山に見られます。

同上

同上、花弁が上を向いています。

市街地道路の街路樹に見られます。

同上、雪をかぶったように綺麗です。

同上、艶やかさがあります。

⑤コブシ
北国にも春がきます。

ハクモクレンよりも質素に見えます。

花は全方向に向いて咲きます。

同上

同上

⑥コデマリ
ユキヤナギ同様に小さな5枚の花弁を付けます。

同上

同上

ちなみに これはユキヤナギです。

同上

⑦ハルサザンカ
観賞用に展示されていました。
ツバキと見分けが難しいのですが、
サザンカはツバキよりも葉が小さく(半分位)、つるっとはしていません。

同上

同上

⑧ツバキ
花弁はハルサザンカより大きい。

同上

葉はつるっとしている。

同上

⑨サンシュユ
黄金色した小さな花が枝一杯に咲きます。
民謡「稗搗(ひえつき)節の 🎵庭のさんしゅうに 鳴る鈴かけてよ🎵
のさんしゅうはサンショウ(山椒)です。

同上

⑩ボケ
聡明で鮮明でキリットしていて、どう見てもボケには見えませんが・・
何でボケと言うのでしょうか。

同上

同上

同上

ーAPPENDIXー
ギンヨウアカシア

同上

🎵勿忘草 をあなたに🎵

サイネリア

マーガレット

ラナンキュラス

レンギョウ

トサミズキ

アジサイが芽吹いてきました。そんなに早くから芽吹きのですね。

・・・・・ ところで
🎵春の海 ひねもすのたり のたりかな🎵 と詠われています。
詩につられて暖流と寒流がぶつかる銚子市に行ってきました。
銚子は下記で有名です。
①犬吠埼
灯台
明治7年(1874年)に完成、1閃光/15秒、
地上からの高さ約32m=九十九里にちなみ99階段あります。
初日の出は山頂や離島を除き、日本列島で最初に見る事ができます。

灯台の北側に隣接する「君ヶ浜」
ひねもすのたりのたり の状態

上記、荒天の日

灯台の崖下の海岸

上記の荒天の日

灯台の南側に位置する海岸

上記の荒天の日

灯台遠望

義経伝説に纏わる「犬岩」
中生代ジュラ紀(約1億5000年前)の地層

「屛風ヶ浦」と呼ばれる高さ35~55mの海食崖が約10kmに亘り続く。
九十九里浜の先端(最北)の地域

同上、新世代第4世紀および新第3世紀(50万年~500万年前)の地層

情趣漂う銚子電鉄終着駅

同上、駅構内

同上、途中の無人駅

②銚子キャベツ
屛風ヶ浦の台地(下総台地)で作られる春キャベツは日本有数の生産量です。

同上

③醤油
暖流と寒流が沖でぶつかる当地は年中、温暖多湿で微生物(こうじ菌)が活性し、
大消費地の江戸に利根川と江戸川でつながり、ヤマサやヒゲタ等で醤油造りが
栄えました。

同上

春うらら

以上