土木技術者が撮った中南米の「光りと影」の写真 及び 他国風情

 約22年間の中南米赴任中に土木技術者の視点から撮った写真。開通前のパナマ運河に架かる第二アメリカ橋は圧巻 & 他国事情

11月の花だより(菊・泉自然公園等の紅葉・皆既月食)

2021-11-28 10:15:23 | Japan
 師走です。
 月日の経過が年年歳歳早く過ぎて行きます。
 師走もいつもの月と同様に、とりわけ急ぐ要件もないのに、いつもより気持が急きます。

 年頭に「あれもしよう」「これもしよう」と決めていたものが今年も遠くに流れました。
 毎年、同じことを繰り返えしています。 きっとそれで可なんでしょう。
 それは決めてた事を遂行したら、この先することがなくなるから脳や体がちゃんと自己
 規制をかけていると考えています。 その機能があるうちは元気なんでしょう。きっと。
 
 今年も昨年同様にコロナ禍で自粛生活を強いられ県外へ自由に行動ができず県内探訪でした。
 千葉県内には都会にはない田舎や里山の原風景が沢山残っており、また自然が織りなす美しい
 風景もまだまだ沢山存在しています。まして日本や世界各地には知らない所がまだまだ一杯
 あるのでしょう。 健康を管理しながら元気な内に、いっこいっこ訪れたいと思います。
 

 閑話休題、
 11月の花と言えば「菊」ですね。菊と言えば先ず皇室の家紋を思い浮かべ、菊を見に行くとなれば
 やっぱりここ成田山新勝寺を思い浮かべます。蛇足ですが、私は菊と言えば花かるたの「菊に盃」も
 思い浮かべます。古から、不老長寿の印しとして、お酒に菊や金粉を浮かべた盃で、優雅に嗜む習わ
 しは風情があります。菊は「千代見草」とか「齢草」とか呼ばれ健康長寿の薬草だったからなんです。
 更に蛇足ですが、花かるたには1月から12月まで全て言葉遊びが盛られているのです。優雅ですね。
 「菊に盃」はくにさかずと頭と尻に同じ文字がきています。



 成田山新勝寺の「菊展」。


 同上



 これも菊なんです。「古典菊」と呼ばれています。平安時代~鎌倉時代に育成された「嵯峨菊」と「伊勢菊」
 はその伝統が継承されており、更に江戸時代には「肥後菊」と「江戸菊」が育成され今に至っています。
 (この展示場所は新勝寺ではありません。)


 同上




 旧暦10月の季節、「紅葉」も美しいです。
 再度、蛇足ですが、花かるたでは「紅葉に鹿」です。えでにしと頭と尻が同じ文字になっています。
 この札は紅葉と鹿が描かれていますが鹿がそっぽを向いています。
 ここから鹿十(シカト)と言う言葉ができて、それは「そっぽを向く」=「無視する」と言う意味です。



 紅葉美しいです。


 同上


 同上


 同上


 同上


 同上



 銀杏並木。
 で思い浮かべるのは なぜか「雨の御堂筋」です。ザ・ベンチャーズ作曲で欧陽菲菲がカバーしました。
 ♪ 銀杏並木は枯葉を落とし・・・あなたを偲んで南へ歩く ♪ これは南方向もしくわミナミの繁華街
 に歩いているかは聞き手の想像だそうです。大きな通りですね御堂筋は、ほんまに。
 (写真は県内)


 同上


 バラをわすれていました。


 同上


ーーー 以上、プロローグ。ーーー


 新勝寺の菊展に行きます。

 いつもの成田山新勝寺の総門


 総門から仁王門


 大本堂


 前図の赤丸の所に飾ってある大菊


 いつもの参道 籠や馬がそこから出てきそうな雰囲気です。


 同上、時代劇のSETのようです。


 同上、ここは3軒隣接してうなぎ屋さんです。参道沿いのお店の大半はうなぎ屋さんです。



 菊展 
 「懸崖」の部


 同上


 「菅物」の部


 同上


 「厚物」の部


 同上


 「盆栽」の部


 同上


 同上



 ここは関東エリア最大級のリゾートコンプレックス(複合リゾート施設)
 ゴルフ場、テニス場、アスレティック場、ジップスライド、体育館、天然温泉、ホテルやグランピング施設等
 あらゆるレジャー施設を備えています。


 同上施設内のゴルフ場


 施設内の紅葉した並木はきれいです。


 同上


 同上


 同上


 同上



 いつもの「泉自然公園」。
 自然林の中に公園があります。


 同上


 「まむし」もいます。


 いずみばしのたもとにあるオオモミジとイロハモミジのコラボ。


 いずみばし


 橋上から上流側を見ています。紅葉の具合は全体的に八分でしょうか。


 同上


 橋上から下流側を見ています。


 上流側 池の畔


 上流右岸側から橋を望む


 同上、左岸側から橋を望む。


 池の畔




 佐倉市の歴博に隣接する銀杏並木。


 同上


 同上。たくさんの枯葉とギンナンを落としています。


 同上




 佐倉市にある民間の美術館の庭園 


 同上、池畔の紅葉


 同上、園内散策路


 同上
 

 同上


 サルスベリです。やっぱり赤くなるんですね。


 竜胆 根が胆汁の様に苦いので健胃剤として利用されます。リンドウ科センブリも同じです。


 竜胆 ヨーロッパアルプスの三大花(リンドウ、エーデルワイスとアルペンローズ)の一つです。


 日本の秋です。




 千葉市にある都市緑化公園のメタセコイヤ。


 茶色に紅葉してきます。


 トウカエデもきれいです。



 「秋の終わり」と「冬の始まり」を教えてくれる花が咲き始めました。
 

 同上


 童謡「たき火」にあります。♪ 垣根の垣根の曲がり角・・、サザンカサザンカ咲いた道・・♪


 同上



 きょうも少年たちは元気いっぱいです。



 2021年11月19日18:04分 食分約98%の皆既月食。140年ぶりだそうです。
 ちなみに、次回の皆既月食は65年後(2086年11月21日で食分約99%)なので、今回見ててよかった。



 以上、元気報告を兼ねまして。