土木技術者が撮った中南米の「光りと影」の写真 及び 他国風情

 約22年間の中南米赴任中に土木技術者の視点から撮った写真。開通前のパナマ運河に架かる第二アメリカ橋は圧巻 & 他国事情

世界の教会(含むモスク)PartⅡ

2012-12-29 18:41:02 | Church in the world
 楽しいクリスマスが過ぎてもうすぐお正月がきます。

 海外ではクリスチャンの国が多いため、クリスマス期間は盛大に祝います。

 日本はお正月の方が盛大です。

 閑話休題、

 1年が経つのが年々早くなっております。

 なぜなんでしょうか?

 いろんな説があります。

 1.新陳代謝の速度が子供は早く大人は遅い、ために

   子供は時間が追いついてこないので時間を遅く感じる。

   大人は時間が先に行っちゃうので早い。

   とか

 2.人生経験の違いだとか・・・

   10歳の子供の1年は人生の10%、

  100歳の大人の1年は人生の1%で

   経験を積んだ大人にとっての1年はあっと言う間とか

   色々ありますが、

   なぜだか1年の経つのが早く感じられます。

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 先年はこの時期に中南米の教会を掲載しました。

 今年はキリスト圏のみならずイスラム圏にも訪問しましたので

 容姿の美しい教会やモスクの写真を掲載します。

 ごゆっくりとご覧下さい。

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 写真の掲載順序はカタカナ順です。(ア→ワ)

 
 まずはアゼルバイジャン。首都バクーから北に向かう途中にあるドライブインです。
 後方の山は「5本指の山」と呼ばれ観光地です。
 このドライブインで飲んだ「チャイ」=紅茶は本当に美味しかった。
 なぜだかレストランの前には放し飼いされた牛、羊や鶏がいました。

 北の国境付近の街ハチマス。緑が沢山あり、バラの花が咲く美しい街でした。
 バラの花が一年に何回も咲くと教えてもらいました。

 上記、ドライブインで食べたトウモロコシ。
 富士山や阿蘇山で食べたものと同じ甘ーい味でした。美味しかった。

 イスタンブルの旧市街。世界でも珍しい6本のミナレットを持つブルーモスク。
 正式名称は「スルタンアフメット・ジャーミイ」

 上記の大写し。

 上記の内部。2万枚以上のイズニックタイルは青を主体に配置されている。
 そのため、ブルーモスクの愛称で広く親しまれています。

 ブルーモスクとは公園を中に挟み反対側に建つアヤソフィア。
 もともとはキリスト教の教会がジャーミーに変えられたものです。
 現在は博物館として一般公開されています。

 新市街から金角湾越しに見ています。旧市街の丘の上にあります。
 4本のミナレットを持つ「スュレイマニエ・ジャーミイ」

 ボリビア国コチャバンバ市の丘の上に建つイエスキリスト像。
 キリスト像ではリオのコルコバードの丘に建つそれが有名ですが
 このキリスト像はそれよりも大きいのです。

 優しい穏やかな容姿をされています。

 コチャバンバ市の中心9月14日広場に建つカテドラル。

 コンゴ国のキンシャシャ市にある赤いラテライト色の教会。

 コンゴ国にあり、幹の直径が約7m強ある「バオパブの木」

 ラパスから6時間遅れの飛行機でコチャバンバに到着し
 その後サンタクルスに向かいました。
 そのビルビル空港の空は不思議な雲で覆われていました。
 この雲をひつじ雲と言うそうです。ひつじ雲さんとも随分ご無沙汰をしています。
 お幸せでお元気にお暮しでしょう?

 カリブ海に浮かぶドミニカ共和国の首都サントドミンゴにある
 新大陸初の教会の前に建つコロンブス像。
 ここイスパニョーラ島は1492年にコロンブスが最初の航海で発見した島です。

 ボリビア国「白い街スクレ市」にあるサン・ラサーロ教会。

 同上場所。サント・ドミンゴ教会。

 同、サンタ・バルバラ教会。

 スクレ市の中心、5月25日広場に建つカテドラル。

 カテドラル鐘楼部。

 カテドラル内部にある高さ約2mの黄金の装いをしたマリア様。

 同上場所にあるサン・フェリッペ教会。

 鐘楼の中心にマリア像がある教会。

 アーチ造りが美しいサン・フランシスコ寺院。

 同上、サン・フランシスコ教会付近は「白い街」を代表する通りです。

 スクレ市街を見下ろす丘の上に建つラ・レコレータ修道院。
 紫色のジャカランダがきれいでした。

 前記、ラ・レコレータ修道院の前の回廊。

 チリ国サンチャゴ市の中心アルマス広場に建つカテドラル。

 同、サン・クリストバルの丘の上に建つマリア像。

 同上、大写し。

 サンチャゴ市から太平洋の海岸のリゾート地ヴィーニャデルマルまで
 行く高速道路の両側はチリ・ワインの広大なブドウ畑があります。

 そのブドウ畑の中にある教会。

 チリ・サンチャゴ市のアルマス広場から5分の所にある
 中央市場の中には海鮮レストランがあります。
 この海鮮スープとバフンウニは、これで一人前です。本当に美味しかったです。
 わさびと醤油もありました。今度一緒に行きましょう。

 パリ、モンマルトルの丘の上に建つサクレクール寺院。
 凱旋門の屋上から望遠で撮っています。

 サクレクール寺院正面。

 同上。

 パリの原点はここノートルダム大聖堂です。

 同上、正面ポルタイユ(正門)にある「バラ窓」

 大写し。聖母子像が配置されています。

 南側からセーヌ川の分流越に見ています。

 アルシュヴェシェ橋の願掛け錠前(なぜだか南京錠)です。

 バルセロナ・ガウディ作 サグラダファミリア大聖堂。
 こちら側を「受難の門」と呼びます。

 こちら側を「生誕の門」と呼びます。

 内部は高さ約60mの中空空間となっています。

 バラ窓がきれいです。

 再度「受難の門」

 モンジュイックの丘から見たサグラダファミリア大聖堂。

 アルジェンチン国ブエノスアイレス市エビータ(エヴァペロン)が埋葬されている
 レコレータ墓地の横の聖母ピラール聖堂(Basilica Menor de Nuestra Senora del Pirar)
 美しい容姿の教会の上部に不思議な形の雲がありました。 

 聖母ピラール教会から市街地までの帰り道にあるロンドンタワーの時計塔。
 この広場はフォークランド戦争以前はイギリス広場だったが今はアルゼンチン広場。

 ブエノスと言えば7月9日大通りのオベリスコ。
 それと世界で一番幅の広い道路。

 ボリビア国標高4,000m超に位置するポトシ市。
 その中心、11月10日広場に建つカテドラル。

 同上。

 同、ラ・コンパニーア・デ・ヘスス教会。

 同、正門。

 同、背面。

 同上。

 街の中央市場にある、サンロレンソ教会。

 街の中心広場から一ブロックセロリコ鉱山寄りにあるサンフランシスコ教会。

 同、中心広場から3ブロック西側にあるサンタテレサ教会。

 このアーチの山側が労働者、内側が征服者の住居でした。

 ノリマンディ地方、海に浮かんだモンサンミッシェル修道院。

 同上。

 同上。

 シルエットがきれいでした。

 ヨルダン国アンマン市のキング・フセイン・モスク。

 同、ブルーモスクの愛称のキング・アブドウッラ・モスク。

 白と黒のブロック積が目をひくアブー・ダルウイッシュ・モスク。

 モーゼ終焉の地ネボ山にあるフランシスコ修道院の遺構。

 ネボ山から死海に行く道路。対岸のパレスティナ高原は
 死海の水の蒸発によりボヤケテ見えます。

 死海の水は蒸発し、死海に流入する河川がないため(海岸の塩跡は数m下がっています)
 死海の水は減少し塩素濃度が濃くなりカナヅチの人でも浮きます。

 ボリビア国ラパス市のランドマーク、サンフランシスコ教会。

 同上。後方の崖には貧困者の住居が貼り付いています。

 ボリビア冨士、標高6,400m超のイリマニ山。

 同上。

 ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホール。

 ロイヤル・アルバート・ホール前の
 アルバート公記念碑。

 セントポール大聖堂。

 ウエスト・ミンスター寺院。

 同上。



 今年は色んな事がありました。忙しく早い一年でした。

 来年も良い年であるように祈っております。

 幸せなお年をお迎えください。

Merry Christmas 今までに掲載した国々のキリスト像と教会

2008-12-25 00:09:12 | Church in the world
 キリスト像と言えば最初に浮かぶのがリオデジャネイロ市のコルコバードの丘に建つ巨大なキリスト像です。その顔の部分を大写ししました。瞳は見えませんが、まぶたを開いて人々の平和を祈っているように感じとれます。(詳細は掲載箇所参照ください)

 
 チリ国サンティアゴ市のアルマス広場(中央広場)に建つカテドラル(初公開)

 
 チリ国サンティアゴ市のサン・クリストバルの丘に建つ聖母マリア像(初公開)

 マリア様の像の中に納められているゴルゴタの丘で十字架を背負いはりつけにされたキリスト様。(初公開)

 
 ペルー国クスコ市アルマス広場のカテドラル と ラ・コンパニ-ア・デ・フェスス教会。

 
 クスコ市のインカ帝国時代の太陽の神殿=コリカンチャ。現在はサントドミンゴ教会。

 
 ボリビア国サンタクルス市の9月24日広場に建つカテドラル。

 
 ボリビア国タリハ市のサン・ロケ広場に建つ教会。(初公開)
 
 
 ボリビア国トリニダー市の中央広場に立つカテドラル。(初公開)

 
 ボリビア国サンタクルス州の田舎サンホセデチキートスに建つ世界遺産の教会(初公開)

 
 ボリビア国のラパス市で最も有名なサン・フランシスコ寺院。(本写真はWikitravelから引用)

 
 ペルー国リマ市のサンフランシスコ教会とその左側に隣接する修道院(初公開)

 
 ペルー国リマ市のアルマス広場に建つカテドラルの中にある十字架を背負ったキリスト様。(初公開)

 
 やはり忘れられないのはこの教会です。断崖絶壁やがけ崩れの跡が残る未舗装の道路や歪んだトンネルを抜けてやっとやっとたどりついた場所でした。この教会だけが光って明るく見えました。(光明というのでしょう?)ここがアマゾン河の上流都市イキトス市にもっとも近い港町で、この先は熱帯雨林地帯で通行不可能ですのでここから約500kmは航路になります。

 
 アルゼンチン国ブエノスアイレス市の5月広場(中央広場)に建つカテドラル。

 
 この国を動かした女性エバ・ペロン=エビータが安置されたお墓の隣にある聖堂で、私が訪ねたときに珍しい雲が発生して、しばし見とれ、とても印象に残っております。後で私が所属する同期会(18会)で知ったのですがこの雲を「ひつじ雲」と言うのだそうです。

 
 同上、空一面に「ひつじ雲」が聖堂を包み込んでいました。今まで見た事のない光景です。こんな素晴らしい光景に巡り逢えた事をエビータに感謝をし、暫らくぼう然と見とれていました。