土木技術者が撮った中南米の「光りと影」の写真 及び 他国風情

 約22年間の中南米赴任中に土木技術者の視点から撮った写真。開通前のパナマ運河に架かる第二アメリカ橋は圧巻 & 他国事情

五月のバラと他

2024-05-28 23:51:41 | Japan
 2024年5月の関東の天気は週末は晴れで平日は曇り又は雨になる傾向でした。
 「五月のバラ」を見るチャンスを伺い、平日の好天の日を選んで東京湾最奥部に
位置する習志野市「谷津バラ園」に行ってきました。
 バラは満開で大変に綺麗だったのですが、お天気が晴れたり曇ったりで気になり
ながら、いつもの様に早足の観覧となりました。
 ・・・
 毎年、この季節、五月がくると思い出す歌があります。

 ♪ 五月 この僕が帰る まばゆい五月 紅いバラは 思い出のバラは 君の庭に
   咲くだろうか ・・・・・ 忘れないで 忘れないで 時は流れ過ぎても 
   むせび泣いて むせび泣いて 別れる君と僕のために ♪ 

 この曲は、1972年に来日した米人歌手ブレンダ・リーが上記の「五月のバラ」をカバー
し日本語で歌った「思い出のバラ」と言う曲です。 この曲との出会いは・・・・・・
  
 1978年6月23日に最初の海外赴任地はナイジェリアで当時の海外勤務においては6ケ
月に2週間の一時帰国規定があり、その際に最初の精油所建設時には日本からの経由地で
あるアムステルダムを拠点に欧州を見歩きました。次の線棒圧延工場建設(製鉄所)時は
欧州並びに欧州からから西回りで米国西海岸とハワイに行ってきました。

 その折りの1982年に米西海岸の坂の街に行き、丘の上の広場通りにあるHotelのLobby
Barにて聞いたピアノの弾き語り演奏・・・、 その曲が正に臨場感に溢れ、今でも、横を
走る開放感のあるCable Carの姿が脳裏に浮かびます。  曲の名は有名な
        「I left My heart in San Francisco」です。

 蛇足ですが、
 その抒情溢れるイントロ部がいいですね。
 ♪ The loveliness of Paris Seems somehow sadly grey The glory that was Rome is
of another day 素敵なパリも どこか悲しげな灰色に見える ローマの栄光も
  遠い昔の話みたい
 ♪ I’ve been terribly alone And forgotten in Manhattan I'm going home to my city
by the Bay マンハッタンでは ひどく孤独で居場所がなかった 帰ろう
  湾沿いの我が街へ
  そしてここからがサビの部
 ♪ I left My heart in San Francisco High on a hill,it calls to me・・・・・・・・
  私の心はサンフランシスコに置いてきた 高い丘が 私を呼んでいる
  アウトロ部
 ♪ When I come home to you, San Francisco Your golden sun will shine for me ♪  
  サンフランシスコに帰れば 金色の太陽が(きっときっと)私に輝くでしょう

 「思い出のバラ」と「I left My heart in San Francisco」の曲は1985年の最初の南米赴任
時に新宿西口地下街の店でブレンダリーの「思い出のバラ」のCDを偶然みつけ購入しまし
た。    そのタイトルは   「The End of the World」
と言い、その中に上記二曲が入っていました。毎年、五月になると、その時に驚いた事の
記憶が蘇ってきます。
 
 海外赴任時には必ず落語、講談、ラテン音楽等のCDを持っていきます。何故なら我々の
工事は政府開発援助(ODA)案件の開発途上国(LDC)での工事が多く、娯楽が殆ど無い所だ
からです。
 ブレンダ・リーとラテン音楽に共通するのは「失意の歌」ですが「元気が湧いてくる歌」
なのです。 ブレンダ・リーはハスキーボイスでありながらも、その音域の広い歌唱力は、
なぜか胸に沁み込んできます。ラテン音楽を代表する演者のトリオ ロス パンチョスの
軽快なギターの音色に乗せた歌もまた「元気が湧いてくる歌」です。殆どが「愛」の歌です。

 ・・・・・

 話が飛んでしまいました。
 さて本題

 上記したように東京湾の最奥部に「谷津干潟」があり、そこに隣接して「谷津バラ園」
があります。敷地は約1.3ha(13,000m2)で東京ドーム球場のグランド部に相当します。
 世界各国のバラが約800種、約7,500株があります。
 正面ゲートをくぐって東側(左側)を見る。


 同上、南側を見る。中央部のやや右寄りにあるのが約50mある「バラのアーチ」


 西側から見る。


 上図を少し左に振る。レンガ色の屋根を持った建物が管理棟です。


 上図の右側を見る。写真の中央左側にあるのが「バラのアーチ」です。


 同上、バラの名前は「ローズうらら」


 上記4枚の写真はここ「パーゴラ」=蔓花を這わせて休憩所になる簡易建物。延長約60m。


 西側と南側の交点にいます。つまり左側が「パーゴラ」右側が「バラのアーチ」です。


 バラの「大アーチ」です。


 「バラのアーチ」前から西側のパーゴラを望む


 同上、少し右に振りました。バラの名前は「サンブラ‘93」


 更に右に振りました


 「バラの大アーチ」前を管理棟へむかう。管理棟前にある 「マチルダ」


 同上、ハニーイエロー色の「キャラメルアンティ-ク」


 同上「快挙」


 同上「アナシュカ」


 パーゴラへ入る手前にあるツルバラの「パパメイアン」


 同上、「スマイリー フェイス」


 「うらら」


 「マリア カラス」 ソプラノ歌手


 「ブライダル ピンク」


 「ケーリー グラント」 俳優 懐かしい名前です。


 「ニコロ パガニーニ」 ヴァイオリニスト


 「ノック アウト」


 「ベビー フレーズ」


 「プリンセス アイコ」


 「エンブレス ミチコ」


 「プリンセス ミチコ」


 「プリンセス チチブ」


 「プリンセス サヤコ」


 「モンパルナス」


 「ほほえみ」


 「イングリッシュ ガーデン」と言う名のバラもあります。


 「いろは」


 ツツジ科の「西洋シャクナゲ」 何でここにあるのでしょうか。


 「女神」


 「プリンセス ドゥ モナコ」


 「春の海」


 「イヴ ピアッチュ」


 「ラブ」


 「インカ」


 この木はなんでしょうか


 赤いブラシみたいなのが咲いています。


 「ブラシの木」です。


 この季節はもうそろそろです。


 読売巨人軍発祥の地


 園内境界柵から見る谷津干潟



 以上、5月は体が下記の状態でした。

 PS: ・4月18日に近くのお風呂屋の新築ヒノキ風呂で足を滑らせ大転倒して現在加療中
    ・ 5月23日に風邪に罹患し現在加療中
   2024年五月は運が悪い事が続きました。
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