土木技術者が撮った中南米の「光りと影」の写真 及び 他国風情

 約22年間の中南米赴任中に土木技術者の視点から撮った写真。開通前のパナマ運河に架かる第二アメリカ橋は圧巻 & 他国事情

Goethe(ゲーテ)

2019-03-27 00:55:34 | フランクフルト
 
 桜の開花宣言が全国各地でなされています。
 平成最後に於ける最初の開花宣言は大方の予想を覆して、3月20日の長崎市でした。
 九州や関東の満開は3月末の予定です。 そうして
 春も佳境に入って4月には色んな花が咲き、次第に「春爛漫」になっていくのでしょうね。
 
 ・・・・・

 所で、この歌をご存知だと思います。

 🎵🎵 1番. 七色の谷を越えて 流れていく風のリボン 輪になって 輪になって 駆けていったよ
        春よ春よと 駆けていったよ 🎵🎵

 春のお花畑


 同上


 同上


 同上


 同上


 同上


 同上


 同上(コブシ)


 同上


 同上


 同上


 同上(モクレン)


 同上


 同上


 同上(ユキヤナギ)


 同上(木瓜)


 同上


 同上(カンヒサクラ)


 同上(オオカンサクラ)



🎵🎵 2番. 美しい海を見たよ あふれていた花の街よ 輪になって 輪になって 踊っていたよ
        春よ春よと 踊っていたよ 🎵🎵

 海。


 同上


 同上


 同上


 同上


 同上


 同上


 同上



  🎵🎵 3番. すみれ色してた窓で 泣いていたよ街の角で 輪になって 輪になって 春の夕暮れ
           ひとり寂しく 泣いていたよ 🎵🎵

 菫色のお花


 同上


 春の夕暮れ


 
 この歌の題名は「花の街」ですが、
 1番と2番はこの歌のように、流れるような軽快なリズムで、「爽やか」で「清々しい」
 自然に溢れた 春の情景が詠まれています。
 が、3番は なぜに、春の夕暮れに一人寂しく泣いていたよ なのでしょう???

 最近こういう何もないことの意味やその物がどうやって生まれてきたか、その由来や
 定義に、今までは、やり過ごしてきた事に、ふと気を留めるようになってきました。
 子供の頃の「何で何で」と大人に尋ねたような「知りたい」と思う気持ちになっています。
 
 きっと時間を持てあましている暇人だからだと思います。が。
 
 ・・・・・

 さて、 フランクフルトは

 文豪Goethe(ゲーテ)が生れ、幼少期から青年になるまでの多感な時を過ごした場所です。

 ゲーテはこの街の名家出身で4階建ての大きな生家が今は「ゲーテ博物館」として公開されています。

 ゲーテ家も第二次世界大戦で破壊されましたが、忠実に復元されていました。

 場所はカタリーナ教会とハウプトヴァッヘの間のロスマルクト大通りを南に約200m下った所です。


 4階建てのゲーテハウスとその右側に隣接する展示館。


 ゲーテハウスの入場口に館内説明用のヘッドフォンを有料で貸し出しており日本語のものもありました。
 それの操作は自分で行い録音に従って見学するのですが、誤操作で聞きもらした部屋もあります。


 一階の入口にあるゲーテ像。


 一階に食堂と台所がありその食堂。


 同上


 二階には「南の間」「中央の間」「北の間」と音楽室」があり、その「音楽室」です。


 「南の間」


 「中央の間」=「居間」


 三階には「妹の部屋」「ゲーテ誕生の部屋」「母の部屋」「絵画の間」「父の部屋」があります。 


 その中央にある「絵画の間」
 

 ・・・・

 前回掲載はオペラハウスまで歩きました。
 今回はそこから歩き始めます。


 オペラハウスは街の中心の西側にあります。


 そこから南に向かいます。


 ここにマインハッタンと呼称される超高層ビル群が林立します。


 同上


 同上


 同上


 ゲーテ広場を横切り北上し、街の中心に戻りました。


 同上


 街の中心にある超高層ビル。新旧が対照的な風景です。



 日本への帰路につきます。


 ホテル前のTAXI乗り場。


 ベンツでした。


 空港までの風景。


 空港内の風景。


 ここは何でしょうか。空港内で働く人が袋に入れた物を預けています。


 警察官もいます。クリーニング店です。


 帰路はモズクワ上空経由です。


 羽田に到着です。成田に到着するにはデュッセル経由となり乗換えが必要となります。


 到着しました。


 ・・・・・

 3月26日の千葉市「青葉の森公園」の桜の開花状況は4分位です。
 4月初旬が満開でしょう。


 ところが、3月27日の気温が20℃に上がり、翌28日にはほぼ満開になりました。


 
 四季がある日本はやっぱり自然が世界一美しい国と考えています
 2019年平成最後の「日本の春」をしっかりと満喫したいです。
 
 -以上ー


「歩行者天国大通りツァイル」から街歩き

2019-03-06 21:31:34 | フランクフルト
 関東は3月に入るや、2日、3日と非常に寒くなり雨が一日中降り続きました。
 3日は東京マラソンが開催されましたが10℃以下の気温の中、冷たい雨により途中棄権者が続出しました。

 所謂「寒の戻り」ですね。このように三寒四温して春が訪れるのでしょう。それにしても寒ーい。
 🎵春は名のみの風の寒さや 谷の鴬歌は思えど 時にあらずと声も立てず 時にあらずと声も立てず🎵
 千葉の公園の梅は満開ですが鶯もメジロの鳴声は聞こえず、今か今かと出番を待っている所だと思います。
 桜は蕾が膨らんできました。受験生にとっては一刻も早い桜の開花を待っている心境だと思います。
 
 春はもうすぐです。

 梅の状況

 桜の状況。


 ・・・・・ 

 前回、掲載しましたアイゼルナー橋は橋面が積雪していました。
 この橋は歩道橋で欄干には沢山の錠が掛けてありました。

 右岸上流から見たアイゼルナー橋


 同上、床版


 同上


 両方の欄干には多数の錠が掛けてあります。


 同上


 ここの風景と似ています。=(シテ島に架かるアルシュヴェシェ橋)


 橋上から左岸下流を見ています。


 ドライケーニヒ教会 


 橋上から右岸上流の超高層ビル群を見ています。マンハッタンをもじってマイン八ッタンと言います。


 ・・・・・

先回掲載しました聖カタリーナ教会と・・・


 同上


 ・・・その対面にある中世の警護所ハウプトヴァッヘが市街地の中心と考えます。


 同上。



 ここがデパートやショッピングビルが建ち並ぶ歩行者天国の大通り「ツァイル」の東側の起終点です。


 同上、写真の左側が「ハウプトヴァッヘ」で、右側に「聖カタリーナ教会」があります。


 「ツァイル」の中間付近から大聖堂を見ています。


 同上、西側を見ています。


 同上、西方向に移動していきます。


 同上、「マイツァイル」と言う大きなガラス張りのファサードを持つ大型商業ビル。


 同上、斬新なそのファサード


 同上、前進します。東側を見ています。


 同上、「ツァイル」歩行者天国大通りの西側終点付近です。


 聖カタリーナ教会と


 ハウプトヴァッヘの間のロスマルクト大通りが「ツァイル」の起終点です。


 
 ロスマルクト大通りから北側の「エッシェンハイマー塔」を見ています。


 同上、ここは中世の城壁の北門です。


 同上



 南側にあるゲーテ広場に向かいます。


 ヨーロッパ金融の中心、証券取引所。


 証券取引所の前に建つ雄牛と熊の彫刻。



 ゲーテ広場を北側から望む。


 広場に建つゲーテ像


 同上、南側からの景色


 同上、遠くに聖カタリーナ教会を望む。


 ゲーテ広場西側から東側を望む。


 同上。聖カタリーナ教会を見る。


 上記の、ゲーテ広場の東側の「ツァイル」大通りは庶民のショッピング街ですが、
、広場の西側には有名ブランドが軒を連ねる「ゲーテ通り」があります。


 同上


 同上


 ゲーテ通りの終点から北側を望む。


 上記はロンドンのリージェント通りに似ています。


 ゲーテ通りの終点。


 同上から南側を望む。


 ゲーテ通りを越した先にある「アルテ・オペラ」=「オペラ劇場」


 同上、パリのオペラ座がモデル。先の大戦で破壊され再建されました。


 同上



 ー続くー


レーマー広場(歴史街)

2019-02-26 16:54:43 | フランクフルト
 ここが旧市街の中心部で、かつてはここには市庁舎がありました。
 つまり、旧市街の中心にレーマー広場があり、それを囲むようにして歴史的建造物があります。
 大聖堂はここから約200m東側に位置しています。
 南側に約100m行けばライン川の支流マイン川に出ます。

 マイン川の両岸は博物館河畔と呼ばれ多くの博物館や美術館が存在します。
 これら歴史的建造物は第二次世界大戦で市街地の約70%が破壊されて復元されたものです。
 例えば、旧市庁舎や旧ニコライ教会や旧云々とつく建造物は復元されたものです


 レーマー広場の東側に建つ(半)木造建築で、
 屋根勾配が鋭角な切妻式の建物は「オストツァイル」と呼ばれる中世の家並です。


 同上、雪の日の風景。


 レーマー広場の南側に建つ「旧ニコライ教会」
 ここは13世紀後半には王族の礼拝堂として建造されました。


 レーマー広場の東側と南側。


 同上、雪の日の風景。


 レーマー広場の西側に建つ、階段状の切妻屋根が美しい「旧市庁舎」


 同上。


 同上、雪の日の風景。


 レーマー広場の南側の「旧ニコライ教会」と、その横に建つ「黒い星の館」と呼ばれる建物。
 1回はレストランになっていました。


 同上レストランの名前は「黒い星の館」と言います。


 同上前の小路の突き当りには


 円形建物のエントランスを有する「シュルン美術館」があります。


 「シュルン美術館」の北側の小路の東側の突き当りが大聖堂(聖バーソロミュー教会)


 同上、西側から望む。塔高は95m。


 同上、北側の正面。


 同上、南側


 レーマー広場から見た「大聖堂」


 同上、雪の日の風景。


 同上。


 同上、南側を望む。


 同上、雪の日の風景。


 「旧ニコライ教会」横の小路を南下すると


 「歴史博物館」があり、そのエントランスです。


 同上、北側の全容。


 同上、「歴史博物館」の南側の大通りを挟んでマイン川があります。
 ここには観光船の船着き場があり、その向こうには美しい鉄橋があります。


 「アイゼルナー橋」と呼び、ドイツ語で「鉄橋」です。
 3径間連続曲弦トラス橋(3径間が連続した上弦が曲線のトラス橋)です。美しいですね。


 同上から見た」歴史博物館」と「大聖堂」。
 マイン川の右岸に位置します。


 マイン川の右岸。



 -続くー

ドイツ経済中心都市 

2019-02-17 03:05:12 | フランクフルト
 
 ホンジュラス国で世界一恐いと言われている都市は行っていませんが、三番目の都市は行きました。
 なるほど、そこは確かに人通りがありません。通行する車は四面に黒いフィルムが貼ってあります。

 安全は本人の経験が蓄積されて、それがベースとなります。当然、その尺度には個人差があります。
 その蓄積が少ない人は危険と言われている場所には物見遊山で行ってはなりません。
 理由は海外と日本とでは安全意識のグレードが天と地くらい乖離しているからです。
 
 また、安全は常に最上の100点を目指さなければなりませんが、
 その内の約10%は不安定要素が絡んできます。
 それは経験値で、ある程度は予測可能ですが100%は不可能です。  
 それは「運」だからです。
 危険を回避する努力をしても、これを100%コントロールするのは無理です。

 幸い、私が生活していたY市は
 ・人々は親切で優しいし、
 ・日々、変化する美しい自然があるし、
 ・空気は重くて美味しくたっぷりと吸えるし、
 と、毎日、清しい時を過ごしていました。


 閑話休題、
 ペースメーカー(PM)挿入後の初めての海外業務で
 体の左サイドをかばうあまり左側部のあちこちに歪が生じてきました。
 これは左部を使わないから退化していったものと考えています。
 故に日本に於いて再度、検査および治療をすることにしました。(所謂、Doctor Stopです)

 帰路、縁あってドイツ経由になり、1984年以来35年振りのフランクフルト訪問になりました。
 ここは今や欧州を代表する経済都市であり、交通の(飛行機、列車や車)の要所(ハブ)であり、
 摩天楼が聳え立つ大都市へと変貌していました。
 一方、依然の面影を残す古い街並みも残っています。

 ヨーロッパの街並みは重厚で見ていると心が落ち着きます。
 久しぶりに業務を離れ(忘れ)「命の洗濯」をしてきました。

 長くなりますのでここまでで・・・



 日本への帰路メキシコからはUSAのワシントンとカナダのオタワ上空から北極圏寄りに航路を取り
 アイルランド➝ロンドン➝ブリュッセル上空を経由し、約11時間で
 フランクフルト・マイン国際空港に到着します。
 メキシコを出発し


 フランクフルトへ向かいます。


 ロンドン、ブリュッセルの上空を経由し


 フランクフルトに到着です。


 機材はBoeing 747の2階建てです。


 道中は厚い雲に覆われていました。


 フランクフルトの緯度は北緯50度で、これは樺太(サハリン)の中央部と同緯度です。
 従って、非常に「寒ーい」です。


 田園風景は日本の様です。


 片側5車線のアウトバーン。アウトバーンは速度無制限道路です。


 同上


 フランクフルト・マイン国際空港に到着しました。機材は上記しました747です。


絵 荷物引き取りのターンテーブルはルーレットの絵柄です。


 同上


 TAXIはベンツとBMW。


 同上、車内。


 ドイツにおけるアウトバーンは街に近づくと速度制限があります。


 鉄道のハブ駅=フランクフルト中央駅です。ドイツにおける東京駅=始発駅で終着駅です。


 ハウプトヴァッヘ=18世紀には街の警護所だった建物。今はカフェです。


 上記、ハウプトヴァッヘの向かい側に建つカタリーナ教会。
 文豪ゲーテが洗礼を受けた教会と観光ガイドブックに書いてありました。


 片や、近代化が進んでいます。


 旧市街(歴史の街)の中心部の入口にあるパウリス教会


 前記の前から旧市街の街並み。


 同上


 同上


 道場、路面電車。


 同上


 同上


 観光バス。

 
 同上


 同上。


 同上


 パウルス教会から摩天楼街を望む。


 間口は狭いのですが中は広くて長く、ここは一般庶民の新鮮な果物・野菜や肉などを扱う屋内市場です。
 名前は「クラインマルクトハレ」と言います。


 果物も豊富です。


 花も豊富です。


 球根ごと売っています。


 同上


 花の種子も豊富です。


 フランクフルト・ソーセージ=日本の魚肉ソーセージより一回り大きいです。
 太さはだいたい20mm~40mmくらいまであります。
 ウインナー・ソーセージの約3倍の大きさでしょうか。
 全て燻製されているようです。


 同上


 歴史の街の中心地レーマー広場。ここに旧市庁舎があります。


 -次回へ続くー