土木技術者が撮った中南米の「光りと影」の写真 及び 他国風情

 約22年間の中南米赴任中に土木技術者の視点から撮った写真。開通前のパナマ運河に架かる第二アメリカ橋は圧巻 & 他国事情

移動遊園地・他

2018-09-23 14:00:02 | Honduras
 
 大きな広場


 同上


 大きなロータリーの手前の大きな広場にはサーカスが来ました。

 ここが正門で東側に位置します。トラやライオンも描かれています。


 裏手の西側と右サイドが南側


 北側、左の白いコンテナハウスが切符売り場、小さな青いテントは売店。
 

 サーカスは大人も子供も階段席は一律250円です。物価が高いここにあって非常に安価です。
 但し演技場周囲の椅子席は500円です。危なくてここには座りたくないと決めていました。

 入口の横には虎やライオンの看板が描かれています。
 中に入ると椅子席と演技場の仕切りは厚紙で高さは70cm位です。
 これではライオンが暴走したら危険が一杯ですね。

 階段席は足場板です。日本では安全義務違反で即刻上演中止になります。
 ヒヤヒヤしながら四つんばになって階段席最上段迄上がりました。

 夜の正門


 これはライオンではなくてジャガーでは・・・


 足場板を重ねただけの階段席


 椅子席


 7:30開演が8:15分になり、お客さんも当地事情を察してか、この頃になって入場者が増えてきました。
 最初に舞台中央のロープにぶら下がり、そのロープの上部に滑車が付いており
 舞台の後方で約6名位の人達がそのロープを引き上げていました。全て人力作業です。

 ロープ技


 後ろで数人でロープを引き上げている。



 ロープにぶら下がって体操の鉄棒さながらの演技をします。
 その後、幼い子供3人によるトランポリンの演技で、これはサーカスではないねぇー
 と思いながらも 虎やライオンの登場を今か今かと待ちわびながら見ていました。
 トランポリンの演技後大人三人による軽いコントがずーっと続きます。

 ロープ技


 トランポリン


 コント


 同上


 同上

 
 よく考えてみたら、明るいうちにサーカス小屋の四面(東西南北)の冒頭の写真をみても
 虎やライオンの檻はありません。と待っていると、ついに出てきました。
 ヌイグルミが・・・
 怒りを通り越して笑いがこみ上げてきました。
 まだ1時間位の演技は続くのですが腰が痛くなりここで帰る事にしました。
 そういえば古ーい日本でもおばけ屋敷ではそういう類のがありましたねー。

 1ケ月の興行後、解体開始


 同上


 生活の場でもあったんです。


 2日間で解体終了


 その跡地で牛が草を食む


 サーカス軍団コンボイ



 今度は移動遊園地がそこから歩いて15分の所に来ました。
 多分9月1日から部材の組み立てを開始し、これもまた一週間くらいで開園になりました。

 移動遊園地はその点、何のごまかしもありませんが、部材の錆が目立ちます。
 時々通る時に垣間見るのですが塗装は錆止めではなくカラフルな上塗りだけです。
 使用料は各遊技具は一律一回乗ったら150円です。
 二回でサーカス分は払えます。それほどにサーカスが安いと言う事ですので、
 虎やライオンの飼育は程遠く無理です。

 観覧車の組立て中


 同上、組立て完了。


 メリーゴーランドの組立て中


 同上、組立て完了


 同上


 この遊具はわかりません。お客さんが居ればわかるのだが・・


 同上


 ゴーカートです。右側に線路が見えます。


 これもよく見かけます。


 これはコワイです。



 雨季も真っ盛りになり大きな雲が空全体に広がり、スコールが毎日来ています。

 大きな雲

 同上


 同上


 同上


 同上


 スコールです。アフリカみたいに真っ黒ではありません。


 同上


 同上


 同上



 当国は9月15日が独立記念日で全国の高校生がパレードを行うそうです。

 街の至る所でパレードが開催されています。


 同上


 同上


 同上


 同上


 やっぱり中南米の人達は陽気で明るくお祭りが大好きな人たちなんです。


 どこに続く階段でしょうか


 可愛い清楚な教会です


 〆はやっぱりここ。

 

 --以上ーー

首都テグシと日本料理店

2018-09-01 10:31:11 | Honduras
 すごい事です。
 この国に本格的な日本料理店を発見しました。
 テグシの高級住宅街の坂の途中にあります。

 この写真はそこに行く途中にある中米の大国の大使館です。


 坂の上には高級住宅地が広がっています。


 閑静で清楚な住宅街です。人っ子一人もいない閑静さです。


 坂はUP-DOWNが幾度にもあります。


 坂の途中の交差点際に そのお店はあります。


 駐車場は満車状態。さぞかし美味しいと考えます。


 店名から推測すれば伊豆半島東側出身の人かも知れません。
 店主は日本人だそうですがお店は現地人だけで切り盛りしています。
 品数が豊富で日本食は何でもあります。
 ので、選ぶのに迷います。
 寿司、刺身、カツ丼、天丼、餃子、ざるそば、冷ややっこ、ラーメンやうどん等
 おおよそ日本のデパートで普通に食べるものは全て揃っています。

 舟盛や寿司盛も豪華です。
 お値段は相当しますので、私の懐具合ではとても手がでません。


 同上


 白菜の漬物がありました。
 日本でもそうそうにはないと思いますが・・。これは重宝です。


 刺盛りと巻物


 私は「焼きサバ定食」にしました。
 定食ですから、ごはんと味噌汁が付いてきますが、
 メインの焼きサバがなかなか来ないのです。
 多分に、冷凍したものを七輪でゆっくり焼いているものと思います。
 ご飯を食べ終わる頃に出てきました。
 待った甲斐がありました。
 写真を撮り忘れるほど、脂がのって本当に美味しいかったです。

 揚げ出し豆腐と湯豆腐

 友人が頼んだカツ丼(量は日本の2倍はあります)

 カツカレー(量は右側のスプーンと比較されてください)


 ここの寿司のシャリはカリフォルニア産で、ネタはチリと聞きました。
 輸入品ですから高くなりますね。

 店主が上記したように伊豆の人ですかどうかは知りませんが
 店内の壁には葛飾北斎作の富嶽36景が額に入れて飾っていました。
 よく目にする「神奈川沖の浪裏」=白波の中に富士山が見えるもの
 は入口に飾ってありました。

 富嶽46景あるんですね。



fugaku36.netから引用

fugaku36.netから引用

fugaku36.netから引用



 私が住むY市から首都テグシまでは車で小一時間掛かります。
 テグシへ行くには境界にある長ーい長ーい山道を越えなければなりません。
 山道は有料道路になっており道幅が片側優々に2車線はあります。
 またクロソイド曲線(注1)の長いケ所も多く見られます。
 (注1)車両が曲線から直線に入る場合に急ハンドルを切らないようにその間に設ける緩和曲線。
     この緩和部分は一定の走行速度で、一定の速度で走行した場合ハンドル操作は固定となる。
 でも、時々曲率半径が小さい場合は大型トレーラーは右端から左に鋭角に入って来る
 ので要注意です。 またカント(注2)が不足しています。
 (注2)曲線をスムーズ(遠心力に抵抗する為)に走行させる為、曲線外側を高くする。バンクも同意義。


 同上


 広大な空と大きな雲


 同上


 同上


 このたなびく煙はなんでしょうか?


 コーヒー工場があり焙煎中です。私は初めて知ったのですが
 ホンジュラスはコーヒを輸出している位、世界的に有名なのだそうです。
 まろやかで美味しい味です。高級品で16オンス=1ポンド=約450gで450円=100円/100gです。


 ここにも「ハミダシ」がありました。丸焼きチキンです。新鮮なのではみ出しているのでしょうね。



 山道の有料道路は快適ですがテグシの入口で必ず混みます。
 これは多数の道路が一ケ所に収束されるからです。


 収束ケ所を過ぎても渋滞です。


 また週末は毎週、学生やタクシー運転手が道路上でタイヤを燃やし、あちこちで封鎖をします。
 こうなるとストが終わるまで何時間もじーっと待たなくてはなりません。


 同上。遠くに黒煙が見えます。


 同上


 同上。路上でタイヤを燃やしているのです。


 朝早くもしくは正午前には混雑は一時解除されます。

 同上

 同上

 同上



 最後はここで〆になります。


 夕暮れの風景です。


 趣ありますね。


 やっぱり荘厳で崇高さを感じます。