土木技術者が撮った中南米の「光りと影」の写真 及び 他国風情

 約22年間の中南米赴任中に土木技術者の視点から撮った写真。開通前のパナマ運河に架かる第二アメリカ橋は圧巻 & 他国事情

うなぎ(新勝寺) と (ムクゲ、ホオズキ)

2019-07-31 23:05:20 | Japan
 27日の土用の丑の日を境に暑さがうなぎのぼりになり、
 関東地方は29日にやっと梅雨明け宣言がなされました。

 暑い中、涼と安らぎを求めて千葉都市緑化植物園に行きました。
 木々の陰や清流の傍にいると風が通り涼しく何時間でもそこで過ごせます。


 同上


 同上


 塩からトンボも出てきました。もうすぐセミでしょうね。


 同上、八重のムクゲはまだ咲いています。


 同上


 一重のムクゲも元気です。


 同上


 
 「8月の見どころマップ」は7月のそれとはそんなに変わっていません。
 そんな中マップを見渡していると昔懐かしい花がありました。
 草本類の一番最後にそれの写真が載っています。


 「ほおずき」 です。
 会社に入って数年後、オレンジ色路線の地下鉄駅の改良工事に従事していました。
 夜勤明けで東京駅から日本橋や京橋のオフィスに通う人並みを横目にオレンジ色の
 地下鉄に乗って終点まで行きました。 その界隈の浅草寺は真夏にも拘わらず大勢
 の人混みでした。 それはちょうど、ほおずき市が開催されていたからです。
 浅草寺では7月10日は「四万六千日」=「しまんろくせんにち」の功徳が得られ
 る日なんだそうです。 46,000日は約126年あり人の寿命の限界で=一生分と
 言う意味合いがあるそうです。7月10日に参拝すれば一生分した事になります。
 蛇足ですがお米一升が46,000粒ありそれに掛けたと言う説もあります。



 同上


 
 7月27日(土曜日)は前記した様に「土用の丑の日」でした。
 「うなぎ」と言えばすぐに成田山新勝寺の参道を思い浮かべます。
 参道の両側の数十軒の料理屋さんは殆どは「うなぎ屋」さんです。
 が、長年の経験から土曜日は大混雑が予想されますので前日の26日に行ってきました。


 ここのうなぎ屋さんはうなぎの「捌き(割き)」、「串打ち」や「焼き」を店頭で公開しています。


 親方が捌いたものを弟子たちが串打ちをしています。
 串打ち三年、割き五年 焼き一生と言われています。


 江戸時代の老舗が風情を醸し出しています。

 
 同上


 ここは旅籠も兼ねていました。


 同上。



 ここからは成田山の7月末の風景です。
 今から成田山新勝寺に入山します。
 下図には成田山全域と伽藍の説明が載っています。


 同上、地図のみです。


 前図の下方にある、ここが成田山新勝寺の総門です。


 総門から仁王門までの参道。


 仁王門


 仁王門から大本堂に行く急階段


 逆からみています。


 同上


 急階段を上ったら大本堂が現れます。


 常香炉


 大本堂の手前左側の社務所=常香炉の左手側


 大本堂


 同上右側にある三重塔


 三重塔


 大本堂左手から裏手の階段を上ったところにある額堂。(重文、上記マップに説明あり)


 額堂前から見る光明堂。(重文、上記マップに説明あり)


 一昨年2017年に建立された醫王堂。(マップに説明あり)



 醫王堂の右手にある平和の大塔(マップに説明あり)


 その前の広い公園の一角にある噴水


 ・・・ 成田山新勝寺の案内はここまでです。・・・

 本日の主題「うなぎ」 屋さん
 


 美味しかった。でも高かった本体3,800+肝吸い350=4,150でした。松竹梅はなく一品のみです。
 昔はお肉が一番高いと思っていましたが、今はうなぎですね。
 隣国の人達が食べるようになり乱獲し資源がなくなったそうです。
 やっぱり元気が出てきます。


 ・・・以上、元気だよりです・・・


ひまわり と (桔梗、半夏生、ヤマユリ)

2019-07-24 00:36:43 | Japan
 今の時期を代表する花は やっぱり、「ひまわり」でしょう。
 和名は向日葵、英名はSunflower、西名はGirasol です。
 どれも太陽に向かうと言う意味です。
 太陽に向かい力強く咲いている「ひまわり」を見ていると元気を貰えます。


 そのヒマワリ畑の周りの広大な圃場(田んぼ)は緑の絨毯を敷いています。


 同上


 湛水はされていません。たぶん、土壌に酸素を供給し根の伸長を促進する「中干」の状態と考えます。


 ・・・・・
 
 西日本では大雨で圃場が冠水し稲の成長に影響を与えていると聞き及びます。
 今年は日照時間が短くヒマワリもまたその生育にも影響を及ぼしているそうです。
 ので、 確認のために先週20日の 土用入りの日(注1)に、
 「風車のあるふるさと広場」のヒマワリ畑を見に行ってきました。
 えぇ!!
 何とここのヒマワリはほぼ満開に近い状態です。
 ここは広大な敷地をあり、そのヒマワリ畑の上方には遮るものは一切なく
 少ない日照でものびのびと咲いているのだと思います。

 (注1) 土用入りの日は季節が変わる節日(立春、立夏、立秋、立冬)の18日前の日。
 節日の前日が節分で、現在では厳しい冬を乗り越えた立春の前日のみを指します。
 土用の日は一般的に夏土用を指し、季節の変わり目で体調管理の為に、邪気払い(=災害や病気)
 をする期間とされています。そして土用の丑の日には疲労回復、食欲増進や夏バテ防止に「ウナギを」
 食べる慣わしです。今年の土用の丑の日は27日の土曜日です。ウナギは美味しいですね。
 
 
 それでは写真を。
 
 圧巻ですね。


 同上


 同上


 同上


 同上、ミツバチがオシベの花粉を運んでいます。
 花々が色とりどりで美しいのはミツバチを引き寄せるためと聞いたことがあります。
 小さなミツバチが大きな向日葵にひきよせられるんですね。 


 同上
 「ミツバチ」と「ひまわり」の面積比は約1:200です。
 例えれば、成人一人が10m幅x8階建てのビルの前に立っている状態でしょうか。



 桔梗も咲き始めています。
 秋の七草です。
 その覚え方は万葉集、山上憶良の次の詩歌にあります。
 ♪ 萩が花 尾花 葛花 撫子 女郎花 また藤袴 朝顔の花♪
 (注) 尾花は薄で、朝顔は桔梗です。
 句の頭をとって「おすきなふくは」=「お好きな服は」と覚えます。
 春の七草はお粥にいれて食しますが、秋のそれは見て楽しみます。
 どっちも良いですね。


 同上


 同上、トンボも花粉を運んでいるのでしょう。


 ところで半夏生の今はどうなっているのでしょうか。
 まだ白いですね。


 段々と、その白さは褪せてきています。が、元気です。


 同上。元の色の緑に戻っているようです。


 今年は梅雨寒でアジサイもまだ咲いています。


 同上


 ヤマユリが咲き始めました。
 ドイツ村のユリの花を見た後なので折角咲いているのですが恐い感じがします。


 同上


 同上



 (蛇足:2019年参院選に寄せて)
 第25回参院選は投票率が48.8%で戦後ワースト2でした。
 組織票が強い与党が助けられた格好です。それを、
 勝てば官軍で民意だとうそぶいてる党首がいますが、投票率を上げる努力をワザとしなかったのでは
 と勘繰りたくなります。今政権が何を言おうと不誠実で、ごまかしが多く信頼感はなしです。
 野党の皆さん、先ずは政権奪取する事が第一義であり、それが統一をする目的と考えます。
 そのためには党利党略を乗り越えて一層の統一候補を擁立し真っ当な政治に戻すための政権交代を
 果たしもらい国民のだれもから信頼される政治にもどして頂くことを期待しています。
 そして国民の誰もが生きていくのが楽しくなるような世の中にして頂きたくお願いします。
 見え透いた口先だけのごまかしや隠ぺいは、誠実さや謙虚さは全く感じられません。
 人は常に不断なる誠実さや優しさが大事と考えます。
 

 以上、元気だよりです。

 

東京ドイツ村(百合の花)

2019-07-16 01:25:44 | Japan
 先週水曜日、この日は午後から晴れると言う予報で、以前に配布されたチラシ持参で
 「東京ドイツ村」に45万株の「ユリの花」を見に行ってきました。
 東京ドイツ村は千葉県袖ケ浦市にあります。千葉市の南方約30kmです。
 「千葉にあるのに東京ドイツ村と言うのはこれいかに、
 それは千葉にあるのに東京ディズニーランドと言うが如し。」
 やはり「千葉ドイツ村」より「東京ドイツ村」の方がネームヴァリューがあるのでしょうね。
 千葉県民としては腑に落ちませんが、こういう質問をする人が多いと見え下図Area Mapに
 その由来が載っています。
 「東京を頭に付けたのは東京湾アクアラインが開通し、首都圏から近くなったから」
 と・・・・・。個人的にはこの注釈は無い方が良いように思います。
 なぜなら、園内の品格はヤジや中傷が吹っ飛んでしまう位の素晴らしさでです。

 それはさておき
 広大な敷地には(東京ドームの約27倍)季節毎に数万株の花が咲く自然が一杯な所です。


 同上、広大な敷地ですべてにメンテや整備が行き届いています。


 同上


 同上


 この時期は45万株の百合の花が咲くというので見てきました。
 今はその1/3の15万株が満開でした。


 同上


 同上


 同上、「白ユリ」畑


 同上


 同上


 同上


 きれいですね。


 同上


 桃色のユリ


 きれいですね。


 同上


 紅色のユリ


 きれいですね。


 ユリ畑は園の外側にあり、そこから内側を見ています。中央広場地域です。


 カメラを右に振りました。普段の日にも拘わらず多くの(大半は同年配)の人でした。
 元気です。元気な同年配の方々を見ているとこちらも元気になります。(空元気?)


 カメラを更に右に振りました。


 園内が見渡せる位置にある「マルクトプラッツエリア」=「中央広場地域」です。


 同上


 同上の建物の裏側(=内側)


 この恐竜はリモコンされていてリアルに動きます。


 レストラン棟


 中央棟 バウムクーヘン専門店とお土産品店が入っています。


 ・・・・・

 広大なヒマワリ畑。もうすぐ満開になります。


 きれいですね。


 同上


 これはラベンダーではなく「バーベナ」と言います。


 以上、元気だよりです。

七月の花(千葉市緑化植物園のムクゲとハグロトンボ)

2019-07-10 23:56:06 | Japan
 早いもので今年も半分が過ぎました。
 半夏生が過ぎるや否や、
 南九州や西日本では降雨による甚大な被害が発生しています。
 古人の長年に亘る経験からくる知恵には敬服いたします。 ところで、
 自然災害時には毎回、思うのですが、
 行政機関はハザードマップを作成して、それを具体的にどのように活用をして
 いるのでしょうか。それは作成したらそれで終わりのような責任を回避する為
 の口実では無いと考えていますが毎回対策が後手後手なので心配しています。
 行政では堤防の決壊ケ所を予測できていながら何でその対策に手を拱いて
 いるのでしょうか。どこかの党の重鎮が言うように、忖度しないので「予算」を
 付けてもらえないのではないかと勘繰ってしまいます。
 そういう後手後手にならない為には、当然ですが、私たちが誠実な「選良」を
 きちんと見極めて「選挙で選ぶ」しかないのです。我々も重い責任があるのです。
 と言っても、選挙時には「他に居ないから」とか「バカでも地域にお金を落とす」
 とか「地元の名士」とか「知人の友達」とかで不本意ながら仕方なく選ぶという
 人達(選挙民)も多いはずです。そういう時は無記名の選択もあると考えます。
 2大政党になることを望んでいます。 候補者のみなさん頑張れ。 
 
 閑話休題
 標題の7月初めの花は 
 千葉市都市緑化植物園の添付「7月のみどころマップ」を参照ください。



 上記マップの「木本類」の No.7 に「ムクゲ」があり、右側の写真には2つのムクゲが載っています。
 下図のムクゲは普段に見聞きするムクゲです。


 同上


 同上


 同上


 もう一つのムクゲは八重です。初めて知りました。


 その花の下にムクゲと名札がありました。


 同上、八重のムクゲ。


 マップの草本類 No.1 の「インドハマユウ」も右側に2つの写真が載っています。
 下図は白い方です。


 名札には「アフリカハマユウ」と記載されて、別名を「インドハマユウ」と書いてあります。
 老婆心(老爺心)ながら、マップと名札は合わせた方が良いかと思いますが。


 同上、こちらは花が紅色ですが、インドハマユウです。


 同上、名札にはアフリカハマユウ(紅花)と書かれています。


 このバラ見たいな花は何だと思われますか?


 名札には「ハマナス」と書いてあります。
 知床岬に咲いているあの花です。さぞかし綺麗でしょうね。
 蛇足ですがバラ科です。


 マップの「イー3」と「イー4」にある小さな池です。
 梅雨空で水面が映えない写真になっています。


 この池の奥に「ハグロトンボ」が居たのです。
 と言う事は流れて来る水は清いのです。


 この花は何だと思いますか。


 「クチナシ」の白い花です。


 ヤマユリが咲こうとしています。


 一輪だけ咲いていました。


 もう「夾竹桃」の花が咲き始める頃なんですね。


 以上、元気だよりです。


 

「半夏生」の日

2019-07-02 23:54:54 | Japan
 本日は「半夏生」です。
 その当日の「ハンゲショウ」の花を見てきました。

 それでは
 写真をご覧ください。

 1.佐倉市DMC川村記念美術館
   この季節はオオガハスとアジサイを目当てにだけ行っていました。
   が、オオガハス池の手前に少し小振りな蓮池がありその池辺に何とあったのです。
   真白で綺麗です。
   規模も今まで見た中で広範囲にわたっていました。

   (注)前回投稿の補足
    オオガハスの命は4日間です。が、夫々が同時に咲くわけではないので
    お花見は2週間位は楽しめます。

 アジサイは未だ楽しめます。


 同上


 オオガハス池の南側から北側を望む。
 旬は過ぎた感じです。
 池の周囲は遊歩道になっていて、上方に人が居る更に北側に蓮池があります。


 3日目と4日目です。


 3日目の後半でしょうか。


 4日目です。


 北側にある蓮池。
 人が居る左側の白い花は「ハンゲショウ」です。


 池の周囲には「ハンゲショウ」があります。


 同上。奥がオオガハス池です。


 同上


 同上。背丈は高いので1mくらいあります。


 同上


 同上


 同上


 葉の裏側から撮りました。
 葉の裏は緑ですので半化粧です。


 純白で綺麗です。不思議な自然の造形です。


 みずみずしいですね。


 こんな純白の綺麗な花が「半夏生の日」に咲くなんてすごいですね。
 前述しましたように「半夏生」の日までに農作業は終えなければなりません。
 「半夏生」の日はタコを食べる慣わしがあると、近くのスーパーでタコの売出しをしていました。
 由来は稲が地中に根を張り風雨に負けないで育ってほしいとの願から来ているそうです。
    


 2.千葉市都市緑化植物園
   6月の初めには小川の中州で他の草花に隠れていたハンゲショウも
   今や1m以上の背丈になり、白色化が進んでいるのが見れます。
   中州には入れませんので間近では見れません。
   前回は見つけきれなかったのですが、ここにも小さな池があり
   その辺の一角にもありました。
   園内のハーブが最盛期です。

 中洲に半夏生があります。


 同上


 小さな池の辺の一角にありました。


 同上


 北海道に比べると規模は極小さいですがラベンダーが咲いています。



 3.千葉市花の美術館=三陽メディアフラワーミュージアム
   6月の初めは温室の陰にひっそり咲いていました。
   本日は背丈も伸びて白色化も進んでいましたが、他の2ケ所より成長していない感じがします。
   それは他の2ケ所は水辺にありますが、ここは違います。同じなのは半日は日陰になる所です。
   ここのハーブも最盛期です。

 温室の脇にひっそりと咲いています。


 同上。


 同上


 同上


 同上


 前庭に綺麗な花が咲いていました。


 「クレオメ」と言います。


 同上


 同上


 ラベンダーです。
 関東の高温多湿と酸性土壌が不適だそうです。
 でもここのラベンダーは千葉では大きい(広い)と思いますが・・。



 以上 元気だよりです。