土木技術者が撮った中南米の「光りと影」の写真 及び 他国風情

 約22年間の中南米赴任中に土木技術者の視点から撮った写真。開通前のパナマ運河に架かる第二アメリカ橋は圧巻 & 他国事情

9月の花だより(仲秋の名月・向日葵・酔芙蓉・彼岸花)

2021-09-27 19:00:00 | Japan
  2021年の9月は1日から6日までの6日間の最高気温が25℃を下回りそれは87年ぶりの事で、
  また、9月21日は中秋の名月が満月と重なりそれは8年ぶりの事でした。
     
 
  この時期、夜は気温が20℃前後まで下がり肌寒く、毛布が必要になりました。以前は25℃とは夏日
 で暑かった記憶なのですが、昨今は寒く感じます。それは日本も気温が40℃近くまで上がり、暑い気温
 の中での生活が普通になって体が高温に慣らされてきたためと考えます。が、他方、加齢による耐力(体力)
 の低下が進行し、その回復力が遅くなったのもあるかもしれません。 
 少年の頃は冬でも短パンとランニングシャツで平気だったのに。やっぱり加齢が原因なのでしょうか。

  そんな気候変動の中、今年は暦通りに季節が推移しているように感じます。9月に秋めいてきました。
 私的(=一般的?)に日本の今の秋を感じるのは
 ①食欲の秋 : 新米、栗、秋刀魚、さつまいも、柿、ぶどう、梨、落花生等、美味しいものばかり。
 ②読書の秋 : 旅行(海外)の本とその行きたい場所の地図を見て仮想旅行計画を練っている時は
         飽き(秋)ません。
 ③スポーツの秋 : もっぱら機械に頼って毎日励行しています。
 ④行楽の秋 : 旅行(県内)と植物園、公園、博物館と美術館巡りしています。理由はロハですから。
 ⑤芸術の秋 : 絵画を見ることや音楽を聞くことは好きですが、自分でするその才能はありません。
 ⑥月見の秋 : 月見は毎晩いそしんでいます。
 ⑦寂しい秋 : 奥山に紅葉踏み分け・・秋ぞ「悲しき」、「寂しさ」に宿を立ち出でて・・いづこも
         同じ秋の夕暮れ、秋の季節は自然に「悲しく」なったり「寂しく」なったりするんです。
  
    古人曰く 「月見れば ちぢにものこそ 悲しけれ わが身ひとつの秋にはあらねど」と
    秋をもの悲しくて寂しい季節としてとらえるような感覚が平安時代からあったようです。

  そのような静寂で情趣あふれる季節なのですが、突然に永田町の一角で跡目相続抗争が始まり騒が
 しくなっています。 また政治屋たちが国民はそっちのけで自党の総裁選挙で派閥内抗争をして居る
 からです。 そのわけは約9年間このような反社集団まがいの振舞いをしてきたこの政党の前任者の
 オイチャンがコロナ禍と自党の総裁選は両立はしないと「格好よく見得を切り」今後はコロナ禍一本
 に集中すると総裁選を降りた(降ろされた?)からです。が、その舌の根も乾かない内に今月23日
 から26日までコロナ禍はそっちにおいて「不要不急」の外遊をしました。 毎度の厚顔無恥で有言
 不実行のアベコベさんです。このオイチャンは。 外遊しなくても今は会議はオンラインでできると
 号令をかけて十分実績を積んだはずなんですが。国連総会はそうしたじゃないですか。ここまでくる
 と、それは四国山地を流れる吉野川が2億年かけて造った約8kmの渓谷の様な例えになります。注①)

  オイチャン、あなたは百も承知のように コロナ対策を主に防衛、外交、経済や少子化問題 等の
 「重要早急」な補正予算や法案は目白押しですぞ。早急に臨時国会を開会し、国会審議を実行し予算
 や法案を取り極め、国民の生活や健康と安全を確保するのが、オイチャンの「有終の美」を飾る最後
 のチャンス(国民への御奉公)なんですよ。 いじめにあうので国会に出たくない気持ちは重々承知
 しています。が、あなたは国民の上記の権利を守る国の最高責任者なんですよ。コロナで家庭内感染
 しても入院できずにいる大勢の国民の悲哀や苦しみを見ているでしょうが。 また、こども達は早く
 学校や保育園で友達と遊びたいのですよ。 コロナ禍前の状態に早く戻してください。 
  蛇足ですが
 コロナ禍以前に時々、近くの公園まで電車ごっこの様にロープにつながれた保育園児が先生に引率
 されて家の前を歩いているのをみて微笑ましく思いました。また大勢の子供たちを見ていると頼もし
 く思われてきます。が一方、何と少ない児童数なのでしょうとがっかりもします。 私たちの時代の
 様に大人数の元気のある子供達がいる世の中に早くしてください。

  総裁選では1Aには「お前とは心中はしたくない」とまで衆人の面前で罵倒され悔しかったでしょう。
 でも2Aの脅威を跳ねのけ総裁候補4人の中では異端児ですが唯一若い考えの若い候補者の支持を表明
 したではありませんか。かっこよかったです。その詮索はしません。その勇気がおありなのですから残
 り僅かな任期を国民の為にご奉公を心よりお願い申し上げます。

  いずれにしろ(オイチャンの常套句) 総裁選候補者4人とも与党の幹部として安倍・菅政権を支え
 てきた人達ですから、公文書改ざん、隠蔽や忖度・腐敗政治と諸悪を黙認してきた人たちですので期待
 はしてませんが。
  選挙前は潔く脱原発とか森友再調査とか威勢は良かったのですが急に手のひらを返し忖度に走りだし
 ました。そんな中一人だけ、前政権の悪(負)の遺産を追及するというまともな考えの女史がいました。
 こういう人達が増えない限り政党は変わりません。だから一部の既得権者達を更に潤わせ多くの弱くて
 貧しい人たちはより貧しく社会的弱者になっていったのです。オイチャンはもう精一杯やってきました。 
 はよう議員を辞めて、あとは若い人達に任せて長老たちを引き連れてゆっくりと余生を楽しんで下さい。
 オイチャンの「有終の美」ですぞ。 頑張らなあかん。  
 体育会系の貴殿なら、最後に勇退する、その潔い覚悟は当然おもちですよね。
 (注① 大歩危)

 本題にはいります。
 秋は足早に過ぎていきます。 が、県内の場所によってはまだ名残があります。

 ひまわり これは夏の風物詩ですね。なんで出番を忘れたのでしょうか。
 

 ノリウツギ 色あせてきました。
 

 サルスベリ こちらも前記同様に感じます。
 

 同上
 

 スイフヨウ まだまだ元気でした。
 

 同上
 

 同上
 

 クリ 今からです。栗ご飯や筍ご飯は季節の代表です。
 


 秋本番です。
 キンモクセイの甘い匂いが遠くまで漂っています。
 

 同上
 

 同上
 

 同上。淡黄色だからキンモクセイで白色はギンモクセイと呼びます。
 

 ヒガンバナ 秋の彼岸を知らせる花です。
 

 同上
 
 
 シロバナマンジュシャゲ
 ヒガンバナ科ですが花弁の反り返りや縁のフリルがヒガンバナより緩くそう命名されました。
 

 ヒガンバナ
 

 同上
 

 コスモスがチラリホラリと咲き始めました。
 

 同上
 


 久しぶりの好天で久しぶりに行ってきました。
 出入り口の門は閉まっていました。 人一人もいません。
 静寂の中、流れる空気を独り占めしました。 とても美味しかったです。
 

 同上
 

 同上
 

 時々、灯台南側崖下の波の音がします。
 

 銚子電鉄 犬吠駅
 ここだけがモダーンです。銚電は頑張っています。
 

 ホームが曲線です。珍しいです。
 電車は箱型なので場所によっては隙間が開きます。
 ほんの稀に曲線のホームを見かけます。降りるときに必ず放送します。
 

 飯沼観音の参道
 

 千葉県唯一の五重塔。
 

 銚子大仏
 1711年建立と書いてあります。高さは5.4mです。
 

 大仏様と本堂
 

 五重塔の裏側に貴重なものがあります。
 

 飯沼水準原標石
 

  1872年設置されたと書いてあります。
 世界全土のその国の測量の水準原点はあります。日本水準原点は霞が関国会の前庭の憲政記念公園内にあります。
 1891年に設置ですから飯沼原標の約20年後に設置されたのですね。 日本水準原点の標高は+ 24.390mで
 これは東京湾平均海面水位(Tokyo Peil=TP)を±0.000mとしたものです。ちなみに利根川水系は江戸川と関係が深
 く今でも千葉県のみならず東京都や埼玉県の上水は利根川→江戸川から引いています。 利根川水系の測量点は
 江戸川基準面(Yedogawa Peil =YP)を±0.000mとしています。  
 


 この写真の中央の崖の下に京成線が走っています。この崖に子ヤギが迷い込んで住んだのです。
 名前はポニョで崖の上のポニョと呼ばれています。今は佐倉の遊園地で飼われています。 
 

 大きくなりました。
 

 ポニュです。この遊園地の人気者でそのお陰で客足が増えました。
 


 秋の風景 もうすぐ稲刈りです。
 

 秋の風景。
 

 秋の風物詩。ボッチがぼちぼちと出始めました。
 

 同上。つる首ひょうたん。
 

 バショウの木に花が咲いていました。夏に黄白色の花芽をつけそうです。
 俳人芭蕉はそれまで桃青と号していましたが、深川に居を定め、そこにバショウを植えてから芭蕉と号し、
 その庵を芭蕉庵と称しました。
 ♪ 行く春や 鳥啼き魚の 目は涙 ♪ この句は奥の細道出立の日に詠んだ第一句です。 
 

 花茎の長いシュウメイギクが咲き始めました。
 

 同上
 
 
 秋の七草の「ハギ」です。
 ♪ 萩が花 尾花葛花なでしこの花 おみなえしまた藤袴 あさがおの花 ♪ 山上憶良 作
 

 シオン
 紫苑と書きます。花言葉は「追憶」で理由は親を忘れないように墓の脇に植えた由縁だそうです。
 

 同上、キク科です。
 

 銀杏並木は黄色づいてきました。
 

 天高く 我肥える 秋?
 

 同上
 

 同上
 

 秋の雲
 

 同上
 

 同上
 

 十五夜お月さん。
 

 こちらは流れ星のように光っていました。
 

 少年たちはいつも元気です。
 

 同上
 

 もうハロウインの飾りが出てきました。
 

 
 以上、元気報告を兼ねまして。

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