土木技術者が撮った中南米の「光りと影」の写真 及び 他国風情

 約22年間の中南米赴任中に土木技術者の視点から撮った写真。開通前のパナマ運河に架かる第二アメリカ橋は圧巻 & 他国事情

「思い出のバラ」

2019-05-29 01:01:49 | Japan
 題名は1970年初頭に来日した米人歌手ブレンダ・リーが日本語で歌った曲で、
 日本語名は「5月のバラ」です。
 
 🎵五月 この僕が帰る まばゆい 五月 紅いバラは 思い出のバラは
 君の庭に 咲くだろうか 
 ・・・中略・・・ 
 忘れないで 忘れないで 時は流れ過ぎても むせび泣いて むせび泣いて
 別れる君と僕のために🎵
 
 5月のこの時期はやっぱりバラですね。
 今では
 交配育種により約2万から3万種もあるそうです。
 命名は育種家が自由に登録できますので何でもありです。
 色もピンク、赤、オレンジ、黄、白、紫等、色々あります。

 千葉市の西北にある習志野市の「谷津バラ園」には約800種、7,500株あり
 日本では大きなバラ園の一つです。 また、同北西に隣接する八千代市には
 東洋一のバラ園と称する民間経営の「京成バラ園」があります。
 こちらは1,600種、10,000株あります。

 普段に日(週末ではない日)にもかかわらず沢山の方々が訪れていました。
 その半数はほぼ同年配の方々です。
 園内を自由にのんびりと散策されて美しいバラを観賞されていました。
 健康であるからこそですね。
 
 
 それでは、

 入園ゲートをくぐり左側(東側)を望む。


 同上、正面(南側=東京湾側)を望む。


 入園ゲートの真向かい側(南側)から入園ゲート(北側)を望む。


 同上、カメラを右に振る。


 同上。


 同上、更に右に振る。


 西側端部から東側を望む。中央左側が入園ゲート。


 同上、カメラを右に振る。


 同上、更に右に振る。



 ここからの写真は人名・和名・カタカナ名と皇室、王室の人名順に掲載します。
 

 「クリスチャン ディオール」赤色


 「ヨハネパブロⅡ世」白色


「マリリン モンロー」杏色(アプリコット)


 「花霞」 白色とピンク色の覆輪


 「琴音」 淡いピンクで中心部はアプリコット色。


 「桜霞」可憐なピンク色の小花が咲くツルバラです。


 「春霞」? 淡いピンク色 バラのアーチトンネル(長さ50m)にツル状に咲いていました。
 名札を撮るのを失念し誤記の場合もありますので、後日、再確認に行ってきます。

 半月後の6月4日に再園しましたが開花状況は20%位でバラのアーチトンネルは青葉のトンネル
 でした。


 「あやおり」で赤色で裏側がほんのり白色になっています。


 「うらら」ピンク色


 「カオルノ=薫乃」淡いピンク色


 「ビッグドリーム」濃いピンク色


 「レディエックス」淡いラベンダー色


 「ストロベリー クラッシュ」赤色


 「リオサンバ」黄色➝オレンジ➝朱色に変化する賑やかなバラです。


 「スケルツオ」朱色


 「ラ フランス」淡いピンク色。
 ハイブリッドローズと言われ四季咲きの大輪一輪咲きの品種で、現代バラは殆どがこの品種です。
 その第一号が1867年に誕生したこの「ラ フランス」です。
 これ以前に育成されたものを「オールドローズ」と呼び、これ以後のバラを「モダンローズ」と呼びます。
 

 「ピース」淡い黄色


 「サンブラ’93」淡いピンク色


 「フレンチレース」アイボリー色


 「フォルツアゴールド」真黄色


 「エスメラルダ」弁先が濃いピンク色


 「ジェミニ」白色に淡いピンク色の覆輪


 「スーパースター」薄い赤色




 「ミチコ皇太子妃」濃いオレンジ色


 「ミチコ皇后」淡いアプリコット色


 「秩父宮妃」ピンク色


 「高松宮妃」サーモンピンク色

  
 「愛子妃」ピンク色


 「清子妃」サーモンピンク色


 「モナコ公妃」=グレイスケリー妃 白色とピンク色の覆輪。


「クイーン エリザベス」 ピンク色の大輪


 -以上、元気便りを兼ねましてー

 「特記」
 30歳からの約10年間、川崎市多摩区生田の会社のアパートに家族4人で住んでいました。
 向ケ丘遊園や登戸は多摩川沿いにあり散策場所でした。
 幼い子供たちの事故には心が痛みます。
 衷心よりお悔やみを申し上げます。
 



面白い名前の木

2019-05-14 01:39:26 | Japan
 平成から令和の春も、例年のように多種多様な花が咲きました。
 それらの開花時期に合わせて訪ねようとしましたが、平成最後の春は気温の上下変動が
 大きくて「ここぞ」と言う時期を見分けるのが難しかったように思っております。

 対処法は、「数行けば当たる」でしょうが、年々それが大変になりつつあり、
 例年と比較して、その開花時に行き当たる確率が約1/2程になった様に思います。

 暦の上では5月6日がもう立夏でした。
 確かに著名な春の花が終わると晩春の様相ですし初夏の模様でもあります。
 今が、戸外の空気は暖かくて心地良く、一年を通して一番凌ぎ易い季節と感じます。

 ・・・・・

 自然と接すると言うのは取りも直さず元気をもらえるからです。
 緑を見ていると目に優しく、またストレスフリーにもなります。

 令和の時代も、尚更に健康管理をして、出来るだけ多くの自然を見つけに行って
 元気に楽しく過ごしていきたいなぁと思っています。

 さて、
 前回に投稿しました「ハンカチの木」も面白い名前ですね。



 さながらハンカチの様です。



 ハナミズキも終わり、

 ツツジが咲いて


 ヤマブキが咲き


 同上、ヤマブキの八重を見ると太田道灌を思い出します。ある日ある日、狩りの最中に雨に会い
 山の中の一軒家で雨具を借りようとした道灌に農家の娘が差し出したのが八重のヤマブキでした。
 その意味が「みのひとつだになきぞ悲しき」と家来に聞かされ自分の無知を恥じ詩歌を学んだと
 私も落語の「道灌」から知りました。落語には更に創作の「オチ」があります。


 マンサクが咲き


 藤が咲きました。


 同上


 同上。 この藤は銚子市の妙福寺にある樹齢750年の「臥龍の藤」と言います。
 根元の姿が臥龍のようで、その複雑にくねくねとうねるような状態を形容したものです。


 都心の天神様の藤は「由良之助の状態」でした。


 ボタンも咲き

 
 シャクヤクも咲いて


 同上、ボタンは木でシャクヤクは草です。ゆえに茎をみれば区別がつきます。


 面白名前の シラン も咲きました。漢字では紫蘭です。



 千葉市都市緑化植物園には、葉の上が雪で覆われたようになった木があります。
 立札を見ますと「ヒトツバタゴ」と載っています。
 別名「ナンジャモンジャノキ」と面白い名前が書いてありました。
 白い細い花が木に、まるで雪を被せたように覆っていました。
 モクセイ科で細い花が4つに分かれています。匂いはありません。



 同上


 同上


 同上、タゴはトネリコの別名ですが複葉ではなく一ッ葉ですのでその名が由来しています。



 🎵甍(いらか)の波と 雲の波 重なる波の 中空(なかぞら)を
 橘 かおる 朝風に 高く泳ぐや 鯉のぼり🎵

 里の鯉のぼりは闊達(かったつ)です。


 都会の鯉のぼりは賑やかです。


 里の春


 同上、新緑から深緑に移っています。


 新緑風景。


 同上


 同上


 同上


 同上


 同上


 同上


 水琴窟(すいきんくつ)と言い、澄み切った音色を出します。 



 🎵卯(う)の花の匂う 垣根に 時鳥(ほととぎす) 
 早も来鳴きて 忍び音もらす 夏は来ぬ🎵

 この卯の花をウツギと呼びます。でも卯の花は匂いはしません。
 美しい花が沢山ある事の比喩で匂うと言ったのでしょう。


 同上



 🎵夏がくれば 思い出す はるかな尾瀬 遠い空
 霧のなかに 浮かびくる やさしい影 野の小径
 水芭蕉の花が 咲いている 夢見て咲いている 水のほとり
 石楠花色に たそがれる はるかな尾瀬 遠い空🎵

 石楠花(シャクナゲ)です。水芭蕉はまだ見られません。



 今週末から満開になります。


 同上



 ー以上、元気便りを兼ねましてー