土木技術者が撮った中南米の「光りと影」の写真 及び 他国風情

 約22年間の中南米赴任中に土木技術者の視点から撮った写真。開通前のパナマ運河に架かる第二アメリカ橋は圧巻 & 他国事情

すわーアフリカへ

2015-02-28 23:59:05 | ウガンダ
 去る2月2日22:20分発の成田最終便で、 カタール経由ウガンダ国に入りました。

 この時間帯の出発は3便で広い空港内もひっそりとしています。

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 夜の国際線は闇の中に飛び立ちますので、 機窓から見るその景色には寂然感が漂ってきます。

 (蛇足ですが、 この思いは遠い昔に(社会人なりたてに)寝台列車で帰省し、帰京する時の

 その何ともいえない、寂しさと、これから頑張らなければ  と言う想いとダブってきます。)

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 闇へと向かう旅立ちは、いつも寂しさが一入に感じられます。

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 カタール国ドーハ空港へ午前4:00に到着し、約4時間でエンテベ行き(ウガンダ国)に乗り継ぎます。

 飛行時間は成田⇔ドーハ間が約11.5時間、ドーハ⇔カンパラまでが約5時間です。

 都合約20時間でアフリカに到着します。蛇足ですが、南米のハブ空港リマまで最少で約24時間掛かります。

 暗黒の大陸へ向かう心模様と陽気なラテン民族がいる大陸へ向かうそれとは

 その、持ちように於いてかなりのギャップを感じます。

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 ドーハ空港は広大な砂漠の中に造られた空港ですのでお金に任せて(失礼)

 アラビアンナイトに出てきそうな豪華絢爛な空港です。(UAEのドバイ空港も同じでした。)

 新市街は海を埋め立てて造られた超高層ビルが立ち並び、今も海へ海へと開発が進んでいます。

 (お隣のUAE国ドバイ市もここ同様な街の形態をしていました。)

 所謂、開発は砂漠の中へではなく、海へ海へと延びて行っています。

 海水は塩分を抜いて淡水に容易に精製されますので立地上の利便性が良いのです。

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 飛行機は砂漠のドーハを飛び立ちしばらくアラビア半島を飛んで、紅海に出てエチオピア上空をかすめ

 ウガンダ国の首都カンパラ市のエンテベ空港に約5時間で到着します。

 紅海を挟んでアラビア半島もアフリカ大陸もその沿岸は山岳地帯です。

 アラビア半島は全て砂漠と認識していましたが、その西側は山岳地帯です。驚きました。

 大昔はアフリカ大陸とアラビア半島が地続きになっていたことが容易に理解出来ます。

 アフリカの内陸に行くに従い緑が出てきます。

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 カンパラ市のエンテベ空港はヴィクトリア湖のほとりにありますので緑豊かです。

 ただ現在は降機したらすぐにエボラ熱の検疫を受けなければなりません。

 到着便の飛行機が込み合うと長蛇の列でクーラーのない所で延々と並びます。(しょうがないですが)

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 空港から市街地まで及び市街地の中も舗装道路です。

 発展途上中でありバイクや車が多く渋滞が慢性化しているように感じます。

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 市街地には近代的なビルもあり(高層で10階位の)道路沿いには緑が施され

 初めての赴任者でも生活できる環境と感じています。(ただし治安は分かりません。)

 道路沿いにはマンゴやユーカリの木があり、そして数多くの露店があります。

 中南米で見た紫色のジャカランダもありました。

 南スーダン国もそうですが、ここも露店にカラフルな洋服を置いています。

 その他、バイクタクシーの溜り場が主要道路の交差点にあったり、リアカーで果物等を売る

 人たちが居たりで、賑わっています。


 まえがきはさておきにして、



 成田発最終便、ドーハ行き。

 闇の中に飛び立ちます。

 東京都心の夜景。中央が皇居で、その少し上方に東京タワーが見えます。

 イスラマバードをかすめての経路です。
 ドーハまでは約9,200km、巡航速度800km/h、所要時間は約11.5時間。

 朝4:00のドーハ空港内。大勢の人が乗り継ぎます。

 煌びやかな空港内。

 砂漠の中に造られた大きな空港です。

 同上。

 同上。

 海を埋め立てて造られた海上都市。

 同上の遠景。

 同上。

 離陸したら5分で砂漠の上です。

 紅海沿岸には山岳があります。

 こちらはアフリカ側。大昔は大陸がくついたのですね。

 エチオピア国を抜けるまで山岳地帯が続きます。

 同上。

 雲が見え始めたらウガンダ国です。

 そしてヴィクトリア湖が見えたらウガンダ国カンパラ市のエンテベ空港に着陸です。

 同上。

 旋回して着陸態勢に入りました。
 緑があります。

 同上。

 エンテベ空港に着陸。

 空港名の横に動物たちの絵があります。

 同上。(絵の)動物たちがお迎えです。

 UNの駐機基地になっています。

 空港を抜けると右側に広大なヴィクトリ湖が見えます。

 同上。入り江の部分は海水浴場になっています。

 カンパラ市へ向かう道路沿いには沢山の露店があります。
 アフリカでは洋服屋さんが目立ちます。

 同上。

 緑が豊かです。マンゴの木が多く見られます。

 これは奇抜です。

 露天商。

 同上。

 カンパラ市は丘の上に位置し、そこまでに何回も坂を越えなければなりません。

 途中の街風景。

 ユーカリの木。

 丘の上のカンパラの市街地。

 バイクが俄然多くなります。

 同上。

 カンパラ市街地。

 緑が多いです。

 このラッパ状のピンクの花は「ジャカランダ」です。


 以上。



 
 

緑多しカンパラ市

2014-03-29 02:16:53 | ウガンダ
 東アフリカの赤道直下に位置しヴィクトリア湖の北側にある

 ウガンダ共和国の首都カンパラ市です。

 

 空港はヴィクトリア湖畔にあり、空港施設も整然としていて、

 また、イミグレおよび税関の職員は非常に紳士的です。

 (暗にジュバと比較をしているようですが・・・)

 ウガンダ入国はビザが必要ですが、空港内のイミグレにて50 US$にて取得可能です。


 空港から街へ行く街路は緑が設けられて気分を晴れやかにさせてくれます。

 カンパラ市街地に近づくにつれて、眼前の丘の上に高層の建物が目に入ってきます。

 

 市街地内の主要道路沿いは建物が整然と並んでいて緑も多く配置されています。


 一方、一通り裏に入るとそこにはアフリカ的な騒然な風景があります。


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 カンパラ市街地は空港から車で小一時間の標高約1200mの丘の上にあり、

 ほぼ赤道直下にありながら、年平均気温は23℃で

 アフリカに於いても住みやすい気候環境を有しています。


 街歩きの起点は、街の中心の丘の上にある中央公園です。

 そこからはカンパラ市内の半分が見渡せ、そしてこの公園内には

 米国資本の高級高層ホテルが建っており、街のランドマークになっています。

 その屋上に立てば市内の四方を見渡すことができます。


 まずは、ご覧ください。



 ヴィクトリア湖の北岸に空港はあります。
 空港へのアクセス道路です。

 エンテベ国際空港です。

 東アフリカの航空会社はここに立ち寄ります。

 日本からだと中近東経由→エンテベになります。

 飛び立った飛行機からヴィクトリア湖を見ています。



 空港を出発してカンパラに向かいます。
 道中はこのように緑が設けられています。

 空港のそばにウガンダ唯一のエンテベ動物園があります。
 入り口にサイの親子の像が立っています。

 道中から見えるヴィクトリア湖。

 同上。

 ちゃんとした(当たり前ですが)ショッピング・モールも街道沿いにあります。

 街道沿いの洋品店。ファッショナブルな洋品が陳列されています。

 同上、家具屋さん。

 カンパラに近づくと道幅が広くなります。

 街が活気づいてきました。

 アフリカ的な風景と思います。

 遠くの丘の上がカンパラ市街です。
 空港からこのような丘を何回も越えて到着します。

 もうすぐ街中心です。

 高台に建っている左奥の建物が米資本のホテルです。

 街中心の中央公園へ登っています。

 この突き当りを左折し、最初の角を右折すれば中央公園です。

 上記の大写し。ここを左折します。
 左側の建物は中央郵便局です。

 左折しました。
 右側が中央郵便局で、その横の道路を登って中央公園に行きます。
 
 上記の写真を後ろから=中央公園側から撮ったものです。
 右端が中央郵便局で青い高層ビルとの間が中央公園に登る道路です。



 中央公園から下りて行きます。

 落ち着いた街並みです。

 同上。

 正面の建物が中央公園に建つホテルです。

 中央には緑樹帯が設けられています。

 熱帯の植物も見られます。

 高原の植物です。

 街中心部はそんなに広くはありません。

 中央公園に戻ってきました。


 ここからの写真は
 中央公園に建つホテルの屋上から撮っています。
 市の東側です。緑と丘の多い所です。

 上記アングルを少しづつ右に振って行きます。

 上記写真中央の白い建物の大写し。

 右に振ります。

 同上。

 同上。南側のエンテベ国際空港方向です。

 右に振ります。

 同上。

 同上、ホテルの裏側(北側方向)に米資本のホテルが建設中。


 ー以上ー



 次回予告
     「3月の千葉風物詩」 
 
     勝浦のビッグひな祭り。

 

 お楽しみに。