土木技術者が撮った中南米の「光りと影」の写真 及び 他国風情

 約22年間の中南米赴任中に土木技術者の視点から撮った写真。開通前のパナマ運河に架かる第二アメリカ橋は圧巻 & 他国事情

10月の花だより(秋桜・金木犀・谷津バラ園)

2020-10-29 01:15:18 | Japan
 10月の後半になって、めっきりと寒くなってきました。
 2019年の日本の年間平均気温が(1981~2010年の30年平均値を)0.92℃上回ったそうです。
 この統計値は、都市化の影響を比較的受け難い15測候所を選定し算出したものです。
 だから富士山、熊谷、東京や大阪 等は除外されています。
 関東圏では千葉県銚子市のみです。
 謂わば都市化の進捗が緩やかで自然が保全されている場所なんです。
 個人的には、有難く光栄なことだと思っています。
 
 今年の秋は短く、
 気象庁曰く「今年は冬らしい寒さになる」そうです。
 「大雪が降って厳寒の冬がくる」とは言えないので演繹な表現になるのでしょうが、
 最近の予報は高い確率で当たっていますので、もう少しハッキリ言ってもよいのでは。
 万が一、間違ったら言い訳はせずに外れました で良いのでは・・。
 民間でそれを仕事にしている会社はそうはいかないので可哀想ですが。

 今年の日本の初霜と初氷は10月16日に帯広で観測されました。
 暦の上では10月23日が霜降(そうこう)です、ので
 自然界はちゃんと季節の移り変わりを感じ取りじっーと出番を待っていたのです。

 蛇足ですが、霜降ですぐに思い出すのは、
 「秋になって田んぼのほとりにある仮小屋の、その屋根を葺いた苫のが網目が粗い為に
 私の衣の袖は露に濡れていくばかりである。」 自然が美しい秋はもう終わるのかなぁ。
 天智天皇は晩秋の静寂さを美しいーと捉えたものと考えます。
 人としての「素直さ」や「ゆとり」を感じます。
 コロナ禍の時代こそ、束の間に自然を見て、心のゆとりを持ちたいと思っています。

 それでは

 天高く馬肥える秋  の空。


 同上


 同上


 同上、いづこにいても同じ秋の夕暮れ。


 秋桜


 同上


 秋明菊 息が長いです。


 女郎花 もの悲しい名前です。粟に似ているので粟花とも女飯ともいわれたのが語源。


 息の長い酔芙蓉。


 アルゼンチン・パタゴニア地方の強風の吹く大草原=パンパ に咲くパンパスグラス。


 ♪ 夕焼け小焼けの赤とんぼ負われて見たのはいつの日か ♪
 この詩は 「追われて見た」ではなく、姐やの背中で「おぶられて見た」のだそうです。


 キンモクセイ 遠くにいてもその甘いバニラの香りが漂ってきます、


 同上。線路や橋梁桁は直線の集合体が曲線になります。
 また、台車の車輪は直線配置です。
 だから電車が曲線を走行する時にキーキーと音がします。
 その音を軽減するために曲線部にはカント(高さ調整)とスラック(幅を調整)を設けます。
 つまり、線路の内側幅(軌間)は曲線部においては一定ではありません。


 秋バラは小粒ですが、花の艶やかさや香りは春バラより優れているそうです。


 同上


 同上



 10月20日に習志野市の「谷津バラ園」に行ってきました。ほぼ満開でしたが、
 関係者発表は70%開花とのことでした。
 今年はコロナ禍の影響で順路がロープで仕切られており好き勝手には見学できませんでした。
 それはしょうがないとしても、バラは例年同様に美しく綺麗に咲いていました。



 同上 広角撮り。


 同上


 バラの名は生産者の特権でつけていますのでピントこないものが少なくはありません。
 が、その道のプロがつけるのですから、それなりの意味があるのでしょう。
 これは「スーパースター」です。
 命名に思いつきも半分はあるように思いますが・・。  まだまだプロの域には達しません。


 「ヨハネパブロ2世」 ローマ法王


 「マリアカラス」 歌姫 


 「イブピアッチェ」


 「マリリンモンロー」 俳優


 「女神」


 「カーディナル ドゥ リシェリュー」


「ケーリーグラント」 俳優 


 「ローズうらら」


 「ゲーテローズ」


 「旧名 ダイアナ プリンセス」


 「キャロリーヌ ドゥ モナコ」 モナコ公女(モナコ公妃グレースケリーの長女)


 「パローレ」



 10月の23日に紅葉を見にいつもの所に行ってきましたがまだでした。
 が、紅葉する前の自然も美しく綺麗でした。



 同上


 同上


 同上。11月初旬にはこのイロハモミジが真っ赤に染まります。


 同上、池の両岸が紅葉します。


 同上


 久しぶりに見ました。昔は色んな所にあった様なきがしますが、今は希少と考えます。
 ここ以外の場所では約30年振りです。
 チリの太平洋岸の避暑地ヴィーニャデルマルにありました。


 Trick or Treat (従わないと移動させるぞ?)



 米国では11月3日(=11月の第一月曜日のあとの火曜日)は大統領選挙です。

 「屁理屈」「言い逃れ」「誤魔化」「嘘」や「相手の悪口」等、人として恥ずかしい行為を
 「平然」とする人たち、 また「意見が合わない人」を意図的に外したり、移動させる様な
 民主主義に逆行したり背任行為をするような人たちが多すぎです。特に政治家に。
 だけどそう言う人ばかりが大国のリーダーになっているんですから、今はマフィアの世界です。
 一強多弱ではなく拮抗した二大政党でなければ民主主義議会のバランスは保てません。 
 今の自民党政権になって「徳」、「品格」や「教養」をもった政治家が見つかりません。
 選挙屋や政治屋のみで、「悪」、「貧格」や「強要」する集団に見えます。
 野党は最大のチャンスなんですが、何で簡単に抜けるのでしょうか。現政権をみてて、
 「日本を変えなければ」と考えられないのでしょうか。初心を忘れたのでしょうか。
 国民の生活より自分の保身や主義が優先する頭でっかちの集団なんでしょうか。

 ゆえに、 秋の夜長も
 かこち顔なるわが涙  なのです。  
 明日は青葉の森か昭和の森にいこうかなぁ。

 以上、元気報告を兼ねまして。