土木技術者が撮った中南米の「光りと影」の写真 及び 他国風情

 約22年間の中南米赴任中に土木技術者の視点から撮った写真。開通前のパナマ運河に架かる第二アメリカ橋は圧巻 & 他国事情

パナマ運河(閘門の仕組み)

2009-03-04 23:57:43 | パナマ
 閘門はほぼ「開き」第一ドックと第二ドックの水面の高さは等しく成りました。


 第二ドックの前方に第二番目のペドロミゲル閘門方向を見ております。水位は上記同様両方のドックが等しい状態です。


 閘門が壁面にぴったり収まれば船舶は第一ドックから第二ドックへ移動します。右側の灰色の格子柄の部分が壁に収まった閘門です。


 船舶は第二ドックへと入っております。

 
 同上進行中。


 第二ドックの前方の閘門に接近しここで水位の上昇を待ちます。


 同上。注水による水位上昇直前の待機の状態です。閘門は「閉め」の状態です。閘門通過後にある写真前方部=ミラフローレス人工湖(最下段の写真で複数の船舶が待機している場所)との水位差はかなりあります。


 後方の閘門が「閉め」られようとしています。この後、注水し水位を上昇させ上記ミラフローレス湖のレベルにします。

 
 ミラフローレス閘門の水位をミラフローレス湖の水位と等しくし第二ドックを通過中の船舶。

(Wikitravelより写真引用)

 船舶は太平洋側の第一番目のミラフローレス閘門を出ました。次の太平洋側の第二番目のペドロミゲル閘門に入る為、その手前のミラフローレス人工湖で待機しております。ぺドロミゲル閘門を通過するとパナマ運河開通百年を記念して2004年8月15日に開通した「センテニャアル橋(英)」=「センテナリオ橋(西)」=「一世紀橋」が眼前に美しい雄姿を見せてくれます。