39ギター

35年ぶりに弾き始めたクラシックギター
神経痛と戦いながら
どこまでバッハに迫れるか
蝶も花もアーチェリーもあるよ

新しい弦は良いですねぇ

2009-10-25 22:14:02 | 

いやぁ~

新しい弦は良いですねぇ

弾いていて気持ちが良い。

腕前のヘタなところを隠してくれそうだ。

この、セシリア弦は1弦4弦が鳴り過ぎず、2・3弦とちょうど良いバランスで鳴ってくれる。

あくまでも私のギターでの話しだが、他のよく鳴る弦だとどうしても1弦4弦が勝ってしまって、和音のバランスが悪くなる。

先の記事の弦が短い不良品については、まあ滅多にないと言うことで、不幸な事故のような感じです。

それ以外は、このセシリアLow-Sはお気に入りです。

1ヶ月で弦交換は、アマチュアとしてはもう少し長持ちして欲しいと思いますが、まあ伸びの多いスパーローテンションと言うことで、わけのわからない理由ですが、納得しましょう。


短くて張れないセシリア「弦」

2009-10-25 20:01:55 | 

弦が短い!なんじゃこりゃぁ~

弦を張り替えようと、まず全部の弦をはずして、弦の下になっていて普段あまり掃除のできない表面板の部分をきれいに掃除した。

1弦・2弦・3弦と外側から張って、それから6弦・5弦と張って4弦を袋から取り出したところ、いつもはくるくる巻いている端の方が巻いてなくて袋から取り出すとすぐに解けた。

ちょっと首をひねりながらも、まずはブリッジに結び付けて、それからシューと糸巻きの方に弦を指で伸ばしながら持っていった。

すると、なんということでしょう、糸巻きのところで弦が終わっている。つまり、弦が糸巻きに届いているだけで巻きつける余分な長さがない。

そんな馬鹿な、と思いつつ何度も確認し、もしかして自分の間違いかもと思いつつ、1弦から順に確認し、やはりどう見ても、弦が短い!

こんなことってある?

今まで相当数の弦を張り替えてきたが、こんなことは初めてだ。

弦をよく見ると、途中できれたようになっていて、普通よくあるような芯線が端の方で折り返したような巻きのゆるい部分もない。

さらによく見てみると、弦の途中のところどころが軽くさびたようにと言うか銀メッキが落ちたようにと言うか、変色している。

念のために5弦を調べると、こちらは長さはちゃんとあるが、やはり少し途中が変色している。

6弦は特に問題ないようだ。

このままでは、4弦なしのままか、また古い弦をはるか、どっちにしても1週間も辛抱はできないので、日曜日の夕方で電車は混んでいるし、面倒だなぁとおもいつつ、すぐにヤマハに行くことにした。

ヤマハで、すぐに弦を買ったときのお兄さんが対応してくれて、最初は何があったのかわからない様子だった。

「すぐに代わりのものが欲しい」と言ったが、ちょうど在庫がないので「すぐに取り寄せます」と言うので、それは困るから、「そこにあるセットものを開いて4弦だけちょうだいな。」とお願いしたところ快く出していただいた。

念のためにすぐに袋を開いて弦の長さを調べてもらったら、確かに15cmぐらい短い。

みんなで「こんなの初めて」と改めてびっくり。

ヤマハの対応としては、まあまあよくやってくれたが、メーカーにはヤマハのほうからすぐに不良品の情報を流して善処していただきたい。

まあ、1個350円の品物ではあるが、プロも使っていると言う名のある「弦」なので、品質管理はちゃんとやって欲しい。

工場生産ものは、どうしても不良率はゼロにはならないもので、しかたがないが、不良品が出たときの企業の対応はその企業の品格をあらわすものなので、ちゃんと調査し再発防止を図ってもらいたいものです。

教訓:これと決めた弦は最低2セット持っておくこと。


表面板から来る平面波

2009-10-25 15:57:07 | ギター

高級ギターの最高の余韻を打ち消すことになるが、自分のギターを弾いてみた。

何も言わなくても判るだろう・・・

しかし、39年間連れ添ったギターは大切にしたいので、せめてもと言うことで、弦を換えることにした。

セシリアのLow-Sは一ヶ月でヘタってしまったように感じるが、じつは私のギターの特性で1ヶ月目の2・3弦をちゃんと鳴らすことができないのか、どっちにしてもハリのある音が失われつつある。

それにしても、よかったなぁ

ラミレス二世は、表面板全体から平面波が出ている感じで、サウンドホールはオーディオスピーカーで言うところのバスレフ効果が程よく聞いて低音を響かせ、バランスの良い品の良い、もっと褒め言葉はないのか、と言う感じだ。

国産のギターもそれなりにはいいのだが、やはり弦が鳴っていてその音がサウンドホールから飛び出している感じで、表面板から来る平面波とはまったく異質の音である。

平面波は自分で弾いているときよりも、人に弾いてもらったときによく判る。

いいギターはラミレス二世に限らず、小さなスピーカーと大きなスピーカーの違いのような、う~ん、なんと行ったらいいか判らない・・・体全体で感じる音圧のような・・・通常の海の波と津波の違いのような・・・そんな奥の深い違いがある。

これぐらいにしておこう、悲しくなる


エル・コンドル=こだわりのギターショップ

2009-10-25 14:57:33 | ギター

やっぱり、ドイツ製の高級ギターは違いますねぇ・・・

ルーミッヒと言うブランドで640ミリのものです。

今日は、エル・コンドルに行きました。

いつになるかわからないけど、購買能力が復活したときのためにギターの鑑定力を育てておこうと言うことで、おそらく新しいものも入っているだろうから、今は買えないけどと言う前提で見せてもらった。

最初に、またラミレス二世の名器で、いいですねえ、次に出してもらったのがルーミッヒ

第一印象は、ラミレスの後なので少し出遅れ気味の音と言うかむしろ重厚な音に物足りなさを多少感じつつも、実はそれが弾けば弾くほど厚い音に感じ始め、最後には「これいいねぇ、」と惚れてしまった。

いいのには、もう一つ理由があって、640ミリを今回始めて弾いたのであるが、これが非常に弾きやすく、わずか15ミリの差(私のは655ミリ)がこれほど違うのかと思った。

特に、日ごろ腱鞘炎に悩まされ、ネックが厚く弦長の長いギターで痛い思いをしている身にとっては、本当に弾きやすさと言うものを痛感した。

値段を聞いてびっくり189万円ということで、今のところは手も足も出ません。

そんなに高い品物にもかかわらず、気楽に弾かせてもらって本当にありがたいお店です。

http://www.elcondor.jp/index.html

店主の人柄が商品の価値をさらに高めている、そんなお店です。

11月1日から15日まで「ドイツ圏の製作家展」と言うのを開催するそうです。

ぜひ行きましょう。


経皮鎮痛消炎剤

2009-10-25 09:12:33 | 健康・病気

空は曇っていますが、気分は晴れています。

というのが、腰も痛くないし、指も痛くないし、体中どこも痛くないからです。

体中どこも痛くない、こんな当たり前のことがうれしいんですね。

昨日は、三日の休養後いきなり合計2時間もギターを弾いたので、また来るのかな、と言う不安を抱いて寝たのですが、ボルタレンゲルをたっぷり塗ったのでそれが効いたのでしょう、毎朝する「今日の指の具合はどうかな?」という確認をすることすら忘れていました。

ボルタレンは「経皮鎮痛消炎剤」ということで、鎮痛のところだけを見れば、単に痛みを抑えているだけで薬が切れたらまた痛くなりそうですが、消炎のところを見れば炎症を抑えてくれているはずで、鎮痛効果が効いていると言うことは消炎効果も効いていると言うことで、つまり炎症も治まっている思います。(楽観的?)

確かに以前と比べて、症状が長引くことがなくなり、痛みやこわばりも一時的なものになってきています。これで、薬を塗らなくても自力で回復できるようになれば本物なんですが、そうなるにはもう少し時間がかかるのかもしれません。

気分がいいので、今日はこだわりのギターショップ「エル・コンドル」に行って、高級ギターを見てできれば少し弾いてみて目と耳の保養をしたいと思います。

そのあと、ヤマハで「弦」を買って帰ります。(ヒーハー!)