39ギター

35年ぶりに弾き始めたクラシックギター
神経痛と戦いながら
どこまでバッハに迫れるか
蝶も花もアーチェリーもあるよ

メガネをかけるかどうか

2009-10-17 22:46:32 | ギター

左手の調子もだいぶよくなってきたので、最近は1時間以上まとめて弾いても大丈夫になってきた。

今は、半分ぐらいは暗譜しているが、残りの半分は楽譜を見ながら弾いている。

そこで困ったことがある。

前にも記事に書いたことがあるが、メガネをかけるかどうかである。

楽譜を見ながら弾くときはメガネをかけていた方がいい。

暗譜している部分を弾くときは目は左手を見ているわけで、最終的にはその状態でしっかりと押さえることができないと上手に引くことはできないのだが、メガネをかけているとポジション移動がメガネの視野から外れたところになるとよく間違える。

間違えないようにするには、顔を少し離して、メガネのレンズの中に1フレットから12フレットまでが全部入るようにしておかないといけないわけであるが、こうなるとまた、姿勢が変わって弾きにくくなるので、また元の姿勢に戻ってしまう。

では、メガネをかけないとどうなるかと言うと、まず楽譜がよく見えない。おたまじゃくしと五線は見えるが、弦の番号・指の番号・ポジションなどいろいろと書いてある数字などが見えにくい。あらかじめ印刷してあるものはまだいいが、結構たくさん自分で鉛筆で書いてあるところはごちゃごちゃして判らなくなる。

メガネをかけないと、左手とフレットなどは、だいたいぼけている。1フレットから12フレットまでが視野全体にはいっているので、メガネをかけたときのようなポジション移動のときの戸惑いはない。が、弦などがぼけているので、ときどき弦を押さえる指が微妙にずれていたりする。

ではさらに、暗譜するまではメガネをかけて、暗譜したらメガネをかけないと言うのはどうかと言うと、暗譜するときには、楽譜を見ながら大体弾けるようになると左手を見ながら思い出しながら弾いて、判らないところは楽譜を見てと言った感じで練習する。

このときが一番大変で、楽譜を見るときはメガネがほしくて楽譜を見ないときはメガネが邪魔で、どちらもいらいらする。

まあ、、どうしたらいいのかなかなか結論が出ないが、これから先、長く弾くことを考えるとメガネをかけた状態で弾くことに慣れないといけないかな、と思っている。

ということは、楽譜と左手が同じようによく見えるように、メガネの視野に全部入るような正しい姿勢で弾くようにしなければならない。

楽器の演奏は、構え・姿勢が大切であることはよく判っているが、一人で我流でやっていると誰も注意してくれないので、いつのまにか悪いくせが着いてしまう。

ある程度弾けるようになっても、それからなかなか上手になれないのはこのあたりが原因の一つであろう。