39ギター

35年ぶりに弾き始めたクラシックギター
神経痛と戦いながら
どこまでバッハに迫れるか
蝶も花もアーチェリーもあるよ

ギターアンサンブルの呼吸

2009-10-18 13:31:16 | ギター

呼吸を合わせると言う言葉はよく使われると思うが、それは精神論ではなく実際の息を合わせるということである。

具体的には、体を動かすこと。

指揮者の呼吸や体の振りは曲想を表現しており、演奏者は指揮者の呼吸と同じ呼吸をすれば自然と体の動きが発生し、演奏を見ている人からは楽団全体が一つのうねりとなって生きているように見えてくる。

指揮者は前で棒を振ってリズムを刻んでいればいいのではない、だったらメトロノームで十分だ。指揮者は、曲想をその息と体の振りで演奏者に伝えなくてはならない。

指揮者のいないサークルでも状況は同じで、全員が全員の息を感じ同じ息をすれば自然と体が動き、全体が同期する。

いい合奏は、見た目にも全体が同期してうねり、そして音も全体が同期している。

照れくさいのもあるが、背筋をピンと伸ばしてお行儀よく、人に合わせた演奏をするのは結果的に、音楽が聴衆に届かず、音が鳴っているだけになる。

もう一つ、合奏で気をつけなくてはならないことがある。それは、頼らないと言うことだ。

同じパートを2人以上で担当していると、どうしても相手に頼りがちになる。

自分の自信のないところは、音が小さくタイミングも遅れがちになる。2人ともそうなると最悪で合奏全体に影響が出る。

相手に頼ってはいけない、自分の出すべき音は正しいタイミング・正しい音量で全体の呼吸に合わせて出さなくてはならない。

それから、もう一つ、大きな音を出すこと。

大きな音を出すことによって、小さな音が映えてくる。いわゆるダイナミックレンジの大きな演奏をすることだ。

とにかく、間違ってもいい。他のメンバーに迷惑をかけるのではないかなど考えなくていい。

間違ってもいいから、ノリのある、曲想の豊かな演奏をすれば、聴衆は満足し演奏している自分たちも満足できる。

みんなが満足できれば、多少の間違いは良いんじゃないの?


ギターアンサンブルは呼吸で

2009-10-18 13:21:13 | ギター

公民館祭りに行ってきた。

公民館は坂道を10分ほど登った先にあるので、腰に気を使いながらゆっくり登った。

ステージの最初が、ギターアンサンブルで、3曲ほど演奏してくれた。

見事な演奏は最初から期待はしてなかったが、やはり緊張感からか全然音が出てなく、しかもノリが悪く、演奏を聴いた人は「ギターってつまんない」と思ったかもしれない。

アマチュアサークルなのでヘタなのはしょうがないが、せめてノリのいい演奏で間違ってもいいから楽しくやっているところを見せて欲しかった。

そうすれば、ギターをやってみたいという人も増えて、その中から優秀な人も出てくる。「ギターってつまんない」と思われることが一番つらい。

では、合奏について少し考えてみよう。

合奏は、合わせて奏でると言うことですが、合わせると言うことはどういうことか考えてみた方がいい。

「他者の奏でる音を耳で聞いて、それに自分の奏でる音を合わせる」これでは形は合奏でも出てくる音楽は合奏になってない。

何を合わせるのか、それは「呼吸」である。

一人ひとりが全員と同じ呼吸をする、というか、全体が同じノリで呼吸をするというか、とにかく呼吸が合わないことには一つの演奏にはならない。

全員が同じところで息を吸い、息を止め、息を吐く、呼吸が同期すれば演奏も同期する。

続く・・・


公民館祭りです

2009-10-18 09:22:28 | 雑談
おはようございます。
今日も気持ちのいい朝です。
腰は相変わらずで、寝起きの重力変化に対応するまでは、コルセットのお世話になってます。
今日は、団地の公民館祭りです。
10時から地元のギターアンサンブルが10分間の演奏をします。
その後ホルンの楽団もあるそうです。
腰が落ち着くまでは、運動ができないのでギターばかり弾かないように気をつけなくては・・・