無伴奏チェロ組曲1番
アルマンド
朝露にぬれた草木の間を吹く風
葉の裏で眠っていた名も知らない虫の目を覚まし
咲いたばかりの小さな花びらを揺らす
花びらから零れ落ちた水滴が1粒2粒
小さな小さな流れを作りそれがせせらぎになる
せせらぎは集まり小川になる
小川は小さな生き物を育む命のふるさと
流れるような旋律に、冷たい風・透明な水の流れを感じる。
これが私の感じるこの曲の情景で、表題は 「流」です。
続く
無伴奏チェロ組曲1番
アルマンド
朝露にぬれた草木の間を吹く風
葉の裏で眠っていた名も知らない虫の目を覚まし
咲いたばかりの小さな花びらを揺らす
花びらから零れ落ちた水滴が1粒2粒
小さな小さな流れを作りそれがせせらぎになる
せせらぎは集まり小川になる
小川は小さな生き物を育む命のふるさと
流れるような旋律に、冷たい風・透明な水の流れを感じる。
これが私の感じるこの曲の情景で、表題は 「流」です。
続く
中古が入荷したとのことで早速ヤマハに行ってきた。
あいにくおねいさんは昼食中とのことで、30分ほど現代ギターを立ち読みしました。
奥の倉庫から出してきてもらって、早速弾かせてもらいました。
まず、抱っこした瞬間、小さい。
そこで、これ弦長短いの?ってきいたら、いいえ普通の650ですとのこと。
なんでだろう?って思っていたら、ボディーが小さいんです。とのこと、納得しました。
前の持ち主はあまり弾いてなかったと言うことで、フレットも磨り減ってないし指板にちょっと指の跡があるぐらいで、大変状態のいいものでした。
弦は、ラミレスが張ってあるとのことで、弾いた感じ第一印象は、軽く弾いても音が響く特に1弦が響く、と言った感じでした。
自分のぼろギターは棚に上げて言うのですが、いいギターは軽く弾いても大きな音が響くと言うのは共通のようで、自分のぼろギターのように弾きこんで何とかかんとか良い音を響かせるように努力するのは時代遅れですね。
まあ、ぼろギターなのでしょうがないですが・・・
ヤマハで売り物のギターを弾くときは、どうしてもタッチが控え目になりますが、それでも大きい音が響きます。これだと、小さく柔らかい音を出したいときはどんなタッチになるのでしょうか。
楽器の演奏というものは、基本的に大きくハリのある音をきれいに出せるようにならないと、逆に小さなやさしい音は出せないのではないかと思います。
中途半端にいいギターは軽く弾いても音が出るので、音色・音量のメリハリがつけにくいと言う印象です。
もっといいギターを弾いたことがないのでわかりませんが、案外、ヤマハのGCなどの地味な音のギターを弾き込んだほうが自分の好みに近くなるのかなぁ、と思いました。
無伴奏チェロ組曲1番プレリュードはバッハの名曲中の名曲でいろいろな楽器に編曲されていると聞きます。
ギターにも編曲されていますが、編曲者によっていろいろと違いが出てきます。
原曲はト長調ですが、原調のままではギターにはちょっと合わないようで、阿部保夫・恭士の編曲ではニ長調、佐々木忠の編曲ではイ長調になっています。
両者とも6弦をDに下げていますが、出だしの音は阿部のニ長調では4弦のDから、佐々木のイ長調では5弦のAから始まります。
調が違うので当然ですが、安部のほうは1小節目から1弦の入った明るい感じの曲で、佐々木のほうは7小節目で1弦が初めて出てきて後もほとんど1弦を使わず、全体的に荘重な雰囲気です。
当然原調のままであれば、出だしは6弦のGからでさらに重厚なチェロの響きに近いものになるでしょうが、運指は非常に難しいものになりそうです。
ギターの調弦上および運指上を考慮し、原調の持つチェロの重厚な響きをなるべく継承する編曲としては、佐々木忠のイ長調を選択したいと思います。
もちろん安部の編曲も絶妙で佐々木にない華麗さを持ち合わせています。
両方を参考にして良いとこ取りで行きたいと思います。
まだこの曲に入るのは早いので、当分は楽譜を見ながらCDを聞きながら軽く弾きながら研究と言うことで、楽しみにしておこうと思います。