AcousticTao

趣味であるオーディオ・ロードバイク・車・ゴルフなどに関して経験したことや感じたことを思いつくままに書いたものです。

RCA端子

2007年02月12日 | ノンジャンル
 税抜き価格7,944円。消費税397円。税込金額8,341円。今年になって購入した二つ目のオーディオ関連商品の店頭購入価格である。今年最初に買ったのはCDを消磁するRD-3という商品。迷い羊さんのところで、その効果のほどがはっきり分かったので、取り急ぎ購入したものである。

 このRD-3はCDをかけるた前にいちいちCDを載せなければいけないのがネックであるが、それが習慣になってしまえばどうということはない。一旦使い始めると、CDをRD-3に載せてからでないと、音だししたくなくなるのである。

 そして、今年二番目に購入したオーディオ関連商品は、空いているRCA端子に差し込むショートピン。先日hadesさんのお宅でのOFF会の際に見かけたものである。空いているRCA端子はそのままにしておくとアンテナのようになってノイズが入ってくる可能性があるとのことで、このショートピンを差し込むことによりノイズの混入を防ぎ、SNが良くなるようである。

 先日サウンドクリエイトのイベントに参加した際に、ダイナミイクオーディオ5555 1Fのアクセサリーコーナーにも寄ってみた。すると空きRCA端子に差込むショートピンのような製品が二つあった。一つはカルダス製でもう一つはアコースティックリバイブ製。

 見た目的にはカルダス製の圧勝である。しかし、プリアンプの裏面に差し込むもので、普段目につくことはまず無いので、見た目は大して重要ではない。値段はカルダス製は1万円を超える。アコースティックリバイブ製よりも2,000円以上高い。

 原理は同じであろうからと安い方を購入。プリアンプの空いているRCA入力端子に差し込んでみた。モーツァルトのバイオリン協奏曲で差し込んだ場合と差し込まない場合との聞き比べをしてみた。

 「これは劇薬だな・・・取り扱い要注意である。」集中力を持って耳をすまさなければ分からない程度の変化度合いであろうと、高を括っていたのであるが、相当な影響度がある。

 くっきり、ぱっちり、包み隠さず出すものは出すといった音に早変わりである。直間比率で言えば直接音の比率とクオリティがぐいっと上がるのである。良い面もあるが、音の浮遊感が吹き飛ばされる可能性もある。

 ジャズではどうであろうか、ということでピアノトリオを聞いてみる。これは相性が良いようである。ドラムのバスドラはずしっと質量感が増える。ウッドベースの質感も押し出しが強くなる。

 これは良くも悪くも効く。想像以上である。8,000円という価格であるが、そのインパクト度は結構高い。しかし、オールマイティに良いとはいえない。しばらく使ってみると機器になじんできて、効果のほどが変化してくるかもしれない。

 もしかしたら、見た目重視でカルダスのものにしておいたほうがよかったのであろうか?あるいはカルダスも買って使い分けるとか・・・いずれにしても空いているRCA端子の取り扱いでこれほど音の質感に変化があるとは・・・
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