AcousticTao

趣味であるオーディオ・ロードバイク・車・ゴルフなどに関して経験したことや感じたことを思いつくままに書いたものです。

兄貴分

2007年02月16日 | ノンジャンル
 DREAMの返却期日が迫ってきている。そこで今日は1時間ほどDREAM弄りをして楽しんだ。先日はプリアンプに接続しているアレグロとのガチンコ対決をして楽しませてもらったが、今日は「昨日の敵は今日の友」とばかりに、その両者がタッグを組み共同作業をすることに・・・

 プリアンプはアレグロのままにして、CDトランスポートに接続してあるCLOUDE NINEをDREAMに換えてみるのである。DREAMはCLOUDE NINEにとって兄貴分に当たる。当然のこととして兄貴分の貫禄をみせつけて欲しいところである。

 「さ、さすが兄貴・・・おみそれしました。」との一言をCLOUDE NINEから引き出すことが出来るのか。興味津々の試聴となった。ただし、お借りしたDREAMはプリアンプ用と明記されている商品である。これとは別にデジタル用のDREAMがあるので、本来の用途ではない。しかし、MESSAさんからお聞きしたところ、プリアンプ用のDREAMでもデジタル用として十分な適用力があるとのこと。

 ということで、CLOUDE NINEのまま聴いてから、DREAMに繋ぎ換えて聞くという順序で試聴した。ベートーベン「ピアノ協奏曲第2番」MARTHA ARGERICH,piano CLAUDIO ABBADO Mahler Chamber Orchestraを使用した。

 DREAMにつなぎ換えようとして、CDSDのインレットに接続する際、その接続感の曖昧さには、ついつい腕を2,3回まわして人差し指をDREAMめがけて突き出し「指導!」と言いたくなってしまう。

 しかし、音が出てくると頬が緩む。インレットとの接続感が多少曖昧なのはどうでもいいかな、と思えるような音の変化があるのである。弦楽器の粒立ち感というか、浮き立つような音の佇まいが素晴らしい。フルートの音の質感もリアリティがアップ。ピアノの音の艶の深みも、塗装を何度も重ねたような深遠さを感じさせる。

 「うん、さすが・・・」とうなずくしかない。CDトランスポートにDREAM、プリアンプにアレグロというこの組み合わせ、かなりはまっている。

 今年は昨年の常軌を逸したオーディオへの金遣いの荒さを反省して、オーディオにはお金を極力使わない方針で臨みたいと思っていたが、やはりDREAMは欲しい。出来ればデジタル用のDREAMを入手して、CDトランスポートにつなぎたいという欲求がふつふつと出てくる。
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