AcousticTao

趣味であるオーディオ・ロードバイク・車・ゴルフなどに関して経験したことや感じたことを思いつくままに書いたものです。

2729:ケイジャン

2013年09月04日 | ノンジャンル


 ポルシェが好調に走っている。7月におけるアメリカでの販売台数は30%以上の伸びを示し、その勢いは止まりそうにない。

 その勢いをさらに加速するのではと思える新型車が2014年に正式に販売されるようである。その車名は「ケイジャン」(CAJUN)。

 ポジションとしては「カイエン」を一回り小さくした小型SUVである。「ケイジャン」は、同じフォルクスワーゲングループに属するアウディ「Q5」のプラットフォームをベースとし、ポルシェ流の味付けが加わる。

 「911」に対する「ボクスター/ケイマン」という構図が、「カイエン」と「ケイジャン」との間にも成り立つのであろう。ポルシェとしては、この「ケイジャン」が「ボクスター/ケイマン」と同じように魅力的なエントリーモデルとして新たな顧客を獲得することを狙っているようである。

 「カイエン」は大きく成功した。日本でも時折見かける。しかし、その大きなボディーは日本の道路事情には少々そぐわない。狭い脇道に入り込むにはそれなりの覚悟を決める必要がある。

 そういった「ケイマン」の持て余し感が払拭されるであろう「ケイジャン」はきっと日本でも大きなセールスを記録するはずである。

 この手のSUVには今までほとんど触手が動くことはなかった。「車高が高い車=だるい走行感」という先入観が抜けなかったからである。

 先日乗鞍に向かう時、チームメンバーの車に乗せてもらった。まだ新車の香りが漂うその車はスバルのフォレスターであった。

 小型SUVである。アイサイトや前方の車を追尾するオートクルージングなど先進の装備に感心したが、その乗り心地もかなり印象の良いもので、「この手の車も面白そうだな・・・」という感想を持った。

 「そういえば、ポルシェがカイエンのジュニアモデルを出すはず・・・」と思ってインターネットで知らべてみた。

 予想の写真を見る限り、カイエンを縮小コピーしたようなデザイン。一目でポルシェと分かる外観である。価格も当然カイエンよりもこなれてくるはず。少々気になるモデルである。

 まだE350の走行距離は60,000km。買換えの目安としている100,000kmを超えるにはあと2年以上の年月が必要であるが、そろそろそわそわしてくる時期が近づきつつある。
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