おっさんひとり犬いっぴき

家族がふえてノンキな暮らし

もらわれた犬

2022-06-06 11:31:40 | 福島

 昨日は、早朝から地区の草刈りで、その後近所の土手の草もついでに刈り、朝食後はすぐにタミちゃんの実家に行くことになっていたので、パソコンを立ち上げる暇もなかった。

 途中、タミちゃんの知人の家に立ち寄り、段ボールいっぱいのタケノコをもらう。その後、牧場に行く。というのも、タミちゃんちの実家で保護された柴犬を引き取ってくれたのが、タミちゃんの幼馴染で牧場で経営している人で、この日は柴犬のリンを連れて牧場に仕事に来ているとのことだったから、早速会いに行くことにしたのだ。

 長い間ケージにでも閉じ込められて育てられたのか、後ろ足がすっかり衰弱し、視力も定まらない様子だったリンは、新しい家族のもとで大切に育てられているようで、見違えるように綺麗になっていた。

 毎日せっせと散歩をしてもらっているからだろう、後ろ足の筋肉も増え、フラフラしていた足取りはしっかりし、宙をさまよって定まらなかった視線も、ちゃんとこちらの顔を見てくれるようになっていた。とにかく、安住の場所を見つけることができて、安心安心。

 牧場には数百頭の牛がいて、最近捕まえたという大きな猪も一頭、檻に入れられ、ブーブー言っていた。日向ぼっこをしていた子猫が、アンに似ていたので、思わず写真を撮る。

 アンはここから数百メートル離れた藪の中から、僕らを見つけて追いかけて来たから、もしかしたらこの牧場の猫のどれかが産み落とした猫で、その後山の中に迷い込んだのかもしれない。

 牧場の周囲には堆肥が積み上げられている。そのせいかここのフキは丸々太って美味しい。フキに目のないタミちゃんは、ここでフキを採っていくという。30分ほどで抱えきれないフキを収穫したので、実家に行き、でかい鍋でフキとタケノコを茹でた。タケノコの皮を剥いたり、フキの筋を取ったりで、結局2時間近くも作業した。

 帰りは再び牧場に立ち寄り、茹でたばかりのタケノコとフキをおすそ分けする。と言っても、ここのフキなのだが。

 というわけで、犬に面会に行くがメインの用事だったのだが、結局山菜の処理にほとんどの時間を取られた1日であった。

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