フィヨルドの変人 ~Odd person in fjord~

ぇいらっしゃ~い!!!

第3新東京市に行ってきました ダークサイド

2019年08月08日 15時37分33秒 | つぶやき
注意!
本日のネタはぬたりが宿泊した某宿泊施設へ対する悪い印象の文章になります。冷静なレビュー的な文章にしたいとは思いますが、正直自信がなく、単なる悪口になっているおそれが高くなります。このため読んで気分を害するおそれがありますので、本文をお読みになる場合は自己責任でお願いします。このため、宿泊施設名は場所含めて本文中では明かしませんし、コメントでも一切お答えしません。ぬたりのお知り合いの方のお問い合わせには対応もするかと思いますが、そうでない方のお問い合わせには一切お答え致しかねますのでご了承ください。あと、普段おちゃらけネタを多く記するぬたりがかなり真面目に書いちゃってますので、正直文章としてあまり面白くないんじゃないかと思います。しかもこういうのは一気に吐き出したいから無駄に長いよ。
それでもいいなら、お進みください。










ぬたりがその宿泊施設を選んだのは、毎年の旅の考えとして「ある程度のグレードを持った宿」と言うことから、JTBのパンフレットから選んでいる。実際眺望も素晴らしく、落ち着いた雰囲気で、部屋もなかなかに広かった。今から思えば、チェックインに無駄に時間がかかっていて、しかもその間こちらをほったらかしなのは気になったのだが、これは演出のものかと思っていたくらいだ。実際、駐車場の入り口まで従業員が一人迎えに出てくれていたし、「おお、さすが」と思っていたのだ。
不吉な兆候は、部屋係の説明が終わった後に現れていた。「この後食事係が参ります」という説明があったのだが、待てど暮らせど誰も来ない。おそらくは「この後来るのは食事(の時に)係(が来る)」という意味での発言と思われたのだが、この後係が来る、と言われればこちらは風呂にも行けずにしばらく待ちぼうけをせざるを得なかった。結局待ちくたびれて大浴場に向かったんだが、その間に誰かが来ていたのかどうかは分からない。また、隣の旅館の改装作業の音がかなりうるさかったのだが、そのことに関する説明もなかった。
そしてその食事がそもそものネックとなった。ぬたり達の食事は午後7時からで、実際そのとおりの時間に始まったのだが、問題は食事の提供時間だ。
温泉旅館は懐石料理をベースとしており、そもそも時間がかかるのは当たり前。ファーストフードとは訳が違うので、美味しい料理をのんびり時間をかけて味わうものだ。
だが、食事開始から食事の終了までに2時間半以上を要するとなるとちょっと度が過ぎている。食事終了は夜10時近くで、ホテル内のバーラウンジに行くのすら時間的にギリギリになる。また、飲み物を頼んでもこれも時間がかかった。厨房ではなくラウンジから持ってくる、という説明はあったが、だからといって待たせて良いというもんではないだろう。
と言う具合になんだかなあ、と言う印象は宿泊初日には既にあった。だが、JTB予約特典として提供されたシャンパンハーフボトルが本物のシャンパンで、そこそこの値段のものであったりと、一応宿の格の高さを垣間見せるものはあったので、まあ、こんなもんかね、という形で床にはついた。
だが、本当の事件は翌日早朝に口を開けて待っていたのだ。

午前5時40分頃。
けたたましい警告音に早朝の眠りを破られたぬたり。東日本大震災以降、アラートがたてる落ち着かない音は何度も聞いており、さては、と思ったが、音の発信源は携帯ではなかった。警告音には自動音声がついていた。
「1階の火災警報器が作動しました」
ただならぬ音で落ち着かない気持ちを抱えつつも、取りあえずそのまま廊下に飛び出す。臭いや熱、煙等、特に異常は感じられず、エレベーターホールの吹き抜けまで行ってみても様子は同じ。ぬたりがいるのは2階でそれなりに危険度は高いが、取りあえずは緊急的にどうこうというわけではなさそうだ。だが、大丈夫そうだという見込みを許さないとばかりに少しすると自動放送の音声は切り替わった。
「1階で火災が発生しました。速やかに避難してください。」
運が悪かった部分はあるが、ぬたりの部屋は館内廊下隅の非常口プレートを視認しやすい場所にあった。避難ルートはエレベーターホールの階段と非常口なのだが、心情としてこういう時は非常口を選ぶ。そしてこの非常口、信じられないことにどこにも通じていなかった。無理をすれば敷地外へとエスケープできるか、と言う程度で、申し訳ないが後ろに炎か煙が迫って切羽詰まっていなければ使えないルートだったのだ。
結局は1階まで降りたところで他の客室の非常用ルートから逆に客室に侵入。1階の廊下から、敷地内の屋外施設へ行くと他の宿泊客がいたのでしばらく一緒にいた。ちなみにこの施設は傾斜地に建っていて、エントランスは5階にある。1階にはそんなに他の客はいなかったし、他の人は5階に行ったのかね?
そんなこんなで最初に警報が鳴ってから20分以上も経った頃だろうか。「ただいまの警報は誤報です」というアナウンスが流れたのだが、流石に心配で、しばらくはいつでも逃げられる建物からつかず離れずの場所にそのままいて、時間をおいて部屋に戻った。部屋に戻ったのは、警報発生から40分以上経過してからだった。そしてこの時点までにおいて、ぬたりの不信を徹底的にしているある出来事がある。

従業員の姿を一度も見ていないのだ。

早朝だし従業員が少ないのは分かる。だが、幸か不幸かぬたりは警報器が鳴ったという1階の、建物からつかず離れずの場所にしばらくいたのだ。それなのに従業員の姿を見なかった。ぬたりは安いホテルに泊まったのではない。それなりの値段を払って宿泊しているのだ。果たしてその値段の対価に見合った体制なのかこれは? という疑いはどうしても持ち上がってくる。
部屋に戻ってしばし。内線が鳴り、謝罪とお詫びとしてチェックアウトを1時間遅らせる旨の話があったが、これだけ不安にさせられた場所に長居したいとは到底思えなかった。ちなみに待ち時間の間、ネットで口コミをチェックしたら、このチェックアウトを遅らせる対応は、この施設で何らかのトラブルがあった際、必ず告げられるようだ。マニュアルにでもあるのかね。まずはお金のかからない部分から入れ、みたいな。
そして、朝食係がぬたりの部屋の戸を叩く朝8時まで、従業員は誰も来なかった。直接の詫びも出来んのかここは。ちなみにここ、客室数は20程度。回りきれない数じゃないだろ。
そう思って施設内を見ると色々とおかしな部分も見えてくる。壁紙の傷みや調度の痛みも見えるし、果てはショップの品揃えもお世辞にも素晴らしいとは言えず、そこらの雑貨屋にありそうなものばかり。払った値段に相応かと冷静に考えると疑問ばかりが見えてくる。部屋の冷蔵庫内のドリンクも全て有料なのも気になった。しかも全部コンビニに行けば買えるようなものばかりで、特別な飲み物は一つもなかったし、全部高い。
そして朝食を食べているときに、朝食の係からお詫びにチェックアウトを遅らせる旨の話が再度出たが、「予定があるのでそんなにいられないから、何かほかにサービスをして欲しい」と嘘をついた。こちらとすれば、もう一刻も早く宿を出たかったのだ。
で、代わりとして「夕食時のドリンクを無料に」と言うことになったのだが、こんな交渉までしなきゃならんと言うのも気分をげんなりさせた。なんで迷惑かけられたこっちが気を使って交渉せにゃならんの?
チェックアウト時、女将が出てきてそれはもう平身低頭、平謝りモードで、同施設で使える1万円分の商品券(宿泊でも買い物でも可)をくれた。女将の態度と人当たりに関しては全然悪感情を抱けず、有名観光地のそれなりの旅館の女将はやっぱりひとかどの人物なんだなあ、と感心はしたんだが、流石に時既に遅し。既にぬたりの気持ちは冷め切っていた。単に間が悪いだけなのでこれは宿に責任はないのだが、我々ヲタにとって、今「火災」と言うキーワードはちょっと心情的にきついのよ。それだけにぬたりのこの宿に対する印象はもう繕いようがないほど悪化していた。
ちなみにチェックアウトにも信じられないくらい時間がかかった。その際の従業員の何気ない一言にも、正直言おう、ムッとした。

「冷蔵庫内の飲み物も利用もございませんでしょうか?」

言われる前に無料にするとかの気遣いはねえのかよやっぱりここは。

言っておくが、ぬたり達は運が悪かっただけで施設の印象が悪くなったことは認める。だからこの文章が必要以上に施設に攻撃的になっていることも認める。
だが、我々は安心してくつろげるよう、それなりの格式の宿に泊まっている訳なので、そのがっかり感は汲んでいただきたいと思う。
宿自体は、眺望や部屋の広さ、館内の造り等にちゃんと光るものがあり、今でもそれなりな人気を誇っているみたい。でも今でも人気があるが故に、改良や改善、サービスの見直しが後手後手になってはいまいか、という感じは正直した。施設自体改装後20年近くが経過しており、実際あちこち痛みが見えるし。なので、こういう出来事を今後を見直すきっかけにしてもらえればプラスにもなるんでしょうけどね。それをするかどうかはもうあそこには行かないぬたりには関係のない話だが、旅行という楽しい雰囲気を一気にぶちこわされるような思いは、あんまり多くの人にして欲しくはないです。

最後に追加。調べて分かったのだが、この施設は20年近く前の大規模改装後に人気に火がついたそうなのだが、大規模改装の原因がなんと火災だった。それだけに、火災絡まりの対応があまりにおざなりだったことに、信じられない思いを禁じ得ない。お前達は火災を、そしてそのことが関係者にどんな感情を呼び込むか知っているはずで、その火災に絡んだ今回のトラブルに、なぜあんな対応しか出来なかったのか。愕然とする思いだ。

繰り返しになるが、ぬたりがここまで悪し様に言うのは、タイミングが悪かった、と言う点もあるので施設が全て悪いわけじゃないとは思う。けど、ぬたりの感情とするとせっかくの楽しい旅行をぶちこわされたということでちょっと納得できないので(意訳:幾ら払ったと思ってんじゃゴルァ!)、ブログでぶちまけさせていただいた次第。まあ、こうして文章にすると少しはすっきりしますですよ、はい。
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2 コメント

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Unknown (you)
2019-08-08 20:59:55
せっかくの旅行が…残念でした。としか言えませんが…。

そんなこと(読んで気分を害する的な)を言ってたら、私のSMSでの呟きはほとんどが愚痴で、大変申し訳ありません(笑)
まぁ愚痴は吐き出そう~🎵
Unknown (ぬたり)
2019-08-09 21:51:42
ブログは長文が打てるだけに、読んでて楽しい「作品」にしたい、って思いがあるんですよね。なので、こう言うのはホントに例外です。
まあ、知り合いが箱根行くなら、全力で止める宿が一つあるので、多少は有益なアドバイス出来るようになったって感じですか?(おい)

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