フィヨルドの変人 ~Odd person in fjord~

ぇいらっしゃ~い!!!

火玉がぽとりと落ちて ジュッ

2012年01月16日 20時37分20秒 | 下手っぴギター&ウクレレ
先日からギターでさださんの「線香花火」とかをいじる。
でももう僕ファ(以下略)

弾けるんなら聴かせてよ、なんて言う人もおられるかも知れないが、最初の一文をもう一度読み返して欲しい。ぬたりは弾いているとは一言も言っていない。

コードをストロークでジャカジャカ鳴らしているだけだ。

ギター弾けて線香花火のスコア持っている人は是非見て欲しい。見れば分かるが、この曲のコード進行は、腰が抜けるほど簡単なんである。だから何も考えずに頭空っぽにしてジャカジャカやりたい時は実に素晴らしい相棒になってくれるんである。もちろんこれでは弾けたことにはなっていない。きちんとアルペジオでやらないと、ファンに聴かせたら激怒するしかない弾き語りではある。
が、そもそもファンに聴かせるつもりがないんだよなこれが。ギターを始めて、改めて自分の手先の不器用さ(特に小指が壊滅的に動かん)と無気力さ(集中力が続かん)があらわになってきて、正直ぬたりはなにがしかの趣味を持つべきじゃないな、という結論にすら落ち着いているこの頃でね。だから最近ギターにせよウクレレにせよ単にいじっているだけ。上達は全くしてない。むしろ腕に関しては順調に退化している。
もちろんこれは単なる逃げ。上達する苦しみから逃げているに過ぎない。がそれが分かっていても無気力に逃げるのがぬたりの駄目なところ。分かっていてもこればかりはすぐには治らんのよ。
なので、毎日のようにガンガン弾きます!と約束してくれる人がいるなら、マーティンOM-28Vやレイラニオータサンモデルを里子に出すのもやぶさかではないくらいで。もちろん「毎日弾いて育てる」ということは譲る最低条件でね。そうでないなら出す気はないが。

とは言え楽器と気楽に遊んでいるのは事実。寝室にギターはヤイリ、ウクレレはアリアを持ち込み、ファンヒーターガンガンの木製楽器をいじめまくるコンディションの中でもいじってる(日本の楽器は強いわ)し、パソコン部屋では加湿器をかけておいて(暖房は電気ストーブ)、他の楽器を保存。気がついた曲を「バンドプロデューサー4」にかけてコード検索して、マーティンやレイラニでいじる、と言った体制。
それにしてもバンドプロデューサーも進化したもんです。初代に比べると使いやすさは段違い。コードの編集は格段にやりやすくなった。今のパソコンはスペック的にも余裕があるから動作も速いしね。まあ、インターフェースの進化に比べてコード検出の精度の進化は若干遅いけどもね。まだ結構とんちんかんなコード検出がある。
とは言え概ね使えるくらいまでは正確に検出するようになったから、おかしいところは前後の流れを考えて自分で耳コピをすればいい。全くの正確な耳コピをするなら話は別だが、ぬたりのように遊んでいるだけなら厳密さは要らない。その曲で使っているコード、と考えれば数はある程度限られるし、それらコードのメジャー、マイナー、セブンスあたりを順に当たっていけば、それなりにフィットするコードなんて見つかるもんだ(おい)。バンドプロデューサーはその作業が感覚的に行えるからありがたいんだよね。面白いおもちゃだわ。

で、ここまでがこの話の枕です。

話は最初に戻る。ぬたりは「線香花火」をジャカジャカ鳴らしていたわけだが、手元のスコアはシングルやアルバム収録のバージョンであるから、中間演奏(2番と3番の間)が結構大人しい流れになる。ジャカジャカやるにはちょっと物足りない感じ。
そこでふと思いついたんだけれども、確かライブでやる時はここのアレンジ違ったよね。確かそれなりに威勢の良いバージョンもあったはず。それをバンドプロデューサーにかければ、ジャカジャカでもそれなりに気持ち良くなるんじゃないの? そうとなれば話は早い。当該アルバムをパソコンにぶち込んでコード検索だ!

で、どのライブ音源なんだ?

そういうバージョンがあったことは憶えていても、どれだったかまで思い出せない。引っ越しのどさくさで所在不明になったアルバムもあるし、バンドプロデューサーはCDかMP3でないとコード検出できない。DVDだったらちょっとまずい。
が、ぬたりは見当をつけていた。そのライブ音源は「のちのおもひに」。20周年記念ライブだ。実家に置きっぱだが、CDもDVDも持っている。正直DVDはハズレ商品だったけどね。編集してあるんだもんこれ。CDみたいに完全収録してくれよ。
閑話休題(話が長くなるだろが!)
結論から言おう。わざわざ実家に帰って見てみたが「のちのおもひに」に「線香花火」はなかった。結局はアパートに引っ越してきて、ほとんど放置の段ボールの一番底から発掘された「LIVE二千一夜」(これがぬたりの探していたバージョン)と「交響詩さだまさし」(さださんの弾き語り)に収録されている事が分かり、とりあえず一段落と言ったところですわ。

しかしこの中間演奏も、進行だけなら割と単純だこと(Fはあるけど)。
コメント
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