九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

「明日、豪戦」!ここを見るのが面白い  文科系

2007年07月20日 00時48分55秒 | スポーツ
明日、土曜日は、いよいよアジアカップ準々決勝トーナメント、豪戦。その「戦いの焦点」が分かる面白い観戦法をご披露しましょう。結論は「敵ボールを潰す組織・技術」を観ようということ。
ワールドカップ豪州戦はこの潰しができず、逆に俊輔、中田などが敵の体当たり作戦に体力を消耗していきました。それでも持ちこたえていたが、最後の10分は疲労困憊。そんな敗戦と言えます。敵将ヒディングの「体力勝負技術の育成」の前に、ジーコの「技術過信(ただし、今から見ればオシムより中途半端な技術だ)」が露呈された敗戦でした。「あんなに疲れ切った選手たちを見たのは初めてだ」。敗将ジーコのこの言葉が証言です。

さて、バレーボール観戦法で昔から、こういう言葉があります。「素人は名アタッカーばかりを観る。ちょっと分かってくると、そういうアタッカーへのトッサーを観る。最も分かった人は、そのトッサーにチームがどういうレシーブ・パスを供給しているかを観る」と。「別に分からなくとも良い。俺はポイントゲッターを観るよ」というのも当然の一観戦法として、まー以下を聞いてください。

このバレーボールの「レシーブ・パス」とは、「敵の攻撃なりサーブなりを上手に受け止めて、身方の攻撃に転換する技術」です。 これが強いチームがまさに基礎が強いということ。最も困難なこの基礎が非常に強いチームならばポイントゲット策も当然鍛えているだろうという含みまでもが、ここに存在しています。
さて、サッカーでこの「レシーブ・パス」に当たるのはなんでしょうか。これこそ「敵ボールを潰す組織・技術」です。敵ボールを、シュートされる以前のできるだけ前で潰せること、これです。サッカーでもこれが弱いと、身方の攻撃機会が非常に少なくなって、攻められっぱなしになってしまう。
敵ボール保持者を上手く囲み、パスの出先も巧みに塞ぐ。その上で、最も近い身方がボールにちょこんと足を出して、自分でもしくは身方の誰かにボールを奪わせる。こういうことです。豪州の大男相手にこれができたら楽しいでしょうね。そこを観るのです。そここそまさにオシムによるジーコとの差別化であり、鍛えてきた「日本の強み」なのですね。

オシムは「日本の日本化」を目指してきたと言います。「敵ボールを組織的に潰し」、「身方ボールは潰させないように、ボールも人も速い組織的判断でゴールまで動かしていく」。この二つがオシムの中心戦略でした。組織的走力を基礎にしつつ、この二つに全精力を傾け、敵を振り回す練習を重ねてきたのでした。
まず、もともと潰しの上手い選手しか集めていません。阿部とか今野とか自クラブでは潰しが強い中盤選手を、ジャパンの最終防御ラインに使っているくらいです。
次いで、稲本も、中田浩二も付いていかなかったくらいに、「速い判断での『潰し、潰され逃れ』能力」が厳しく要求されてきました。俊輔でさえ「最も難しいこと」と語って、この「速い判断」に慣れるのに2ゲーム(そのための練習期間を含む)、これが得意な高原でも1ゲームを費やしているくらいの、困難な技術です。身方からパスをもらう前に、いくつかの出す先を確認しておかねばならぬという技術ですから。

結論  「潰し上手で、かつ、潰されずにゴールにせまる」そこばかりを見ていましょう。

今度は、ここで大男を振り回して、必ず勝ちます。以上、「通の視点」と確信するものです。そして高原が大会得点王、遠藤がMVPでしょう!
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「命落とすな、自公落とせ」 or 「命落とすな、自公民落とせ」

2007年07月19日 22時48分01秒 | Weblog

皆さん、こんにちは。      ーーネット虫です。--

刻一刻と参院選投票日に近づいています。
各候補者の皆さんは連日大変過酷な状況の中で御奮闘中と拝察いたします。
頑張って下さい。ここで頑張らないと改憲に歯止めをかけにくくなります。

護憲派の各候補者、頑張れっ!

さて、近藤ゆり子さんから次のようなキャッチフレーズ、が送られてきました良いですねぇ!


「命落とすな! 自公を落とせ!」という”キャッチフレーズ”が、ぐっと来たの
で、転載します。

私もぐっと来ました。

しかし、皆さん、自公以外でも野党のふりをして自公票の受け皿役を虎視眈々と狙う、小沢民主。これ曲者じゃありませんか?

小沢さんが
「憲法のことは話題にしない方が良い」と宣ったのを聞いた覚えがあります。

実際に争点にしていませんよね。

そこで、私は改訂版を出したいと思います。

「命落とすな、自公民落とせ!」

如何でしょうか?

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こんな記事が    楽石

2007年07月19日 17時11分06秒 | Weblog
朝鮮日報の記事です。

日本政府は、旧日本軍の「慰安婦」強制動員に対し
日本政府の正式な謝罪を促す決議案が来月、米下院で可決されれば、
日米関係は悪化するだろうと警告した。
米ワシントン・ポスト紙が18日、報じた。


 同紙はこの日、加藤良三駐米日本大使が先月22日に
ペロシ米下院議長ら下院の指導者5人に書簡を送り、
「慰安婦決議案可決は日米両国の深い友好関係と信頼、
広範囲な協力において長期的に良くない影響を及ぼすことは明らか」と
述べたことを伝えた。


 同紙が入手したこの書簡によると、
加藤大使は決議案が可決されれば米国の対イラク政策を支持してきた
日本の方針が変わる可能性もあることを示唆している。
加藤大使は、このほど日本政府がイラク再建関連支出を2年延長したことに触れ、
「決議案が可決すれば米国に良くない影響がある」と指摘した。
日本は米国に次いでイラク再建に最も多く寄与している。

    

うーん!可決してもらって、イラク支援から自衛隊が撤退するのが
結果OKなんですがね。


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桜井よし子さん、お気を確かに。    リベラル21の田畑論文より

2007年07月18日 20時51分11秒 | Weblog
すっかり保守系論客のスターとなっている桜井よし子がまたまた珍説・暴論を披露しているようである。それを痛快に批判した一文が私の愛読するプログ「リベラル21」の田畑氏によつて書かれている。是非紹介したい。 -ネット虫ー

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

またまたこの問題だが、6月14日の米紙『ワシントン・ポスト』に日本の評論家や国会議員が「事実」と題する全面広告を出し、それがかえって米国内で反感を買い、決議を成立させる方向に働いたとされる、その広告について発起人の一人の桜井よし子氏が『文藝春秋』8月号にその内容と意図を紹介してくれたので、今回はそれに絞って取り上げる。

 桜井さんの文章は「米国民に訴える『慰安婦』意見広告」と題するもので、まずマイク・ホンダ議員の「決議案には事実関係において決定的な間違いがある。アメリカの心ある政界や知識人に『事実』を伝えなければ、永遠に日本は誤解され続けるという思いから、意見広告を掲載する運びとなった」と、その意図を説明する。

 そしてその決議案の決定的な間違いとは、「日本国政府は(戦争中、アジア及び太平洋諸地域で)世界に『慰安婦』として知られる、若い女性を日本帝国陸軍が強制的に性的奴隷化したことに対する歴史的な責任を、(認め、謝罪すべきである)」という部分であるという。

 「広告」は「FACT 1」から「FACT 5」までを挙げて、反論を加える。

 「FACT 1」を引用する。「(前略)数多く保管されている戦時中の内閣や軍部の通達を調査した結果、強制的に慰安婦を募集したという文章は存在しませんでした。その逆に、本人の意思に反して慰安婦にしてはならないとの指示が数多く業者に出されています。一例を挙げれば、一九三八年三月四日陸支密二一九七号では募集に当たっては軍部の名前を不正に利用したり誘拐に類する方法を用いたりしてはならないとしています。またそのようなことをした業者は処罰されている例があると警告しています。一九三八年二月十八日の警保局警発乙第七七号は慰安婦募集に際しては国際法を遵守すること、また婦女売買や誘拐などを禁じております。(後略)」

 「強制したという通達は存在せず、逆に強制してはならないという指示が出されている」というのが挙げられた「事実」である。この「事実」から、「したがって、強制はなかった」というのが、桜井さんたちの出す結論である。しかし、桜井さん、気を確かに持って欲しい。通常「なになにしてはならない」という指示なり、命令なりが出されるということは、そういうことが「おこなわれているから」だと考えるのが、常識というものである。おこなわれてもいないことをあらかじめ禁止するというのは奇妙だし、現に引用した中にすでに「そのようなことをした業者は処罰されている」とあるではないか。つまりせっかくの「FACT 1」も、論理的には「強制は存在した」と物語っているとしか解釈しようがないものでる。

 それから「内閣や軍部の通達」に強制的に募集したという文章がないということが挙げられているが、これも至極当然である。一方で「してはならない」と言いながら、もう一方でその禁止した行為を「した」という文書を作ることはありえない。およそ官僚組織において、ある行為を「した」という文書がないからといって、そういう行為がなかったとか、ないとかいう結論を出すことは馬鹿げている。それは後世の人が現在の官庁の文書を調べて、「業者に談合をさせるな」という通達はあるが、「談合をさせた」という文章はなかった。だから「官製談合はなかった」と決論するようなものである。

 「FACT 1」について、もう1点。「軍部の名前を不正に利用したり」が禁止されている。これも雄弁な一句だ。不正に利用しなければ、軍部の名において慰安婦を募集することが公認されていたことを自ら明らかにしている。桜井さんたちがことあるごとに否定しようとしている「軍の関与」が本当に存在しなかったならば、「慰安婦の募集に軍部の名前を出すことは一切まかりならぬ」という通達が出ただろうし、もっともそうであれば、募集方法に軍があれこれ注文をつけること自体、説明がつかなくなる。

 続く「FACT 2」は、本人の意思に反して強制的に女性を慰安婦にした業者が警察に処罰されたという、一九三九年八月の『東亜日報』(朝鮮の新聞)を紹介し、これを「日本政府が人道にもとる罪を厳しく処罰していた証拠です」としている。

 「FACT 3」は有名なインドネシア・スマランの事例。オランダ人女性を本人の意思に反して慰安婦として働かせた慰安所が軍命令で閉鎖され、責任者の将校が処罰された事実を挙げる。

 もう言うまでもなく、いずれも「強制」の存在を肯定する「事実」でしかない。桜井さんたちは、こういう「事実」を挙げて、なぜ「強制はなかった」証拠となると考えられるのか、私には不思議でならない。あえて忖度すれば、日本軍は人道的な組織であったとどうしても信じたい一心が、資料を見る目を曇らせ、「強制」はこの例外的な2件しかない、軍が禁止していることがそうそう起るはずがないと思いこませているのではないだろうか。

 もう一度言う。気を確かに持ってほしい。「FACT 1」は、政府なり軍なりが表向きは「誘拐に類する方法」で慰安婦を募集することを禁じた、ということを意味するものでしかない。それ以上でもそれ以下でもない。「FACT 2」、「FACT 3」は、それでも実際には「強制はあった」ことを示している。この2件しかなかった、などとは言えないし、逆に「いたるところで強制があった」とも、これだけでは言えないことも明らかである。

 「FACT 4」以下にも触れておこう。4ではマイク・ホンダ氏の決議案などが、元慰安婦たちの証言を根拠としていることについてこう言う。「この人たちの最初の証言には軍部や行政機関が慰安婦になることを強制したことを示すものは全くありませんでした。これが対日非難キャンペーンの発動後、大幅に変化してきます。米下院公聴会で証言した女性達も、『連行』を行ったのは当初は業者としていたのが、『官憲らしき服装の者』に変わっていくなど、証言が変化しています」

 そうかもしれない。そういうことはありうる。しかし、「軍、行政機関が・・・全くありませんでした」が事実かどうか、それも桜井さんたちの主観に属することであるから、客観的な検証が必要だろう。「政府や軍の指示」にしろ、「証言」にしろ、なにごともそれだけで「事実」と判断することは危険であることは言うまでもない。

 「FACT 5」は、慰安婦達は決して性奴隷ではなかっとのべて、こう続く。「彼女達は当時世界的に常識であった公娼制度の下で、佐官や将軍を遥かに上回る収入を得ていた例も数多くあり、大切に扱われていたという証言も多くあります」

 「数多く」かどうかは別として、大きな収入を得た人もいたかもしれない。大事に扱われた人もいたかもしれない。しかし、そういう個別事例があったとしても、そしてそういう事例をいくら並べても、それはそれだけのことにすぎないのは考え方の基本だ。それに意味を持たせるには、全体の状況を明らかにした上でのことである。「FACT」と言って提出するほどのものではない。

 この部分の末尾には、括弧にくくられてこんな一文がついている。「一九四五年、アメリカ軍が日本に進駐したとき、アメリカ兵が強姦事件を起すのを予防するためにGHQが日本政府に慰安所を設置し衛生管理、安全管理などを行うよう要請した事実もあります」

 だからどうだと言いたいのか。「あなた方には日本を非難する資格はない」と言いたいのだろうか。それならそうとはっきり言うべきである。それ抜きでこれだけをいたちのなんとかのように浴びせるのは、相手を不快にさせるためとしか受け取れない。

 桜井さんたちの「広告」の序文には、4月末の『ワシントン・ポスト』に掲載された「慰安婦の真実」という(決議支持派の)広告を批判して、こうある。「しかし、その主張は『事実』とはほど遠く、事実より『信仰』に基づいたもののように見受けられました」

 この言葉は残念ながら、桜井さんたちの広告にこそあてはまるようである。

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台風と地震と選挙   楽石

2007年07月18日 11時06分12秒 | Weblog
我が愛するNHKは台風と地震に懸命です。
信頼されるNHKをつくるには
国民が安全を第一にという方針が貫かれているようです。

では、選挙は、テレビ以外に、どのように身の回りに存在するのか?

新聞。
選挙公報の看板。
電話。民主党と公明党と共産党から。
手紙。共産党から。

どうも、よく分からない。欲求不満になりそう。
どこに表現の自由があるんだろうか?

外国はどうなっているんだろう?



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NHK・BSアメリカニュース報道の危機と米軍再編等の見逃せない番組あり。       近藤ゆり子

2007年07月17日 14時31分48秒 | Weblog
『緊急』NHKBSアメリカ ニュース報道の危機、米軍再編の見逃せない番組紹介。

昨日から、番組は始まってしまいましたが、今日からでも遅くないのでお知らせします。

この報道シリーズとは別に、19日(木)にも、注目の番組「米軍再編に翻弄される人々~韓国・平澤市からの報告~」があります。


以下、詳細です。

<シリーズ アメリカ ニュース報道の危機>
●第1回 揺れる情報源の秘匿
7月16日 月曜深夜[火曜午前] 0:10~1:00

アメリカPBSが、ピューリッツア賞受賞歴のあるローエル・バーグマン(元ニュヨー クタイムス記者)をリポーターに、ブッシュ政権高官やボブ・ウッドワードなど米 メディアの重鎮80人以上の証言をもとに、アメリカのニュース報道の問題点を検証した4回シリーズ。

第1回は、イラク戦争報道の流れの中で発生した情報源の秘匿を守ろうとする記者と米 政府との対立を検証し、ブッシュ政権下の米メデイアの現状を伝える。


<シリーズ アメリカ ニュース報道の危機>
●第2回 国益か 国民の知る権利か

7月17日 火曜深夜[水曜午前] 0:10~1:00
第2回は国益優先のため記事さしとめを求める米政府と国民の知る権利を守るのが報道メデイアの存在理由であると主張するアメリカの有力紙との闘いを軸に伝える。果たして米メデイアは権力のチェック機構として機能しているのか。


<シリーズ アメリカ ニュース報道の危機>
●第3回 報道の娯楽化とブログの攻勢

7月18日 水曜深夜[木曜午前] 0:10~0:55
ここ数年、米3大ネットワークが大企業に買収される傾向があるが、その結果、視聴率 獲得競争がニュース番組にまで及ぶようになり、ニュースの質そのものが変化を迫られている。その現状を伝える。


<シリーズ アメリカ ニュース報道の危機>
●最終回 利益第一主義の弊害
7月19日 木曜深夜[金曜午前] 0:10~0:55
最終回は、質の高い記事を発信し続けたLAタイムズの経営危機をとりあげ、ネット時代で利益第一主義が加速し、戦争報道から撤退する動きが出ている現状を浮き彫りにする。

*********************************。


●米軍再編に翻弄される人々~韓国・平澤市からの報告~/7月19日NHK・BS1 [世界]

7月19日(木) NHK・BS1「きょうの世界」 23:15~
特集ワールド 「米軍再編に翻弄される人々~韓国・平澤市からの報告~」

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811人の方に観覧いただきました!      

2007年07月17日 01時02分38秒 | Weblog
 先日お知らせした「昭和区平和美術展」が一週間の会期を終わり昨日閉会できました。
 名古屋市博物館での初めての展覧会ということで、多くの方に観覧いただけるかという不安もありましたが、終わってみれば予想もしなかった811人の方に観覧いただき嬉しい誤算でした。
 台風と長雨で六日は雨、晴天は最終日だけでしたが平均90名、最終日は177名の方に見ていただきました。

 お隣の部屋で「原爆絵画展」の開催ということもプラスに作用したようです。
 なにより、見ていただいた方と戦争や平和について、また老後や若者論などいろいろ話し合える機会を持てたことが何よりだったと思いました。
 第一の目的である「対話」と「交流」の場づくりが少しでも出来たかと喜んでいます。
 また多くの方々から、来年の開催の期待や、参加の申し出をいただき感激しています。今回の経験を生かし来年以降も交流・対話の場として発展させたいと決意を新たにしております。
 このブログの皆様にも何かとご支援いただき感謝しております。来年もよろしくお願いいたします。

                    昭和区九条の会美術展実行委員会

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そんな風になれば、少しは政治もわくわくするが?  石の上はもうあきた君

2007年07月16日 22時37分39秒 | Weblog
あきた君です。

日刊ベリタ(www.nikkanberita.com)を購読されている方はかなり多いかと思いますが、 7月12日掲載の重要な記事について紹介します。

「ファッショへの道か民主主義の堅持か  安倍政権の過半数割れで攻防戦
参院選の帰趨は共産党票に」という見出しで

ポイントは、「安倍政権を過半数割れに追い込むことが、最大の政治目標であり、
このため当選可能な野党候補に票を集中することが絶対に必要である。
民主党の右派候補であれ、「同盟軍」とみなすべきである。[確かな野党」を
連呼する状況ではない。」と主張する共産党員もいるという。

これは、共産党中央の政策を批判する党員とその関係者が運営している「さざなみ通信」からの記事からの読み取りとのことです。
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「日本主義」の形について 2   文科系

2007年07月16日 16時59分36秒 | 歴史・戦争責任・戦争体験など
今月8日に標記の題名で投稿した。それに関わって、月1回の読書会の今月選定本に興味深い記述、資料があった。おそらく「明治~昭和の日本主義思想の原点」と言えるものだろう。
本の題名は「安心のファシズム」(岩波新書、斉藤貴男著)。この本全体はどうということもないものだが、そこの第5章に、明治の国法学者、東大総長、加藤弘之の思想が後世に与えた影響が紹介されていて、その内容が、先回まとめた保守系さんの「形」と瓜二つなのである。なんのことはない、近頃書店に山積みされた日本主義学者の一連の諸著作は、加藤弘之からも学んだに違いない。
以下の記述と8日に僕が紹介した「形」がいかに瓜二つであるか。ご確認されたい。なお、浅学の僕は先回の「形」を、加藤弘之の思想など全く知らずに保守系氏とのやりとりからだけまとめたものであると白状しておく。

「日本はどうか。この国における社会ダーウィニズムの複雑な受容史は、東京大学の初代学長で、明治期最大の学傑と言われた加藤弘之(1836~1916年)の精神史を辿ることで理解することができる。
天賦人権論を掲げて立憲政治を唱える啓蒙思想家として知られていた加藤は、社会ダーウィニズムに出会って自説を撤回、見事なまでの『転向』を果たした。1882年に出版された『人権新説』で天賦人権論を『妄想に過ぎない』と断じた彼は、民権に対する国権の優位、あるいは『上等平民』による支配の妥当を説いていく。(中略)
自他ともに認める社会ダーウィニストに変貌を遂げた加藤は、しかし、適者生存の理念を集団間(国家や人種など)にどう位置づけるかで大いに悩まされた。素直に適用すれば白人種の欧米列強による世界支配は正当だということになってしまうからだが、畢竟、彼はこの屈辱を受け入れることになる。
ただし富国強兵の時代の指導者としては、それだけでは終わらせられない。日本独自の文化を活用した弱者から強者への変身が模索され、ついに編み出されたウルトラCが、天皇に対する『忠誠競争』による国力の強化というシナリオだったという。道徳進化を促すメカニズムとして『自力淘汰』の表現が充てられ、本質的に利己的である個人の適者生存への本能を忠君愛国に向かわせるためには個人と国家のそれとが完全に一致していると思い込ませる誘導が図られていった。(中略)
重大な自己矛盾を、少なくとも加藤の内面では克服させてくれたのが、『武士道』ではなかったかとする解釈がある。」(P186~7)

ちなみに保守系氏も、人権と聞くと「フランス革命の恐怖政治」や「衆愚政治」・「ポピュリズム」を思って鳥肌し、「武士道」と聞くと涙を流さんばかりに感動すると告白されていた。天皇の下の「上等平民」による「富国強兵」こそ彼の理想なのだ。これは、ファシズム以外の何物でもなかろう。
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お坊ちゃん宰相   楽石   

2007年07月16日 09時19分26秒 | Weblog
中日新聞が「坊ちゃん宰相」を連鎖中。
なかなか面白い記事です。
この坊ちゃん喧嘩早いとのこと。
朝日新聞と喧嘩の最中らしいです。

よく二世議員と言われますが、坊ちゃんは三世。
最近の政治家は、田中角栄さんのようなバイタリティや
庶民感覚が感じられません。

    

落語に登場する若旦那の特徴。
カッコイイ。
線が細い。
脇が甘い。
かっとなりやすい。
そして、三代目で身上を潰すとか。

安倍坊ちゃん、9条という身上を潰そうしているのは確か。

   


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CHINA FREE  楽石

2007年07月16日 09時09分30秒 | Weblog
中国の食品が有害・有毒という報道で
アメリカでは「CHINA FREE」という商品が登場。
値段は高いが、飛ぶように売れていると、テレビの報道。

「中国の有害食品についての連日の報道に対する対策」
これは、CHINA FREE を商売に始めた責任者の談話。

興味深かったのは、日本なら後段の「連日の報道」はなく、
「中国の有害食品への対策」というコメントだけだと思います。

日米の認識の微妙な違いを面白く感じました。

  ひさしぶりの

なお、FREEに、そういう意味があると知り、英語の勉強にも。



 
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日本を襲った最大の台風は?      千里眼

2007年07月15日 15時30分49秒 | Weblog
 私の連載シリーズ「朝日新聞に見る日本の歩み」のなかで、室戸台風を取り上げるさいに、投稿しようと思っていた内容であるが、丁度台風が日本を襲った今日、これを投稿することにした。

 さて、過去の最大の台風はどれか?
 
 それは1828年9月に長崎を襲ったシーボルト台風であろう。佐賀藩だけで1万人弱の死者を出した台風であった。シーボルトが出島で観測し記録を残したので、シーボルト台風と一般的に呼ばれている。学者がその記録などをもとに計算し、気圧は900ヘクトパスカル、最大風速50m/sと推定している。

 二番目は室戸台風であろう。気象台の観測で911.6ヘクトパスカルであったが、気象庁の正式台風統計は1961年から始まるので、この気圧は参考記録扱いになっている。伊勢湾台風と同じく高潮に襲われ、そのために、死者2702名、行方不明者334名、負傷者14994名という記録的な被害をこうむった。

 三番目が伊勢湾台風である。これは今でも我々愛知県人に強烈な印象を残している。上陸時の気圧は929ヘクトパスカルであった。死者4,697名、行方不明者401名、負傷者38,921名という惨たんたる被害をもたらしたのだ。
米軍気象観測機がずうっと台風発生時から追跡調査を行っていた。最大になった時点での気圧は895ヘクトパスカル、最大風速は90m/sというすさまじい台風であったのだ。

 では、アメリカ・ルイジアナを2005年8月に襲ったカテリーナはどうだったのか。上陸時気圧は927ヘクトパスカルだから、ほんのわずか伊勢湾台風より大きかったと言えよう。ハリケーン史上では6番目の強さであったと言う。発生以降アメリカは継続して観測していたが、最強時の気圧は902ヘクトパスカル、最大風速78m/sだったそうだから、最強時では、伊勢湾台風のほうが大きかったようだ。
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毎日新聞候補者アンケート調査(九条関係)  まもる

2007年07月14日 23時05分00秒 | Weblog
 毎日新聞がネットに20項目に亘る「参院選立候補者アンケート調査」を発表しています。
 民主党は全く主張が右から左までバラバラだとか、公明党は、改憲で九条は守るがベースですが、核武装を容認する人がいるなど興味深い結果もでています。

 今回はこの調査の中から、九条や防衛問題の項目についてピックアップして転載してみました。愛知県の候補者です。 詳しくは毎日新聞のネットを見てください。

 愛知県

大塚耕平  民主党

問6 憲法を改正すべきだと思いますか。      改正すべきだ
問7 憲法9条を改正すべきだと思いますか。    改正すべきではない
問8 憲法9条と自衛隊の関係について、あなたはどう考えますか。            専守防衛を前提に自衛隊の保有を憲法に明記すべきだ
問9 現憲法下で集団的自衛権の行使は認められると思いますか。 認められない      

谷岡くに子 民主党

問6 憲法を改正すべきだと思いますか。      改正すべきではない
問7 憲法9条を改正すべきだと思いますか。    改正すべきではない
問8 憲法9条と自衛隊の関係について、あなたはどう考えますか。            憲法9条を改正せず、自衛隊は縮小すべきだ
問9 現憲法下で集団的自衛権の行使は認められると思いますか。  認められな


山本 保  公明党

問6 憲法を改正すべきだと思いますか。      改正すべきだ
問7 憲法9条を改正すべきだと思いますか。    改正すべきではない
問8 憲法9条と自衛隊の関係について、あなたはどう考えますか。            憲法9条を改正せず、自衛隊も現状のままでいい
問9 現憲法下で集団的自衛権の行使は認められると思いますか。 認められない


鈴木政二   自民党

問6 憲法を改正すべきだと思いますか。      改正すべきだ
問7 憲法9条を改正すべきだと思いますか。           無回答
問8 憲法9条と自衛隊の関係について、あなたはどう考えますか。 無回答
問9 現憲法下で集団的自衛権の行使は認められると思いますか。  無回答


八田ひろ子  共産党

問6 憲法を改正すべきだと思いますか。     改正すべきではない
問7 憲法9条を改正すべきだと思いますか。   改正すべきではない
問8 憲法9条と自衛隊の関係について、あなたはどう考えますか。                    憲法9条を改正せず、自衛隊は縮小すべきだ
問9 現憲法下で集団的自衛権の行使は認められると思いますか。 認められない


平山良平   社民党

問6 憲法を改正すべきだと思いますか。     改正すべきではない
問7 憲法9条を改正すべきだと思いますか。   改正すべきではない
問8 憲法9条と自衛隊の関係について、あなたはどう考えますか。            憲法9条を改正せず、自衛隊は縮小すべきだ
問9 現憲法下で集団的自衛権の行使は認められると思いますか。 認められない

※ 核武装については、自民が無回答のほかは、「将来にわたって持つべきでない」という回答でした。
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「銃口」を観て   楽石

2007年07月14日 14時41分19秒 | Weblog
昨日、三浦綾子原作の「銃口」を観ました。
主人公は、昭和12年に、師範学校を卒業した北森さん。
小学校の先生として頑張っていましたが、
昭和16年、太平洋戦争が始まる寸前に
綴り方教育を理由に「治安維持法」によって
検挙され・・・

というお話しです。

舞台は昭和12年の北海道の小学校の職員室から始まるのですが、
校長・教頭先生が軍国教育をめざして頑張っていました。

歴史は繰り返すという言い方がありますが、
今回観た印象は、今が、まさに昭和12年だというものです。
日の丸・君が代・愛国心教育は、戦前の昭和12年と同じレベルです。

    

そして昭和16年には、そんな北森さんたちも
戦争に邪魔とばかり、警察の留置所に放り込まれる。

そんな日本にさせないぞ!
選挙があるんだ!

    




コメント (4)
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アジア・カップ観戦のために  文科系

2007年07月14日 14時19分49秒 | スポーツ
昨夜の日本勝利で、アジアカップが俄然面白くなりました。日本が見事な「修正能力」を見せて一皮むけたから、今後がとても楽しみになりました。
他方、現状では日本以上の優勝候補だったオーストラリアがA組で1分1敗となり、1勝1分のチームが二つあるから、次のタイ戦に命がかかります。オーストラリアは勝てないと見ました。タイが勝ったオマーンと引き分け、タイが引き分けたイラクに1対3で負けているのですから。日本が雪辱できなくなるのは残念ですが、どうも気候に負けたようですね。

さて、アジアカップと言う以上に、サッカーの戦略的観戦ポイントです。これ以外のこと、観点は言うならば「細かいこと」であって、サッカー用語では「ディテール」と言います。念のために。

①先ずボールの保持率。敵ボールへの奪取力と味方ボールで敵を振り回す力です。
奪取力が強いチームは凄く怖いチームであって、オシム日本のこの力はアジアでダントツなのです。オシムはこのために、ボランチ選手を多く選出している。振り回す力とは、速い判断のパス回しとサイドチェンジの力などです。これもアジアではダントツでしょう。
これらの要素は、今回のような高温多湿が厳しい中では、もの凄い威力を発揮します。カタール戦がそうなっていたのですが、後述の③が足りなかった。それが、UAE戦では見事に修正されたのですが。

②次が、「得点への有力接近手段」ですが、高原のような「並はずれた個人」をまず見るのではなく、その前段階を見ましょう。
まず、ベッカムのような「良いクロス(横からのゴールへの放り込み)」の持ち主がいるかどうか。なんせベッカムはこれだけであの高給を取っているのですよ。日本には駒野と加地がいます。この能力だけを取れば、最近の駒野は「調子の悪いときのベッカム並み」にはなったでしょう。オシムが加地を重用するのも、明らかにこのためです。
次いで、速い判断のパス攻撃から、ゴール前への良い判断のスルーパス。この巧者も俊輔、遠藤、憲剛と多いです。

③最後が「詰め」です。ただし、これも先ず高原のような個人だけを見るのはやめましょう。「かなり決定的なときにゴール前へ何人詰めているか」です。これは「サッカー得点のセオリー」と言って良い。不器用な中山雅史がここまで点を取れて、生き残っているのは、これを根気良く続けているからです。良い得点者は「こぼれ球の側によく現れる」と言います。昔名古屋にいたリネカー、いまならイタリアのインザキかな。カタール戦と違ってUAE戦で修正が加えられたのはこの点だったのでした。

④加えて優れたポイントゲッターがいれば文句ないですが、これが防御術が発達し、実力も接近してきた今のサッカーでは凄く少ない。高原はとうとう、釜本以来待望久しい日本の大砲に育ちました。あのオシムが最近、高原のことをこう呼んだくらいですから。「キラーインスティンクト」と。日本語にすれば「殺し屋の本能」というところでしょうか。
因みに、高原の系譜を辿ってみると、「日本人FWの現代世界水準への歩み」が全部つまっています。
日本サッカー史上最強チーム、というよりも「史上最も良いサッカーをしたチーム」と呼ばれた「全盛期磐田のパスサッカー」の最若手として育ち、今も生き残っている(驚異です)中山に習い、この中山と高原はまた中田英寿の「視線、視野」を受け継いでいる。その後の高原はアルゼンチン、また日本(Jリーグ最後の日本人得点王になっています)、そしてドイツでと、苦労を重ねました。俊輔の目標には中田がいたけれど、世界水準FWは彼がパイオニアーであって、その苦労を想像すると涙が出るくらいです。アルゼンチンでは、今をときめくリケルメの同窓生なんですね。


世界でずば抜けて多くの国、人々が日々楽しんでいるサッカー文化というものを、少しでも多く理解し、楽しく鑑賞していただけるようにと、お節介がましく長々と書きました。「勝ち負け第1」ではなく、「結果オーライ」でもなく、「FWだけを見る」のでもなく、「ボールの行く所だけを見る」のでもない、そういう「サッカー観戦の王道」を歩んで欲しいです。とは、ちょっと言い過ぎたですが、日本の野球文化の一部にちょっと抵抗を覚えている者ですから。

サッカー・アジア・カップ、是非応援しましょう。
コメント (4)
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