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選挙で護憲派が考えるべきこと     風の太田

2007年07月27日 20時20分18秒 | Weblog
安倍政権を終わらせることばかりに気を取られているためか、見過ごされていると思われる重大な問題があります。民主党が比例区定数の削減という公約を掲げていることを忘れてはなりません。民主党の1人勝ちを許せば、とんでもないことになります。

前原氏などに代表されるように、民主党は自民党と変わらない議員を大勢抱えており、野党の立場でありながら実質的に自民党を支援している側面にも目を向ける必要があります。民主党が勝っても野党が勝つという保証はないのです。

2005年の郵政選挙ですら、選挙区ではすでに野党は票数の上では勝っています。1人区で野党票をどう一本化するかが、野党が勝つカギです。次期衆院選も視野に入れれば、1人区で野党票を一本化しなければならない課題は相変わらず続きます。「年金風」がいつまでも吹いているわけではないでしょう。

1人区で有力野党候補に票を集中させたいのであれば、民主党支持ではない護憲派有権者の協力が不可欠です。それには比例区と複数定数区での「お返し」が必要になるでしょう。比例区、複数定数区では民主党に票を集中しないことです。

複数定数区でも民主党に投票しなければ死票になるとの誤解がまだまだあるようです。しかし、今回の参院選でも、民主党に票が集中しすぎることで、野党2人当選できるところが1人だけ(2人区)、野党2人当選できるところが1人だけ(3人区)、野党3人当選できるところが2人だけ(東京選挙区)の確率が高くなってしまいます。

以上のように、どう考えても、比例区、複数定数区で民主党に票を集中させるメリットはなく、逆にデメリットのほうが多くなります。

民主党支持者も、民主党支持でない護憲派有権者も、義理が分からないわけではないでしょう。好き嫌いを越えた有権者選挙共同で、野党の勝利は確実となりす。

なお、護憲派有権者間の選挙共同も必要です。1選挙区に複数の護憲派候補が立っている場合、有力護憲派候補に票を一本化する代わりに、比例区などでは、その有力候補から外れた候補の護憲政党に投票することが大事ではないでしょうか。


コメント (4)
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小泉さんリリーフはないでしょうね。     ネット虫

2007年07月27日 00時05分18秒 | Weblog
 逆風止まぬ参院選で小泉前首相が引っ張りだことか。
 
 安倍さんが降板したら、リリーフの声もあるとか?

 それについてネット新聞「JANJAN」に「さとうしゅういち」さんの面白い記事が載っていました。

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小泉さんも実は、無死満塁で降板した先発投手ではないでしょうか。マウンドを安倍さんに譲った。そこで安倍さんが、後続にヒットを打たれたりして、点が失われた。

 野球の実況中継なら「安倍投手打たれました!」とアナウンサーは実況中継するでしょう。

 でも、もし、例えばです。2-0でリードしていて無死満塁で小泉さんから安倍さんに投手交代していたと仮定しましょう。小泉さんが残した走者が生還したために「自民党」が負けたとします。この場合「負け投手」は小泉さんです。

勝ち投手 小沢一郎
負け投手 小泉純一郎

エラー:柳沢、久間、赤城、麻生
暴投:安倍

 これが妥当な試合結果でしょう。

 私は、「プロ野球・政界リーグ・参院選」で、自民党が惨敗したら「負け投手」は小泉さんのほうがいいかもしれないと思います。もちろん、安倍さんが情けない救援投手であり、「試合を壊した」のは確かです。だが、ライトに回っていた小泉さんがいかにも安倍さんの尻拭いをするかのように、再登板して、ヒーローぶるのは違和感を感じますがいかがでしょうか?

                  さとうしゅういち

 
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