この20年ほどの日本は、その政治悪名が歴史に残る時代になると思います。以下にその状況、理由を描いてみますが、要するに子も孫も持てぬ人々が急増しているということです。今や、「生涯子を持てぬ男性が、近く半数になる」という社会学者もいるんです。
・何よりも、かつてない出生数減少と小国化。この小国化はよほどのことをしない限り取り返しが付かぬ状況になっています。30年も出生数が急減してくれば、近く若者になってくる国民自身が少なくなっているのですから。
・その直接的理由は、若い男女が結婚も子どもも望んでいるのに、それを諦めて来たということです。
・さらにその原因は、結婚相手に選んでもらえない男性が急増したこと。これを女性の側から観れば、望む収入の結婚相手に出会えないでいるうちに、結婚を諦めて来たということです。
・さらにその原因は、20世紀末の住宅バブル以来、日本の給料が先進国では珍しく上がっていないこと。就職氷河世代を筆頭に、実収入は下がって来たということなどです。
さて、上記のような状況がありながら、その間の最長政権が、こういう現実自身を隠す言論統制をやってきたという証言も多いうえに、「第一に、なによりも、国家社会を愛せよ」という政治をやっていました。僕にはなんとも皮肉に思えますが、皆さん如何? 子や孫がいてこそ将来日本も大事に思えてくると、それで人類国家社会は続いてきたと、こう語るのは言い過ぎになるでしょうか。
・何よりも、かつてない出生数減少と小国化。この小国化はよほどのことをしない限り取り返しが付かぬ状況になっています。30年も出生数が急減してくれば、近く若者になってくる国民自身が少なくなっているのですから。
・その直接的理由は、若い男女が結婚も子どもも望んでいるのに、それを諦めて来たということです。
・さらにその原因は、結婚相手に選んでもらえない男性が急増したこと。これを女性の側から観れば、望む収入の結婚相手に出会えないでいるうちに、結婚を諦めて来たということです。
・さらにその原因は、20世紀末の住宅バブル以来、日本の給料が先進国では珍しく上がっていないこと。就職氷河世代を筆頭に、実収入は下がって来たということなどです。
さて、上記のような状況がありながら、その間の最長政権が、こういう現実自身を隠す言論統制をやってきたという証言も多いうえに、「第一に、なによりも、国家社会を愛せよ」という政治をやっていました。僕にはなんとも皮肉に思えますが、皆さん如何? 子や孫がいてこそ将来日本も大事に思えてくると、それで人類国家社会は続いてきたと、こう語るのは言い過ぎになるでしょうか。
子どもが欲しかったのに、結局持てぬかも知れぬという男女。孫がいて当然と思っていたのに、望めないかも知れぬと思い始めた夫婦。
このエントリーにあるように、ここ40年ほどの日本の政治は、後世に名を残すべき悪政であった。民主政治というものは、税金で雇われている公僕が、国民の生活をよくせよとされたものだ。現代政治には、政治的イノベーションというものがあって、国民経済を良くも悪くも出来るのである。それが、世界先進国ダントツで悪い方にだけ進んだというのは、国民がよくよく考えるべきこと。政治家が、自分らの無能を、やむを得ず自然に生まれたように世論工作までやってきたという事実を、国民が知らないのだろう。
死人にむち打っても良いという典型的な職業と言うべきだ。