中国の南沙諸島への軍事的な進出が、アジアの緊張を高めている。
アメリカも、軍事力の軸足をアジアに移している。
尖閣諸島でも同じ構図。
今やアジアは軍拡競争の時代に入ろうとしている。
日本の安倍政権も、軍事費をアップする気配。
またアメリカは中国に脅威を感じている国を支援を表明。
これらの国々も将来的には軍事費を増やしていくことは間違いなさそう。
これから軍拡競争は本格的になりそう。
これを機会にお金を稼ごうと皮算用しているのがアメリカの軍事産業。
そして日本の軍事産業。
アジアはなぜ緊張状態に陥ったのか?
もう一歩過去にさかのぼれば、石油などの資源が発見されたため。
では、誰が資源があると公表したのか?
ここから、どんなことを想像されるかは、各人それぞれでしょうね。
さて先回の選挙は、安倍さんの唱える改憲・革新と現状維持派との戦い。
結果はさまざまな読み方がありますが、安倍さんの優勢勝ちといったところでしょうか。
現状維持派は、なぜ敗れたのか?
答えは明白。中国の進出にたいする策が現状維持派に欠けているから。
とくに難問の安保と9条をどうするのか?
私は難しいけれども、日本は真の独立国となるように努めるのが一番と考えました。
安保を少しづつ改訂。対等にする。
これは沖縄問題を解決することでもあります。
軍事力をアメリカの手下としての役割を脱して、独自で自衛できるように
増強する必要もあります。貧乏になりますが・・・
結果的には軍拡競争から一歩距離をおけるようになる可能性があります。
これを目標として掲げるしかないと、今は考えています。
また、陰謀廚が喜びそうな放り込み方だな笑。
安保を少しずつ改正、自力で国防…
前にも何度か中国の進出に対してどんな手を打つかと聞かれ答えたが、アメリカと対等で自力防衛という形は、言葉には出来るが実際問題は不可能に近い。
アメリカが日本及び東アジアに第七艦隊始め兵力を置くのはアメリカの政策上重要だから。従って日本に軍事費を増大し自力で防衛してくれと言うメッセージは送らないし、日本からそういうメッセージが届いたとしても了解はされない。
そもそも、自力でこの広範囲を防衛することは例え貧乏になる覚悟を持ったとしても無理がある。限度を超えて貧乏になる。
それこそ国内世論が収まらない。与党がそんな選択は取らない。
では野党が公約に自力防衛なんてやれば9条処じゃなくなる。例の矛盾が更に大きくなる。それはそれで面白いが。
これ以上軍事予算を増加させるコンセンサスが取れるのか?
これ1点だけでもほぼ不可能だろう。
そして中国の海洋進出は今現在止まらない問題なんでその対応はアメリカと同盟国が協力して解決すべきで時間もあまり無い。
向こうは核心的利益で行動してるわけだから。
でも、それから抜け出さないとダメということも
明白ですね。
どうしたら良いかな?
アジア諸国じゃなくて、中国。
モメる相手は、色々だけど、その一方は、いつも中国。
軍拡に最も励んでいるのも、中国。
・・でも、サヨ達は、一言も批判できない。
沖縄基地の問題については日米で現状でも改善の余地はある。まあ異論はあるだろうが。尖閣や領海の安定を考えるならば沖縄の米軍は外せない。
らくせきさんの書いたことで最も難しいのは、自力で防衛しましょう防衛費は増え貧乏になりますがの所。
この増大した軍をどの政党の政権が管理するのでしょう?
今の野党は防衛予算が少し増えたら大騒ぎ。そら戦争が始まるぞとシンパを集め国会前でデモもやる。アメリカと対等からの自力防衛なんてのはさらさら頭には無い。
また、自衛権は認めないが自衛隊は認めるなんてレベルでは無い兵力、装備になる。
そうするとこの軍は自民党の管理する軍になる(まあ普通に考えればね)。
或いは新保守政党でもいいが。
アメリカとの対等の関係を構築し、同盟国から離れずに(仮想敵国にならない為に)自力防衛を実現する離れ業が必要になる。
確かに書いてる分にはかっこいいが日本がそこまで軍事大国になる必要があるのか?
何度か今まで書いてるが、経済水域を含めた日本の防衛範囲は世界第6位程度の広さになる。広大なんだよ。領土は小さいが南北に長く、島国だから海域が広大になる。
だからアメリカの力を利用し領土領海を防衛することはおかしなことではない。
一体誰がこのプランを支持するのか?
そして抜け出さないとダメなのが明白なのか?
どういう形でこれを実現させるのか?
もう少し書いてもらわないと、とてもじゃないが分からない。
それに現実論ってのは様々なプランや議論、妥協の産物だからね、その中には理想論も入っているんだよ。
いざとなっても手続きだ何だと身動きがとれない軍隊では宝の持ち腐れになるから。
武器だけではなく法制面でのバックアップは今よりも重要になるので。
話しているようですね。
まず、理念が大切でしょうね。
夢の様なプランでも。
東アジアの国々が、それならば・・・と賛成できる。
それには資源の分割をどう公平にするのか?
ウインウインの関係をどう構築していくのか?
まずは、これではないでしょうか?
問題意識。
この辺りは重なるところが多いと思う。
一番別れるのは、難しい理念をサクッと語るかどうかだろう笑
わたしは、それが出来るならこんなに苦労はしないと考えていくから笑
資源の分配にしてもそうだよね。
みんなが納得する着地点というのは国際間では無いと思うから。
妥協を重ね、必ず不満のガスが貯まって何処かで爆発する。東アジアで言うならばやはり中国をある程度おとなしくさせないと駄目で、それには交渉よりも何処かのタイミングで武力は必要になる。アメリカのね。逆に言えばそれまでは中国も今のイケイケの姿勢は崩さないだろう。
それは中国がそれだけ大国になったからで、一度そういう路線に舵を切ればなかなか方向修正はしないでしょう。
現在は停戦中なだけで。
両国はいまだ戦中。そして中国は北を支援中。
だからことある度に北のトップはソウルを火の海にすると恫喝し、日本海にミサイルを飛ばす。
仮に東アジアを安定させるとすれば先ず半島からだろう。韓国も北朝鮮も日本にガタガタ言ってる場合では本来無いんだよな。
お前たち戦争中だろ笑
続けるのか止めるのかさっさと決めろよと。
これ中国は嫌がるだろうな。北朝鮮が落ち着くと鉄砲玉に使えなくなる。ま、いっそのこと韓国を鉄砲玉にするかもしれないが。台湾は新トップが大陸とは距離を置く路線なので中国としては恫喝しようが何しようが韓国の首根っこは押さえておきたい。
近平も外交は失敗続きと内部批判も絶えないのでイケイケ路線に一層気合い入れてるんだよな。
尖閣については、アメリカの新大統領が決まった時点でちょっとした限定的武力衝突位は想定した方がいいと思うね。中国からするとアメリカの新路線を探るのは重要なんで。それには尖閣が丁度いいだろう。お互いの被害も最小で済むから。
おれは個人的に好きでも嫌いでも無いが安倍総理の外交は非常に良。
日米関係も戻したので、中国相手に下手に出る必要は無い。
今の韓国を見れば、日本でもあのまま民主党政権だったらゾッとするね。アメリカ相手の鉄砲玉にされかねないところだったから。
というわけで、安倍政権の外交路線はとても評価する。
この自明の理をどう説得できるのか?
でしょうね。
日本はそれを説く最良の立場にいるのでは?