原発、酷いニュース二つ 文科系
今問題になっている1号機のメルトダウンは、小出裕章氏がずっと繰り返し指摘、警鐘してきたこと。この指摘は、ここでも何回かご紹介した。彼は今でも、1号機について再臨界発生を恐れているはずだ。
ところが、昨日と今日、あと二つの非常に深刻と思われる記事が、中日新聞に載った。一つは昨日のもので、「高濃度汚染水 再び海に 福島第1 3号機立て坑から」。
そしてもう一つは。本日の27面に、「79年に被ばく 元原発作業員」。原発運営が昔から、多くの作業員に酷い被爆状況を強いて成されていたことが分かる。それも無知作業とその黙認のままに彼らを放置して。そんな彼らが今、労災にも認定されないのは何故なのか。「高給だったのだから、覚悟していたはず」とでも言うのだろうか。だとしたら、金で人のほっぺたを叩き、無法を通す確信犯だ。労基局までがこの犯罪のグルだったということなのか? 社会問題にさせないための隠蔽工作をする、「労災」監督官庁? それなら「労災促進官庁」ということになるが。とんでもないことだ。
ともあれ今日は、3号機立て坑の高濃度汚染水問題を取り上げたい。漁民たちの遠い将来までがかかった、とても恐ろしい事実が、ここには含まれていると考えるから。
以前2号機が高濃度汚染水を垂れ流しにしていたと、大問題になったことがある。ところが、その2号機の垂れ流し目視点検が、4月20日で打ち切りになったのだという。そして酷いことに、こんなことが書いてあるではないか。
『福島第1原発3号機から11日、高濃度の放射能に汚染された水が海に流出していることが分かり、ほぼ同じ状況で流出した2号機の二の舞となった』
『11日昼に作業員がこの立て坑に水が流れ込んでいるのを見つけた。水位は上がっておらず、近くの海に漏れ出していると判断した』
そして、今回の何よりも唖然とした話が、こうだ。
『3号機の立て坑は開口部にがれきが積み重なった状態で、11日に取り除くまでそもそも目視確認を一度もしていなかったことも分かった』
3号機って、恐ろしいモックス燃料を使ったものではなかったか。だから近寄れなかった、だから目視もできなかったと、そんな疑念さえ湧いてくる。それにしても、漏れ始めたのはいつのこと? 3月からずっと垂れ流しだったのだろうが、大変なことだと思う。こんな重大なこと、なぜロボットを使うかなにかしてでも、至急に確認しなかったのか。半減期が恐ろしく長く、かつ透過力が強い放射性物質だったかで、海、漁民への影響は計り知れないと思うのだが。
東電の事故処理作業はもう、伏魔殿というしかない。今後も何が出てくるか分からなくって、恐ろしい。国民を何だと思っているのか!
つまり真の加害者は、東電でも、地震ですらなく、文化系さんのような、何ら数値にも科学的根拠にももとづかない、「被害」を言いたてる人達だって事に、そろそろ気づくべきだろう。
『僕の言葉のどこが風評? その証明が何もなくってただ風評だと、他人の言葉へのそんな風評は、流さないで欲しいもんだ』
それとも、僕のこれが風評だと、君に証明できるのかな? できもしないくせに! それとも、『これが風評だ』と、一度僕と論争して見る?
初めて聞く話もありました。
それは、何故「助教=助手」かということですが、実は命令したり管理事務の伴うことはしたくないので、教授人事には応募してこなかった!
また東海村で被曝した大内さん笠原さんのこと。最初は水戸病院に運ばれたが、直ぐに放射線医学総合センター、そして東大評院とたらい回し。
そのときの二人の腕の写真は、ヒロシマ被爆者と同じで正視出来ず。この経過は、『朽ちていった命』(新潮文庫)に綴られているそうです。
収束はいつ頃かとの質問には、公表されたロードマツプは破綻しているが、それよりも既に作ってしまったヒロシマ原発120万発分をどうするかという問題がある。
また小生が、許せないとコメントしてきた小佐古氏をどう思うか、という質問に対して、小佐古氏にチンピラ扱いされてきた小出さんは何と答えるかと思ったら、「えっ!と思ったいましたが、危険だと言ってくれたから、まぁいいんじゃないですか」。
神奈川足柄茶に放射能、と報道されていました。
調べればもっともっとありそう、どうなってんの。と腹が立っています。
風評は「庶民の知恵かもしれない」とふと思いました。、
そうですか、お茶愛好の同志ですか。でしたら、関連随筆は楽しんで頂けたのでしょうか。
僕も昨日、娘婿からこう言われました。
『お父さん、静岡茶はもう、買わない方がよいですよ』
ちょっと驚いた。まだ、箱根の向こうぐらいだと思っていたから。福島原発、とうとうここまで来たんだ! 今まででもそうだが、なんと罪作りな奴らか! 今なお、ばんばん放射能が出ているのだろう。昨日お知らせした中日新聞の「3号機高汚染水 3月以来ずっと垂れ流し。その自覚も探査もなし」のように。
これで、「単なる天災」とか、「東電も官僚もお咎めなし」とかになったらもう、「神も仏もないモノか」だな。
このマッチ・ポンプならぬ、ポンプ・マッチは、何とも笑えぬ話! 東電はどこまで無能なのだ! ろくに調査もしないで対策を打っているということを露呈した。
上に書いた、「3号機のだだ漏れ」も調査さえしていなかったのと同じことではないか。こちらは、怖い怖いモックス燃料の高濃度汚染水が3月からだだ漏れ。
つまり、高濃度汚染水だだ漏れなんか知ったこっちゃないのか、それほどに切羽詰まっていたのか。多分後者なのだ。1号機は、メルトダウンしていたことを隠し続け、小出さんらにそれを指摘され続けてきても対策がなく、途方に暮れて「水棺」に撃って出たというところなのだろう。
この連中、他にも、どれだけの汚点、失敗を隠していることか!
以前、随筆は読ませてもらった記憶はあります。
私の場合はただ、深蒸し煎茶をがぶがぶ飲むだけです。
湖西市長が浜岡原発をめぐる訴訟に原告として加わる、という記事が15日の朝日にでていました。
「私の生涯をかけて原発を止めたい」とのべているそうです。