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金さんの商取引    らくせき

2011年08月27日 09時46分10秒 | Weblog
民主党の党首選挙がニュースを占めていますが、
北朝鮮の金さんのロシア訪問も大きなニュースだと
思いますので一言。

北朝鮮の金さんが、久しぶりのロシア訪問。
ロシアが、天然ガスのパイプラインを
北の領土内を通って、韓国へ伸ばすのに合意したとのこと。

帰りには中国によって会談の内容をみずから報告した。

金さんは、この商取引で、パイプラインの通過料金を手にしたことに。
工事が行われれば、北の人々の就労の場となり、お金も入る。
一石二鳥も三鳥もある取引。

メリットはありますが、一種の国を売る行為と非難される可能性もあり、
権力闘争の新しい火種になる可能性もある。

金さんは、核の凍結をも打ち出して、平和な顔を見せている。
本心なの?仮面では?と思う人も多いと思います。

私は、これは本心だと思います。
ただ、国内の権力争いの事情で、急に好戦的になるのも本心です。

好戦的になった場合、パイプラインをとめるという
非常手段に出ることも十分にありえます。
その場合は、韓国の反発は大きく、関係国をも含めて
半島の危機は今以上のものになるでしょう。

そうした危険をはらみながらも、前進への大きな一歩では
ないでしょうか?




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6 コメント

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朝鮮日報より (らくせき)
2011-08-28 09:31:32
ロシアは、シベリア産天然ガスの輸出をめぐり、
中国と価格交渉を行ってきたが、
価格引き下げを要求する中国の壁に阻まれている。
このため、韓国・日本を輸出対象国に引き入れ、
中国を圧迫しようとする意図があるとの分析が、
中国国内で持ち上がっている。

中国とロシアは、シベリア産天然ガスの導入プロジェクトに合意、
中国が毎年680億立方メートルのシベリア産天然ガスを
パイプラインで輸入することで合意し、価格交渉に入っていた。

ロシアは、1000立方メートル当たり400ドル、
中国側は、200ドルという条件を譲らなかった。

中国が導入を目指している天然ガスの量は、
ロシアが欧州に輸出する天然ガスの3分の1に相当する。

ロシアは、北朝鮮経由のパイプラインを建設し韓国を需要先として確保し、
日本には液化天然ガス(LNG)の輸出量を増やす案も進めている。

日本は脱原発に移行しようとすれば
ロシアの良いお客さんでしょうね。
これでは金さんは、帰りに中国に
アイサツしなければならない訳だ。





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ロシアと金さん (文科系)
2011-08-28 12:45:51
 ロシアと金さん、どっこいどっこいですね。両方とも強権政治。一方は、隠然と、他方は公然とだけど、いずれの指導部もまー、狂犬。プーチンという奴、とにかく嫌いです。ソ連崩壊のどさくさに、隠然暴力で政権についたことがあきらかな、なんせ元KGBですから。
 こんな二つで韓国の首根っこを押さえるって、果たして上手く行くかどうか。先ず、乗りませんよ。余程の対価、保障がない限り。
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しかし・・・ (らくせき)
2011-08-30 19:19:49
考えてみると、金さんが平和への道を歩めば、
東アジアの未来は明るい。
旧満州を中心とした新しい経済圏が
誕生するに違いない。

その時の経済的なメリットは想像以上に大きい。

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それが? (文科系)
2011-08-30 20:35:50
 別の項で「封建主義下の遅れた国のブルジョア革命・上からの改革」というのを書きました。金さん所も、カダフィさん所も、ロシアも、中国も、「そういう色彩の『社会主義革命』」という性格が標榜されたのではなかったでしょうか。強権でもって過去の身分制度はなくしたけれど、全体主義的な国家官僚制度のようなものが新たに生まれている。それでも、農奴みたいに土地に縛り付けられた身分・「生涯職業」が消え、職業、教育の自由・権利などが認められたのは、庶民にとってはるかな前進だと、僕は思いますよ。
 が、この「全体主義的な国家官僚制度」が、あのように世襲の絶対身分を頂点とするものであっては、やはり持続は難しいと思います。だからこそ現に、言論の自由も何もないわけでしょう。それを破れば殺されるという、治安維持法のようなものがあるわけでしょう?近代国家とは言えませんよ。無理がある。
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金さんの夢 (らくせき)
2011-08-31 18:59:43
多分、不可能でしょうが、金さんは
日本やタイの君主制を夢見ているようですよ。
経済の発展は、その道を開きますが、
金さんが生き残る可能性はほとんどないでしょうね。
それを占うには、今後の中国の独裁体制が
どう柔らかな政治体制に移行していくのか?
にかかわっているでしょう。
生きているうちに見られるのか?
長生きはしてみたいのですが・・



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僕の分析 (文科系)
2011-08-31 21:45:54
 あの貧しい国に、凄い特権階級がいる。石油があるリビアのカダフィ体制よりも、治安維持法、不敬罪がある点ではるかに貧しく、差別、弾圧も酷い。これを正当化するイデオロギーが「第何番分子(階級)」という新身分制度。諸外国はこの身分制度をいつまでも問題にするはずだし、その援助があっても生産力は上がりそうもないし、この特権階級挙げて金王朝を維持するしかないわけ。単に金さんなんかの利益では到底ないと思う。
 中国はこれとは全く違うと思う。個人独裁ではないし、まして、太子連中は居ても日本の貧富の世襲のようなもんで王位世襲とは全く違う。金王朝ほど確然とした血族身分もないし、ね。
 こうして、中国は共産党特権を除いては、近代国家になりつつあるけど、金王朝は全く違う。カダフィかムバラクの運命しかないと思う。同じように最後まで抵抗するはずだ。
 
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