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ニシノジャパン(6)サッカー協会長辞任が必然 文科系

2018年05月16日 02時38分40秒 | スポーツ
 標記のようなことを書く前にも、本日は言っておきたいことがある。今日16日、アジアチャンピオンズリーグに唯一勝ち残っている鹿島の決戦がある。第一優勝候補と言って良い上海上港に鹿島が3対1で勝った第1戦に続く、第2戦目だ。これに勝つようなら、鹿島の優勝がクローズアップされてくる。すると、今年末の各大陸優勝クラブトーナメントに出場できることになる。そして、ここで南米代表を負かして世界2位クラブになった実績を持っている鹿島だからこそ、今日16日の上海上港戦は否が応でも大注目ということ。日本勢には珍しいようなコンタクトと走りを、ここでは特に見せ続けて来た鹿島なのだから。


 さて、ハリル解任の経過を少し詳しく調べた。その結論として、以下を主張したい。
①ロシアの結果がリーグ戦落ちならば、会長は辞任すべきである。
②ただし①には条件がある。ひとつは、ハリルのチームコンセプト、選手選考基準と異なる方針に替えて敗れるならば絶対。これを取り入れて敗れるならば、戦いの内容次第とも。

 以上の結論の説明をする。
 解任理由を会長はこう述べた。
①『選手とのコミュニケーション、信頼関係が崩れている』
②『このままでは勝てないと判断したので、勝つ可能性を少しでも増やすために、協会長権限である監督進退を判断した』

 
 上で、信頼関係が崩れていると結論したのは、看板選手らの監督批判の直訴などがあったからだ。その監督批判に対して、監督の意見は何も聞かずに解任を決めたことも明らかである。選手側からの意見だけを取り入れて「このままでは負けるから、ちょっとでも可能性を!」と、会長が判断したということであろう。なお、選手・監督間の意見の相違とは、ブラジル大会でも問題になった「繋ぎを増やすか否か」にあることも明らかだ。

 さて、これでもって「繋ぎ主体のチーム」に変えるならば、ハリルを選んで強化期間を無駄にした会長責任が問われる。また、ハリルコンセプトを今後も一定取り入れて敗れるとしても、選手の意見だけを取り入れて監督の意見をなぜ聞こうともしなかったのかという落ち度が、指摘されるだろう。
 そもそも信頼関係とは相互責任ではないのか。そして、代表監督と看板選手との対立なんて、サッカーでは日常茶飯事に起こること。そこで一方的に選手の意見だけを容れた協会の態度は、今後に大きな禍根を残した。
「自分を選びそうもないと見える監督なら、著名選手などはどんどん協会に批判直訴をすればよい!」

 いずれにしてもこれは、会長責任問題である。ロシアで予選リーグを通らなければ、サッカー協会会長は辞任すべきである。そしておそらく、良い結果も生まれないだろう。生まれる可能性は、31日の選手選考メンバーを観れば分かると目論んでいる。
 ちなみにもう一つ、ハリルの元でもコーチを務めていた手倉森の意見がどれだけ取り入れられるかが選手選考も含めた今後の鍵になると、僕には思われる。取り入れれば勝つ可能性が増えるし、取り入れなければ弱くなり負けると愚考するからだ。先年、弱小仙台の躍進を導いた手倉森の戦い方と、彼が世界にも通じているというその力に、僕は西野よりもはるかに大きい期待を寄せている。彼に代表の希望を観るような心境で。

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ACLで鹿島ベスト8 (文科系)
2018-05-16 23:53:07
 優勝候補と言って良い上海上港相手に鹿島がACLを勝ち抜けて、ベスト8に入った。今日は1対2だったが、2ゲーム合わせて4対3で。

 今度の相手は、韓国か中国。この東アジア勢には、先ず鹿島は勝つだろう。ゲームが本当に上手いから。攻めると守るのメリハリや、その変幻自在の切り替えが、上手いのである。そして結局は、走り勝って、守り勝つ。19歳などと、若い選手もどんどん出ているし。

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