本日朝日新聞冒頭二面続きびっしりの記事は、まさに衝撃だった。日本の政治を根本から振り返り、新たな再出発を図らねばならぬような内容とさえ言える。まず、一、二面それぞれの大見出しを並べてみよう。
『教団票「十万票は切らない」 旧統一教会が支えた安倍派候補』
『自民と旧統一教会 共鳴の半世紀』
そして、二面二つの大見出しが、
『「右派思想が相性良かった」岸元首相の教団人脈は清和会へ』
『政治保護求め、教団は晋三氏に近づいた』
これらの見出しからも分かるように、岸から安倍へと三代続きで報告、解説された「共鳴」「相性」「政治保護」が歴史順に、詳細に明らかにされてある。「岸と文鮮明が握手している写真」、安倍が教会関連団体の雑誌表紙とかイベントへのビデオメッセージとかで登場している写真までついている。こんな公然たる事実が、なぜ今まで明らかになっていなかったのか。そしてまた、今どうして明らかになったのか。この二ついずれについても、背後に大きな歴史的陰謀さえ絡んでいると思える重大性をはらんでいる。
教団被害者のことを何も考えず、これを選挙、政治に利用してきた「公僕」三代! 日本政府、国会は、これでも安倍国葬をやっていくというのか! また、こんな安倍を持ち上げて来た文化人や知識人はこれから一体どんな顔でマスコミに登場できるのだろう。