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「よたよたランナーの手記」(168) 猛暑の中で・・・  文科系

2016年08月12日 12時30分15秒 | スポーツ

 猛暑の中だが、色々試行錯誤をしながら走っている。そして10日にはやっと再び30分2回で9キロを越えた。前半が4.4キロで、後半が4.6キロと。

 僕の今の力でこのスピードだと、ウオームアップ低速込みの前半はかなり無理をしている感じで、後半はちょっと余裕がある。ただこの9キロ越えは、月1度の抗癌注射が始まった6月以来約1ヶ月半ぶりのことであり、新しい身体の状態に自分なりの対策によってやっと慣れてきたということだろう。

 速度を上げて行く日々は後で疲れが激しいものだが、その度合いを和らげていくような「上げ具合」も順に分かってきた。とにかく先ずウォームアップに時間をかけ、自分なりの高速では長く走らず、自分にあったという意味で正しいランニングフォームに極力注意を払う。自分にあったランニングフォームって、僕のようにいつも心拍計を付けてこれを観ながら走っていると、これがいかに大事かということも、そのやり方もとても良く分かるのである。フォーム次第で同じ速度の心拍数が瞬時に10ほども違うのである。

 僕の場合はこうだ。なるべく上半身を立て、呼吸を「意識して」規則的に大きく行う。上半身の立て方は、骨盤の真上にこれを真っ直ぐに乗せる感じだ。その上で、後ろ足をちゃんと蹴って腰を前に運ぶように意識して走らないと身体が前傾してしまう。呼吸と上半身、この二つで気を抜いていると、すぐに10近くも心拍計が上がっていて驚くことも多い。そして、かなりギリギリで走っている老人にとっては、この心拍数10の違いがとても大きいことなのである。心拍数10とは、僕の場合で言えば下手をすると時速にして1.5キロほどの差になるはずだ。好調時に時速9キロで走っていたのを10.5キロに上げるとちょうど10ほど心拍数が上がるというわけだ。
 筋肉も心臓も、自然には調節、反応してくれないということなのだろうが、これも年のせいと考えている。だからこそ、老人ランナーには心拍計を付けてこれを確認しながら走ることを是非お勧めしたい。老人ランナーのランニング中の重大事故が心臓に関するものがほとんどだからであるし、記録を上げるトレーニングとしても最大の武器になるのだから。心拍計が、走行フォームを自分の身体に合ったという意味で正してくれるのである。自分の身体に最も正しいフォームというものが、自然には感じ覚えられなくなる年齢というものがあるのだろう。

コメント (1)
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