まだ早いとは思ったが、どれくらい赤くなったか、期待しながら目指した。
朝は予報が2度、うちの温度計は0.5度と申し分ない冷え方だった。少しは進んだべが。
到着すると鮮やかな色に染まったモミジに、まだ緑の葉に、グラデーションの素晴らしい色彩が目に飛び込んだ。空は青一色。これ以上ないシチュエーションだった。
人もかなり出ていた。駐車場が、それでも半分くらい。少し下らないと行けないので、入り口付近に停める人も居る。
次にダム堰堤まで上がる。山は盛りのようだが、まわりはそうでもない。ただ風も無いので、歩くにはちょうどいい。
高所恐怖症気味のオレには、あまり気分は良くないが。真ん中を歩いて、下は覗き込まない。それでもバランスを取るのが難しい。
330mの直線を往復した。放送局のカメラマンと女子アナも来ていた。小柄な彼女だが、結構な食欲の秋だったんだな。あの恰幅では。テレビより太く見えるって、珍しくないか。
全部真っ赤も見応えあるけど、こういうのも好きだ。絵を切り取る側としては、食欲をそそる。大分、目の保養になった。
今回は色温度というのを補正してない、カメラの目が見たままの色なので、人間の目には、もっと赤が強い。これより実際は紅葉が進んで見えるはず。
10時に出て、買い物もして、戻ったのが12時すぎ。片道35分の手近なスポット。ここは押さえたぞ。今年も。