松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

人を、感動させる歌とは何か。

2015-12-08 16:44:32 | 日記・エッセイ・コラム

 全日本歌唱力選手権という番組を見ました。というのは、その前のローカルニュースで、男鹿の中学生の女の子が民謡で準決勝で出るというので、歌っている所を流したからです。

 20人をABに分けたA組は、まったく大したことはありませんでした。人を感動させる以前の、ただのカラオケの上手い人に見えました。しかしB組に入り男鹿の彼女が素晴らしく通る声で歌いだすと、審査員の目の色が変わるのでした。確か1044点位だったと思います。1100点満点です。

思ったのですが、全員1000点を超えるのなら、上の二桁は要らないと思います。その後が凄かったです。凄かったというのは、点数の上がり方が。

次々更新して、彼女は番外に落ちてしまいました。沖縄の少女も良かったです。懐かしのディープ・パープルのBURNという曲でした。ハードロックです。ざんばら髪の目立たないメガネの子が、イナバウアーのように、のけぞったあたりが、最高に盛り上がりましたね。

でも中学生で歌唱力日本一というのには、疑問が残ります。人生経験の中で、中学生が自分の人生を賭けた歌が、歌えるものでしょうか。特に演歌は実体験が物を言います。社会人でもない中学生が、人を感動させる。あり得ないことです。それが本当の歌唱力なら、今いる歌手は全員廃業した方がいいです。

ただ、将来性を感じさせる人間がいたことは事実です。男鹿の彼女も含めて。おそらく2年前、中一で出場した時は、初めてだから審査員全員をビックリさせたのでしょう。それで準優勝したのでしょう。今の方が下手だという事はないと思います。

決勝はだから見ませんでした。録画した韓国版「家政婦のミタ」を鑑賞しました。完全リメイクで、同じストーリーですが、なかなか韓国は、こういうことが上手です。

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